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昭和の堕天使のブログ一覧

2014年09月07日 イイね!

SKYLINE Chronological table4




さぁ今回は6thから紹介していきますよ(^0^)/



ってコトは?




そうですあの「史上最強のSKYLINE」のキャッチコピーで有名な



「RSーTURBO」です♪^^



まずはHR30から見て行きましょうか!!(^^)









6th  SKYLINE ( 1981.8 - 1985.8 )









    NISSAN SKYLINE 2000GT-EX ( HR30 )








6代目となるR30SKYLINEはスカイラインの歴史上では

最も重要なモデルであったように思います

一般的には長年に渡ってスカイラインの開発責任者を担っていた櫻井氏が

世間に送り出した最後のスカイラインとして知られています



R30はスカイラインの歴史上で初めてボディサイズの拡大が止まり

僅かながらサイズダウンが実施されました

(全長-5mm全高は-15mm幅+40,45mm )さらに車両重量に至っては

旧型の同格グレード比で最大75kgも軽量化が実施された

画期的なモデルだったのです

空力特性の点に及んでも これまで他社に大きく遅れをとっていた

日産(スカイライン)でしたが R30に至って

ようやく本格的な風洞実験が行われ

ハードトップボディで cd 値 0.37 ( セダンは cd 値 0.41 )という

当時では国産トップクラスに並ぶ空気抵抗値を得るに至りました



エンジンユニットについても エンジン名称こそ同じながら全くの別物

と言って良いほどの改良、性能向上が行われました

箱スカ以来 連綿と使い続けられた L20 型ユニットは

NA モデルの L20E 型ユニット単体で

21kgという驚くべき計量化が実現され

圧縮比もこれまでの 8.6:1 から9.0:1 迄引き上げられました

電子制御システムについても EGI から ECCS と呼ばれる

統括制御システムへ進化して カタログ上の公表値こそ先代から

変わっていませんが 実際のパフォーマンスは

大幅に引き上げられていました

この最終進化形とも言える L20E 型ユニットは

R30スカイラインより大柄で重いレパードに搭載されても

ゼロヨン17秒前半を記録するなど初期の頃の

L20 型 SUツインキャブ搭載の有鉛ハイオクモデルをも凌ぐ

第一級のパフォーマンス記録しています











トップモデルの2000 TURBOGT-E・Sに搭載される

L20E-T ユニットについても 別物と言っても良いくらい

大幅に改良が行われました

頑強に過ぎる L20ユニットのエンジンブロックは


適正化を計り10kgもの軽量化を実現

さらにカムシャフトプロフィールやバルブリフト量の変更

ターボハウジングの内製部品への変更

エンジン内部のフリクション低減 排気効率の向上など

全体に渡るモディファイが実施されて

従来の2400rpmから発生していたターボ過給開始ポイントが

1900rpmという低回転から発生するように改善された結果

先代のジャパンターボと比べても

1秒近くの加速タイムの短縮を実現しています


ターボGT-E・S は 卓越したシャーシ・サスペンション

性能によって 従来の国産車には存在しない

安全で豊かな走行フィールを提供していました








他車に抜きん出た性能を持ち完成度も高く

賞賛を持って迎えられたR30型スカイラインでしたが

本当のポテンシャルは この程度に留まらないものだったのです












   NISSAN SKYLINE HT 2000RS ( KDR30 )





