• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アフリカの星のブログ一覧

2022年06月05日 イイね!

禁断のEV走行可能距離表示値の謎に迫る

禁断のEV走行可能距離表示値の謎に迫る


プリウスPHVの仕様書奪取以外に解明方法は無い。




いまだ解けない問題としてリーマン予想に並ぶ、超難問のEV走行可能距離表示値計算方法。
決して手を出してはいけない禁断の問題に挑戦してみます。


【アフリカの星予想】
・EV走行可能距離表示値は学習値×駆動用電池残量の計算式で求められる。
・学習値は一定期間のEVモードの電費である。
・駆動用電池残量はEVモードの走行距離÷電費の計算式で求められる。


【検証方法】
①満充電時からのEVモードの走行距離を記録
②マルチインフォメーションディスプレイの電費を記録
③ ①÷②の計算により消費電力量を算出
④エアコンは計算がややこしくなるので使用しない
⑤ソーラー充電による充電量・EV走行距離は記録し計算から除外しない



■マルチインフォメーションディスプレイの電費
マルチインフォメーションディスプレイの電費は、都合の良い事にEVモードの電費となっている。HVモード時のEV走行分は電費に含まれず、またEVモード解除以降のエアコンによる電力消費も含まれない。

過去、この仕様を生かして都合のいい所だけEVモードを選択し走行。
その結果、現実とかけ離れた電費が記録される(EV走行可能距離表示値80kmオーバーの秘密)。
21年5月の月間電費16.3kmって、消費電力量5.7kWh(■充電結果とEV走行距離データより)で計算するとEV走行距離は92.9kmになる。




■不安定要素 ソーラー充電
充電9回目

12.3km走行した時点で12時間屋外放置。
その結果、EV走行可能距離は2.3km(発電量399Wh)増加。(62.3km → 64.6km)


翌日、天候は快晴。
EV走行可能距離残20.2kmで13時間放置。
その結果、EV走行可能距離残は8.0km(発電量826Wh)増加。(20.2km → 28.2km)

充電9回目から10回目の間にEV走行可能距離は10.3km増加(発電量1,225Wh)。
ソーラー発電により消費電力量は通常の5.7kWhから6.6kWhとなる。
これがEV走行可能距離表示値計算にどのような影響を与えるのか?
さっぱりわからない。




■実際のEV走行距離を全く反映しないEV走行可能距離表示値

充電24回目、相変わらずEV走行可能距離表示値は73kmオーバー。
実際のEV走行距離は57km(平均)ぐらいなのにね。

これは一体どうした事か?
EV走行距離60km未満のデータをこれだけ投入したのに、充電結果は充電1回目の充電結果73.8kmとほどんど変わらない。

(充電1回目のEV走行可能距離表示値)

長年、EV走行可能距離表示値80km以上を目指し、マイナーな走行方法を繰り返した影響なのだろうか。ひょっとして学習値の計算は直近の電費だけでなく、昨年同月の電費も参考にしている?



確かに昨年5月の電費は16.3kmなので直近電費(23回目結果)9.6kmと平均すると12.95km。
それに消費電力量5.7kmを掛けると73.8km。
24回目の充電結果、EV走行可能距離73.5kmに近い数値が出た。
おいおい、来年にならないと計算方法は解明できないってか?

(充電24回目のEV走行可能距離表示値)




■まったく訳がわからない

電費が悪かった24,25回目の走行結果に対して、25,26回目のEV走行可能距離表示値は3km減少していることから、学習値の計算範囲は1~3回のような気がする。

(充電25回目のEV走行可能距離表示値 24回目の充電結果から3km減少)

しかし、直近の電費のみをEV走行可能距離計算に反映させてしまうと、表示値の動きは激しくなり不安定なものになってしまう。
トリセツによると、学習値の安定期間は新車時約1カ月から2カ月との記載があることから、直近の電費とは別に直近1カ月の電費も参考にしているのではないかと思う。


学習値の計算範囲もわからないが、そもそも34回も満充電しておいて、未だEV走行可能距離と実EV走行距離の乖離が17kmぐらいあるのが問題。

駆動用電池残量(充電量)はEVモードの走行距離÷電費の計算式で求められるのではないか。
と考えていたが、駆動用電池残量は消費電力量ではない可能性がでてきた。

(OBD2情報 満充電時83% EVモード解除時13% 充電量は6.16kWhなのか?)

だとすれば、EV走行可能距離表示値はEVモードによるEV走行距離を表しておらず、理論上のEV走行できる距離となるのではないか。(表示する意味がない)


ソーラー充電が無かった場合の消費電力量は約5.7kWhであるが、EV走行可能距離表示値73km台を出すには7.7kWh程度の電力量が必要。

7.7kWhの電力量はプリウスPHVバッテリー容量8.8kWhに対して87.5%であり、
車両購入時から5年経過している事を考慮すれば、バッテリー容量はせいぜい7kWhぐらいのはず。(バッテリー劣化率20%で計算)


計算があわない。





■今回の検証でわかった事

・月間電費の計算方法は正しい
EVモードの走行距離(月間累計)/消費電力量(月間累計)=月間電費


・温度変化は電費にでる。
同じコースでも気温の下がった季節の電費と全然違う
山道を走らないと電費を悪化させられない(^^;

EV走行可能距離表示値は狂っている
トリセツ277P 履歴をリセット(コード66)して検証すれば全てがわかるような気がする。
コード66は次期PHV購入が決まり次第発動し、検証するとしよう。(^^;

・動画化できずボツ企画
データは十分にあるのにマジでわからない数学問題。
学生時代もっと勉強しておくべきだった。あの頃の自分をぶん殴ってやりたい。


-検証継続中-
Posted at 2022/06/05 13:03:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | プリウスPHV 52型 | クルマ

プロフィール

「@Ocean5 さん
一昔前のF1のグルーブドタイヤみたい(^^;)」
何シテル?   12/18 08:01
プリウスPHV35型からプリウスPHV52型に乗り換えましたアフリカの星です。 よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/6 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

リンク・クリップ

リア異音(カタカタ音)対策 恒久対策! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/04 19:01:31
SurLuster ゼロリバイブ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/10/05 14:45:47
Trynow ドライブレコーダー ミラー型 12インチ 前後カメラ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/08/13 07:32:17

愛車一覧

トヨタ プリウスPHV プリウス参號機PHV (トヨタ プリウスPHV)
プリウスPHV35型から52型に乗り換え 駆動用バッテリー容量の増加、急速充電対応、ソー ...
トヨタ プリウス プリウス初號機 (トヨタ プリウス)
2009年から2012年のわずか3年という短命に終わった 今まで一番愛着のあった車
トヨタ プリウスPHV プリウス弐號機PHV (トヨタ プリウスPHV)
プリウス30型(前期)からプリウスPHVに乗り換え。 トヨタフレンド(SNSアプリ)の利 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation