あにきんぐのブログ一覧

今回のアイスランドの最大の目的は
大晦日の花火「Bon Fire」
を見るためです。

アイスランドでは法律で、花火を上げることは禁止されていますが、唯一大晦日の夜だけは解禁になります。
アイスランド市民は、大晦日の夜を花火で祝います。

18時頃から、ちらほら花火の破裂音が聞こえ始めました。
夕食が終わって21時頃に高台に登った時は、それほど迫力のある花火の量ではありませんでしたが、新年のカウントダウンが近づくにつれ花火の量が増し、レイキャビック市内見渡す限り360度から花火が上がるようになります。

その量の凄いこと何の…
日本の花火は開催場所から打ち上げられますが、アイスランドでは、各家の庭から打ち上げられます。大阪のPL花火が12万発とか言われていますが、レイキャビックの市民一人がが10発としても100万発は上がることになります。
それが各家庭から…　おそろしやww





<embed src="http://f.flvmaker.com/player.swf?id=sbxcQpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosq7NOnVQY2dk_keWW5LWlFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" width="480" height="391" allowScriptAccess="never" allowFullScreen="true" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
まさに1年の鬱憤を晴らすかのように狂ったように花火が上がります
そして新年の瞬間は最高潮に達し、爆音と光で辺りは包まれます。
花火は深夜遅くまで続きました…　　　寝不足
翌朝、元旦は一転して平和な静かな朝でした。

動画では花火が潰れて小さくしか見えていません。
一度体感してみないとわからないかもしれませんが、ボンファイヤナイトはかなりお勧めです。これを見に来るだけでも価値はあると思います。
本当に良い1年を締めくくれました。

12/30から再び逃避行動です。
というか年末年始の旅行になります。
いつもよりゆったりの旅支度(といってもギリシャ旅行から1日あけてですが…)でお昼前のフライトでアイスランドに向かいました。
南の次は北ですww



アイスランドの日照時間は
日の出　11:30
日の入　15:30
と、極端に昼間の時間が短いため、アイスランドに到着した時は、既に暗くなり始めていました。空港で換金しようと思いましたが、アイスランド銀行が破綻して、レートがはっきりしていないので、換金は断られましたww
ATMでおろした分と、残りは全てカード決済。

30日はとりあえず移動日ですることはありませんでしたが、31日は朝からバスツアーでアイスランドの見所を回る「ゴールデンサークル」ツアーに行きました。
まずは夜の明けぬ9時レイキャビックのバスステーションから出発です。
最初に向かったのは地熱発電のプラント。
硫黄臭が漂います。発電機＆タービンは三菱製で三菱から送られた兜が飾ってありました。
夜が明け始め明るくなった頃といっても11時頃ですが、グトルフォスに到着です。
　
冬でも暖流のおかげで温暖なアイスランド。雪解け水が川となり滝となり、その姿は圧巻です。
お次はゲイシール。
　英語でGayserを意味する間欠泉です。
5分おきくらいに「どどーん」とお湯が噴出します。
これも皆さん噴出の瞬間を待ってカメラを構える姿は滑稽ですww

そしてバスで移動し、アメリカプレートとユーラシアプレートの交わる地点へ。
　雪山と湖が美しいです。

日の暮れる頃、シングヴェトリルに到着。
ここはバイキングによって世界初の議会が開催され制定した場所…らしい。
現在は国立公園に指定されています。
　2008年最後の夕日。

そしてレイキャビックに戻り、バスツアー終了です。

レイキャビックの港から見えた、ジョンレノンとオノヨーコの「イマジン・ピース・タワー」からの光が天まで延びていました。

世界最北の首都から平和の発信…の意味があるようです。

残念ながらこの天気ではオーロラは無理でした。

タイトルの画像は、駐車場で見かけた4駆の哀れなパンクした姿。
オフロードもタイヤが命です。

アテネ到着の夜は雨でした。
空港から地下鉄で市内まで行きホテルにチェックインしましたが、途中のアクロポリス駅から降りたところでパルテノン神殿が見えました。
チョッと感動です。神殿というだけあって、やっぱり高い丘の上に建っているのね。

28日は朝からアクロポリスの丘に向かいました。
通常は有料のこの区域ですが、この日?(クリスマス休暇中?)は無料で入場できました。
まずは東側の高台から眼下に見えるイロドアティコス音楽堂です。


