パワステポンプオイル漏れ修理。

今年はじめの車検時に点検した時、
オイルパンに滴るオイルを見て
クランクのフロントシールだとばかり思ってましたが、よくよく見てみると
パワステポンプのフルード入り口の
継手部分からオイル漏れを発見。

パーツリストを見るとOリングが原因のようです。
早速パーツを注文。

送料入れても300円ちょい。

ホームセンターで似たようなサイズのOリングを探しましたが、どれも線径が太くて使えません。
そもそも材質が合わなかったら即漏れするだろうし、純正品が1番ですな♪

さて、クルマをバラします。

まずパワステのリザーブタンクから
ホースまでの経路を確保するために
ヒューズボックスのステーを外し、
エンジンカバーも外します。

そしてリザーブタンク内のフルードをスポイトなどでできる限り抜き取ります。

フルードはタンクの底までスポイトで抜くことはできません。
タンク内は往きの口と還りの口の間をストレーナーで仕切られているため、
還りの口までしか吸い取れません。

フルードの色はこんな感じ。

濃い麦茶って感じかな？

汚いです。(*_*)

タンク内のストレーナーでポンプやステアリングラックから出たゴミを取り除き循環させる仕組みですね。

黒いツブツブを見た時はタンクを新品にしたいなぁ〜と思いましたが
とりあえずパークリでできるだけ洗浄しました。

Oリングの入っている継手。
M6六角ボルト1本で取り付けられています。

取り外す際に継手の中のオイルが垂れるのでウエスなどで受けておきます。

外してみると
あぁやっぱね〜と言った感じ。

変質してヘタってしまってます(ｰ ｰ;)

これじゃあシール出来なくて漏れるわ
(￣▽￣)


こうなるとポンプ本体のオイルシールや
ベアリングなんかも交換（実質的なオーバーホール）しても良かったかも知れませんね。

後はお決まり。
各パーツを元に戻して
リザーブタンクにフルードを入れます。

新品のフルードはほぼ無色透明。
ポンプやステアリングラック、
オイルクーラーなどに残っている
古いフルードをできるだけ交換したいので
タンクに満たしてはエンジンをかけて止める、
抜いて満たしてはエンジンをかけて止めるを5回程繰り返して
濃い麦茶から玄米茶くらいにはなりました（笑）
本当なら押し出し方式でガッツリ交換したかったところですが、ホース類も段取りしてなかったのでコレで良しとします(^^;;

プラシーボ効果も手伝ってかステアリングも軽くなったような気もしますw

気分的にモヤモヤしてましたが気になる部分は直したので、
コレでスッキリしました♡