自分のナビはNH3N-W58G
だったが、オープン時3.48Vだった為、初期値3.3V系のスイッチ位置で
設定を進めて行った(特に5V系設定でも壊れなかったが、マネしない様に(^^ゞ)
中国語と英語併記のマニュアル
何となく読める
後述エスティマ純正ステアリングスイッチでの表記にも合わせ
灰色線=KEY1=AU1
白色線=KEY2=AU2
黒色線=GND=EAU
を併用する
それぞれ適当な端子を取付けた
この時点ではACC電源はナビACCから取得、GNDはナビ取付ネジへ共締め、
KEY1、KEY2信号線は20ピンコネクタ用コンタクト住友025TS-TFを絶縁カバー
を通して圧着(過去x10pcs ▼auto-epartsで購入した余りがあった ラッキー)
▼定番の「配線.com」より安価だったので購入 納品対応も早かった
後日KEY1,KEY2が外れるのでは?と気になって、結局前述auto-epartsで20ピン
コネクタを購入し、025TS-TF端子を該当ピンへ挿して再取付した
初期値(ポン付け)ではVOL⊖しか機能せず、しかもスイッチ位置がVOL⊕とイメージと違った
封印してあるシールを剥がすと、横3本と同形状の隠しネジが表れ、中の基板が
取り出せる(既に封印シールに剥がし始めてから、慌てて撮影しました(^^ゞ)
一応出荷検査してると言う事は、電気的には動作してるハズ 何とか解析するか
論理回路知ってる人はすぐ分かると思うが、マルチプレクサ(アナログスイッチ)のマイコンICと、デジタルトランジスタを使用したポートON/OFFスイッチです
トランジスタ出力にぶら下がってる抵抗値により
流れる電流値=吸い込む電流値 が決まり、それが
KEY1 or KEY2~GND間の電流値となり、電位が変化する
(具体的な動作説明は割愛します 興味のある方は質問下さい)
各スイッチA(キー表示)とポートa(機能)、トランジスタQ1~Q10、抵抗
R2, R4, R6,・・・R20とKEY1入力抵抗R25, KEY2入力抵抗R26
の組合せは固定化されており、
(例)<(SEEK⊖)スイッチを押下→(略)→(R2+R25)出力側 KEY1の
電位が変化する
ACR50Wエスティマのステアリングスイッチ配線及び抵抗値の対比表(ネットから拾ってきた)
この抵抗値が実測値イコールの箇所もあるし、抵抗比率が合致した参考値になる
(下図参照)
今回の最終実装抵抗値
(既実装済チップ抵抗同士をなるべく生かして、スワップするのがBetterと思います)
これと本コントローラユニットの信号名記載を合わせると
KEY1=AU1
KEY2=AU2
GND=EAU
となる
またキースイッチ機能も
KEY1=AU1のキースイッチグループ
KEY2=AU2のキースイッチグループ
と別れる
本ステアリングスイッチ回路動作仕様とスイッチグループがアンマッチ
今回は×ナビ側改造ではなく、〇ステアリングスイッチコントローラユニット
基板のパターンカット&ジャンパー線改造により、キースイッチグループ
を合せ込んだ
KEY1とKEY2へキースイッチグループを再構成(1/2)
KEY1とKEY2へキースイッチグループを再構成(2/2)
パターンカット&ジャンパー線接続
チップ抵抗R2~R22まで(偶数番号のみ 記載ない抵抗番号は変更不要)
変更要な抵抗番号と抵抗値(チップ抵抗 or カーボン抵抗のカラーコード:抵抗値)
を記載 R25,R26(元は102(1kΩ))はそれぞれKEY1,KEY2の入力(保護?)
抵抗だが、ショート(0Ω)で動作させても問題ないので、無駄な電位喰うので
外し(ショートさせ)た
なお"151"は(チップ抵抗 or カーボン抵抗のカラーコード)=抵抗値 150Ω
カッコ内(161)数値は今回使用した実値=抵抗値160Ω(320Ω x2 並列接続)
151は既存使用中の抵抗値 実際にはしきい値内にあるので、
どちらの抵抗値でも動作すると考える
通常は※ナビ=トヨタ「純正以外」を想定し、
※ナビの学習リモコン機能を用い、ある(リモコン)スイッチAを押下した時の、
2本の信号線(AU1,AU2とする)と信号アース(EAUとする)間の電位差を見て
※ナビのa機能に割り当てる様だが、
今回はトヨタ(ダイハツ)純正ナビ用 トヨタ「純正」ステアリングスイッチ
として動作させたいのですが、純正ナビには学習リモコン機能はありません
よってステアリングスイッチ外部制御端子の動作原理と電圧(抵抗値)等と
機能の組合せを確認し、電気的改造を実施、トヨタ純正ステアリング
スイッチとして動作する様しました
本来であれば、有線ステアリングスイッチをつければ動作しますが、
(1)ステアリング(バッテリー端子外す→エアバック外す)
(2)スパイラルケーブル追加購入
(3)結線&配線引き回し・・・
等を考慮すると、無線が断然ラクで安全
エスティマで有線ステアリングスイッチ追加の経験アリですが、
ステアリングセンターがどうしても微妙にズレるので
できればステアリングを外したくない
スパイラルケーブルも結構高価です
最初はググってちゃんとオームの法則で電圧と抵抗値と電流を・・・と計算して
抵抗を付け替えるTry & Errorを繰り返してたのですが、段々面倒(頭がウニ)
になって、途中から10kΩのボリウムをAU1~EAU or AU2~EAU間につなぎ、
機能した際の抵抗値とその前後しきい値をテスターで計測し、E12系(E24系)
までの抵抗値に置換してチップ抵抗を付け替えました
しかしTry & Errorの回数過多で、チップ抵抗のランドが剥がれたり、
カーボン抵抗で(直列&並列)作ったりと、とても人様に見せられる基板で
なくなったので、コントローラユニット基板の最終改造写真は載せてません
青赤機能はボタン表示にキー機能を合せ込んだ 黄色機能はトヨタ純正
ステアリングスイッチには無さそう(KEY1,KEY2端子の電位が変化しない
ので現回路仕様では機能しません)どなたか動作条件分かる方ご教示下さい