そしてブーレ門を通り抜けるとパルテノン神殿が現れます。

神殿の一部が修復中なのは致し方ないところ…


アクロポリスの丘から東側の眺め。
ゼウス神殿跡とアドリアヌス門が見えます。
街自体は少しごちゃごちゃしているので大阪みたいww

小雨の降る中の観光でしたので、すばやく周り11:30には空港着です。
13:30のフライトでロンドンに戻りました。

26日の午前中はゆっくり朝食の後、サントリーニ島フィラの街中をのんびり散策し、14:30のフライトで再びアテネへ。
今度の航空会社はエーゲ海航空。
プロペラ機かと思いましたが、小型ジェットでした。
アテネでトランジットの今度はミコノス島を目指します。
国内線とはいえ、乗換え時間が55分と短く、アテネ空港では1回外に出てから再びセキュリティのため心配でしたが、意外とすんなりトランジット出来ました。




不思議なことに、サントリーニ→アテネの飛行機とアテネ→ミコノスの飛行機は
全く同じ(ゲートも)で、しかも座った座席も、キャビンクルーも機内食(おつまみ)も同じでした。
こんな事もあるんですね。

ミコノス空港からミコノスタウンまでは3kmと距離はありませんが、日が暮れていたのでタクシーで移動しました。
　ミコノスタウンの港の夜景

翌日、27日は小雨。天気が悪いとミコノスの街の白壁が映えませんが、観光を続けます。

　細い路地が続きます。
道路の色の塗り方が独特です。石の大きさに沿って塗ってあるところと、関係なく縫ってあるところもあります。
場所によっては脇が白い部分が雪かきをして雪が積んであるようにも見えます。

　港からの街並み。朝市をやっていました。

　街の外れにある６基の風車
１基は屋根が飛んで壊れていました。

意外にミコノスタウンは小さいのであっという間に散策終了です。
雨がぱらついていたので、観光は終了し空港まで急いで歩きました。
夏なら綺麗なヌードビーチがいっぱいあるのにww
12時に空港に着いたのですが、定額チケットなので早い便に変更をお願いしようとしたら、元々の予約していた便の19:55まで飛行機が無いとな。
雨が本降りになってきたので、仕方なく空港で待機する事にしました。
オリンピックエアーとエーゲ海航空のチケットカウンターにそれぞれ人が１人。
それ以外は誰もいません。
エーゲ海航空の人は15時に帰ってしまったし…

空港で待つこと7時間。ようやくチェックインカウンターオープンです。
おかげでオリンピックエアーのチケットカウンターの人と仲良くなりました。

7時間空港で待ってフライトが30分というのは、さすがに悲しかったです。

再びアテネ空港に戻り、電車に乗ってアテネ市内のホテルに泊まりました。

イアから徒歩でフィラの街まで約3時間の道のり。
途中、夏場に金持ちに捨てられたと思われる躾の良い野良犬に尾行されさながらも、山沿いの道を歩きました。
クリスマスの日はバスがおろかタクシーも殆ど動いていません。
念のため行きに送ってもらったタクシーのおっちゃんの電話番号だけ控えましたが、使わずにすみました。
途中通り雨に遭いましたが、フィラに着く頃には快晴になりました。

遠くの半島の先がイアの街。ここから崖＆山沿いの遊歩道をあるきました。

　フィラの街もイアと同様、崖に家が建っています。

　フィラの街の大聖堂。

　崖の下は青く透き通る海が広がります。

　崖の下にはオールド・ポート(港)があります。
階段の往復で1時間半くらいかかりました。
夏場はゴンドラ、ロバの乗り物があるようです。

　今日泊まるホテルです。
崖沿いに立り、白壁が鮮やか。各部屋海側を向いておりベランダ付ww
この寒いのに屋外プールもあります。


空いている宿自体が少ないので、比較的混んでいました。
といっても10部屋も無いです。
　そしてフィラの夕暮れ。
部屋にてウェルカムシャンパンで乾杯。
エーゲ海に沈む夕日を眺めながら…クリスマスの晩餐。
ワインと夕食を部屋で楽しみました
オリンピックエアーの機内食で出たスナックとコンビーフ＆玉ねぎオリーブ炒めで幸せなクリスマスをww
だってクリスマスでお店が殆ど閉まってるんだもん。