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昭和の堕天使のブログ一覧

2018年04月05日 イイね!

こんなエンジンもう出ない!?



日本を代表する

自然吸気エンジン5選!!





                                                                                                      ベストカーWebよりコピペ(^^;







どんなカテゴリーのクルマといえども
環境性能を抜きにしては語れない時代になりました
燃費や効率を追求した結果、環境には優しくなりましたが
「クルマとして面白いかどうか」にはさまざまな意見があると思います


単純に「あの頃はよかった」と
言える話ではありませんが
ただかつて日本市場には
「アクセルを踏み込むだけで幸せな気分になれた
NA(自然吸気)エンジンがあった」ということだけは確かです

本稿ではそんな、おそらくもう発売することは難しいであろう
楽しく偉大なNAエンジンを5機
(「ターボ編」に続き)自動車ジャーナリストの
片岡英明氏に選んでいただきました







■選考理由は「スポーツ性」を優先


「NA」(Natural AspirationもしくはNormal Aspiration)
と呼ばれる自然吸気エンジンは
ダイレクトな応答レスポンスと高回転まで
気持ちよく回ることがチョイスの基準になる

また、官能的なエンジンサウンドも重要な要素
とくにマルチシリンダーは奏でるサウンドを重視した

燃費と排ガス適応能力など、環境性能も重要

スポーツ性を優先しているエンジンは
ある程度は割り切って評価した
このことから分かるように、燃焼が
不安定になるキャブ仕様は避け
1980年代以降の電子制御燃料噴射装置付き
エンジンのなかから選んだ

ターボ搭載車で選んだエンジン
(前回の「ターボ編」参照)は
そのNA版も高く評価できるが

より多くのエンジンの魅力を伝えたいため
あえて今回のノミネートからは外した

当然、高級なマルチシリンダーだけでなく
量産の4気筒や3気筒も候補のなかに入れている

軽自動車のエンジンもあるが
このクラスは過給機がないと非力なので
今回は選から漏れた
できるだけクラス別に選び
名機が多い場合はその中から
スポーティ度の高いエンジンを優先して選んだ



■ホンダF20CおよびF22C型/S2000

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「エンジン屋」を自認するホンダには名機が多い
オートバイやレーシングカーのエンジンを
数多く手がけているから
高回転まで気持ちよく回るエンジンが多いのである
また、NAエンジンに傑作が多いのも
ホンダの特徴だ
タイプRに搭載されている
ファインチューニングしたエンジンは
いずれも魅力的である

悩んだ末に選んだのは
後輪駆動のS2000のために設計された
縦置きレイアウトのF20C型直列4気筒DOHC・VTEC

高性能だけでなく
環境性能も考えた新世代の
スポーツユニットで、コンパクト設計も話題となった


バルブ挟み角を狭めて
シリンダーヘッドをコンパクト化し
駆動システムはカムチェーンとしている排気量は1997cc
11.7という驚異的な圧縮比を採用し
平成12年排ガス規制をクリアしながら
リッター当たり出力125psオーバーを達成した


その気になれば8000回転まで無理なく
使うことができ(許容回転数/レッドゾーンは9000回転)
6500回転を超えてからの加速も鮮烈だった
2004年の北米仕様から
F20Cを元にストロークを84mmから90.7mmに延長し
排気量を2.2Lに拡大
「F22C」に改良して常用域でのトルクを増加した


登場は約20年前だが
現在まで含めて日本車史上最高峰の
NAエンジンのひとつとして君臨している





■トヨタ2JZ-GE型/A80スープラ



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1990年夏
M型エンジンの後継機としてデビューしたのが
2887ccの2JZ-GE型直列6気筒DOHC
ストロークを詰めて排気量を2491ccとした
1JZ-GE型直列6気筒DOHCも用意されている
こちらは日産のRB系に対抗する形で登場した

3Lの2JZ-GE型エンジンはスクエア設計で
切れ味鋭い加速を見せつける
しかも実用域でトルクが太く
扱いやすいのが美点だ
応答レスポンスが鋭く
クルージング時は静粛性も高いレベルにある