1981年8月のR30スカイライン発売の2ヵ月後 スカイラインの歴史に

新しい伝説を刻むマシンが追加発売されました

DR30 スカイライン 2000RS の登場です

搭載される FJ20E ユニットは DOHC 4VALVE という究極のスペックを持ち

過去に遡っても日本国内では

S20 というレーシングユニットの市販車版のみに存在した形式でした

これこそが唯一無二のプリンスユニットの証だったのです

RS とはレーシングスポーツの略称であり

初めからレースフィールドを目標に製作された点では

歴代GT-Rと同じ開発コンセプトでした


しかし・・・スカイラインの歴史上GT と名の付くモデルはすべて

6気筒エンジン搭載車であった為

GT を冠する事を見送ったというのは

スカイラインマニアの間では良く知られている話です


純然たるレーシングユニットと言っても良い FJ20 ユニットは

市販車状態では 150ps/6000rpm・18.5kgm/4800rpm というスペックを誇り

歴代スカイラインの中でも最速の実測データも記録しました

4バルブ無くしてDOHC は語れないという挑発的なフレーズも

この世代の人間には懐かしくも痛快な思い出です(笑^^



1981year KDR30 SKYLINE HT 2000 RS 5F DATA
Motor  L4 DOHC 4VALVE 1990cc ( 89x80mm ) 9.1:1 FJ20E 
MaxPower  150PS/6000rpm ( JIS-gross )
MaxTorque  18.5kgm/4800rpm( JIS-gross )
Weight  1115kg


 0-100km/h   9.1sec
 0-400m  16.50sec
 0-1000m  --.--sec
 MaxSpeed  193.80km/h

1981year CG誌の実測データです
















   NISSAN SKYLINE HT 2000RS-TURBO ( KDR30 )

 




R30スカイラインの発売から遅れること1年と半年・・・

1983年2月 R30スカイラインの本当の

フラッグシップモデルが登場しました

「史上最強のスカイライン」のフレーズが新聞広告として

一面を飾りました

2800cc ストレート6・DOHC ユニットを搭載した

MZ11 ソアラやセリカさえ 170PS という時代に

190ps という怒涛のパワーを引っさげて

2000RS-TURBO が発売されたのです
 







ようやく姿を現した R30 スカイラインの為に作られた

FJ20E-Tユニット このハイパワーユニットは

スカイラインに世界基準のスポーツカーとして

ポテンシャルを与えました

0-400m 加速を15.4 秒で走り抜ける RS-TURBO は


当時の 911ポルシェ SCS に遅れる事僅か 0.1秒!!!(><)

世界のスーパースポーツと勝負出来る

初めての国産車だったのです

世界初のシーケンシャルインジェクションをはじめ

従来の国産ユニットでは考えられない程


コストの掛かったエンジンユニットです

ここに来て スカイラインはようや往年のパワーを取り戻し

全く他社を寄せ付けないアドバンテージを築いたのです

当時は2Lクラスでは160PS(gross)が精一杯だった他社の市販車は

チューニングを施しても精々200PS(net)程度であり

これ以上を望むならば 前時代的なキャブターボチューンに

逆行せねばならず事実上 RS-TURBO のチューンドに並ぶ

現行生産車は皆無という状態が数年間続きました









いや~気持ちイイっすね♪^^

実際堕天使も所有してたものですからコレだけ

紙面で褒め称えられると

自慢の1台だったと胸を張って叫びたい(笑^^

TVでも「西部警察」にRS-TURBOが起用され大人気でした♪

西部警察仕様でゴールドメッシュのホイルにボンネットガード?

を付ける輩で溢れ返ってた気がします





ちなみにですが堕天使はボンネットなんちゃらは付けてませんが・・・

ゴーツドのメッシュホイルは履いてました(笑^^

あと忘れちゃいけないのがスカイラインスーパーシルエットっすよね~(*^^*)








予断ですが・・・




スカイラインのFJ20E-Tユニットを与えられた

S12 シルビアのキャッチコピー「群れよさらば」は

全く洒落にもならない破壊的なイメージを

他車のオーナー達に植え付けました



1983year KDR30 SKYLINE HT 2000RS-TURBO 5MT DATA
Motor  L4 DOHC 4VALVE TURBO 1990cc ( 89x80mm ) 8.0:1 FJ20E-T
MaxPower  190PS/6400rpm ( JIS-gross )
MaxTorque  23.0kgm/4800rpm( JIS-gross )
Weight  1165kg


 0-100km/h   7.5sec
 0-180km/h  29.5sec
 0-400m  15.40sec 「 145.1km/h 」 
 0-1000m  28.80sec 「 174.9km/h 」
 MaxSpeed  212.0km/h
 4th  201.6km/h 
 3rd  159.9km/h ( 7500rpm ) 
 2nd  115.0km/h ( 7500rpm ) 
 1st   66.8km/h  ( 7500rpm ) 

1983year CG誌の実測データです





今回はココまで!!


「SKYLINE Chronological table5」でお会いしましょう(^^)









Posted at 2014/09/07 15:52:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ

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