プレミアムセダンだけでなく
スープラやアリストなど
スポーティモデルにも搭載され、好評を博した

この2JZ-GE型と1JZ-GE型エンジンは
1995年に第2世代に進化している
バルブタイミングを連続的に制御し
幅広い領域で高性能と良好な燃費を引き出せる
連続可変バルブタイミング機構のVVT-iを採用し
ドライバビリティに磨きをかけた
21世紀には直噴システム(D-4)を採用した
ハイメカツインカムの2JZ-FSE型も登場する






■三菱4G92型/ミラージュサイボーグ



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ミラージュは1985年から
「ミラージュカップ」と名付けられた
ワンメイクレースを開催し
このレースにホッテストバージョンを送り込んでいた


1992年10月、V型6気筒エンジンも設定する
4代目のミラージュに究極のホットハッチ
サイボーグRとRSを加えている
心臓は可変バルブタイミング機構に
リフト機構を組み合わせた「MIVEC」エンジン
型式4G92の直列4気筒DOHC4バルブで
排気量は1597ccである
最高出力は175ps/7500rpm
最大トルクは17.0kgmをなんと7000rpmで発生


ミラージュは1995年に5代目にバトンを託している
ZRを主役とするサイボーグシリーズには
モータースポーツ参戦のベース車両も用意された
搭載するのは
6000回転から上が刺激的な4G92型MIVECエンジンだ
スペックに変更はないが
全長とホイールベースを短くしているから
意のままの気持ちいい走りを存分に楽しむことができた

ホンダのシビック、日産のパルサー、トヨタのレビン/トレノと
熱いライバル争いを繰り広げ、なおその中で頭ひとつ抜き出ていた






■スズキG13B型/カルタス




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20世紀を代表する
スズキのホットハッチがカルタス1300GT-i
初代モデルは1986年に鮮烈なデビューを飾った

ファミリー系のエンジンは
1324ccの直列4気筒SOHCだが
モータースポーツでも使えるように
排気量を1298ccに下げている

また、高回転まで回るように
DOHC4バルブヘッドを架装し
燃料噴射装置を装着した
パワーバンドは狭く、ピーキーな特性だったが
操る楽しみがあるエンジンだ
しかも車重は730kgと軽量だから加速も冴えている

2年後の1988年
カルタスは第2世代のAF34S型にモデルチェンジ
リーダーの1.3GT-iが積むのは
進化版のG13B型DOHC4バルブだ。圧縮比を11.5に高め
インマニやエキマニの変更
プレミアムガソリン化によって115psを達成している
振動が弱点だが、8000回転まで元気に回り
驚くほどパワフルだ

が、当時のスズキはハンドリングが悪く
曲がらないから大変だった
それでもあの刺激的なエンジンは衝撃だった






■トヨタ1LR-GUE型/レクサスLFA



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このエンジンは
スペシャルすぎるので選ぶことを迷った
レクサスLFAは、わずか500台の限定販売車だ
当然、エンジンも限られた数しか生産していないのである

が、これまでに登場した量産エンジンのなかで
最高峰と言えるものであることは疑う余地がない
レーシングエンジンに限りなく近く
トヨタと(共同開発した)ヤマハの
叡智が詰まっている革新的なエンジンなのである
だから5機のなかに入れた

ヤマハが開発した1LR-GUE型エンジンは
レーシングエンジンのようにバンク角72度の
V型10気筒DOHCで、排気量は4805cc

コンロッドはチタンの鍛造製
ピストンはアルミ合金の鍛造製とし
圧縮比も12と高く設定している
重心を下げるため
オイル潤滑はドライサンプ方式とした

性能的に世界トップレベルにあるし
エンジン音も官能的
日本どころか世界の自動車史に
残る不世出の名機と断言できる






Posted at 2018/04/06 03:22:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高性能エンジン | クルマ

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何シテル?   07/24 15:03
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