
こんばんは。
本日、所要で伊達市に行ってきました。
伊達市は北海道にも同名市が存在しますが、行ったのは福島伊達で宮城県との県境。
福島県の伊達市は伊達郡の伊達町、保原町、梁川町、霊山町、月舘町の5町が合併。
市名はあくまで郡名に由来し、旧伊達町が中心となって合併したというわけでは吸収ではなく?対等合併??
それはさておき、伊達郡は伊達氏第17代当主伊達政宗で有名な伊達氏が鎌倉時代から室町時代の間本拠地とした地であり、北海道伊達市は仙台藩主伊達家の家臣である亘理伊達氏の開拓地であることから、両者には間接的に歴史的なつながりがある。
尚、亘理伊達氏の家祖 伊達実元は伊達氏15代当主晴宗の弟。嫡男の成実は亘理伊達氏の初代当主。
そして隣接する伊達郡桑折町には始祖伊達朝宗の廟が存在する。
歴史ある街ですが、ぶっちゃけだだっぴろい田舎です・・・( ̄▽ ̄;)ジッカシュウヘントアマリカワラナイヨウニモ
で、所要が終わってから絶対に寄りたいと思っていた根本さんのお店に行ってきました。
根本さんは、福島第一原子力発電所から半径10~ 20キロ圏内の南相馬市小高区(旧小高町)にお店を構えていた根本安治商店のご店主。
3.11の震災後、原発やら津波の被害やらで避難せざるを得ませんでしたが、昨年9月16日伊達市保原町(旧保原町)に『続・いなか酒屋 根本酒店 』として再スタートをされました。
ここまでくるのに相当苦労されたでしょうし、心労も大きかったのではないかと思います。
津波でかなり危なかったそうですが、ご家族も無事と営業を再開されて本当に嬉しいですし良かったです。
尚、小高のポイントカード(何ポイントだったかが貯まれば商品券になった気が?)は、いつか小高に戻れた時に使えるから、持っていてくださいとのこと(ノ∀`)
保原町のポイントカードも新たに作ることになりましたが、以前と同じよう出来るだけ足を運びたいと思ってます(^-^*)
以前と比べ高速道からさほど遠くない距離になって行きやすくもなりましたが、常連の方々からすれば関係ないかと思われます。
旧小高町の頃からお世話になっていますが、初めて購入したのは飛露喜の純米吟醸山田錦。
特別純米無濾過か黒ラベルの純米吟醸があればイイな~程度で片道約3時間かけて小高の根本酒店まで行ったら純吟の山田錦が置いてあったので即購入(爆)
それがキッカケで時々訪れるようになりました。
で、長野佐久のお酒「澤乃花(澤の花)」を口にするようになったのも根本酒店でしたが、澤乃花を知ったのは子煩悩でエロい静岡の酒豪さんからのお話で興味(澤の花デスヨw)を持って直接蔵に問い合わせの電話をかけたら根本酒店さんで扱っていたってオチです^^;
澤の花の場合は、ご店主の根本さんに聞いたら定番は黄色いラベルの中取り純米ってことで購入したのが最初でした。
ぶっちゃけ、ネット通販などで購入すればいいんでしょうが、それではその酒屋さんがどんな思いでお酒を販売しているのかわかりません。
んで、しょうもないコダワリがあるのですが、自分の居心地の良いお店の定義として、店主(店長)・店員の人柄が良い。十分な商品知識と商品に愛情(どう扱っているのか)があるか?の他にそれほど混んでいないとかです・・・(^^ゞ

でまぁ、本日購入したのは、飛露喜純米吟醸山田錦と澤の花純米大吟醸(雄町)
北に浅間山、東に荒船山、南には八ヶ岳に囲まれ、南北に千曲川が貫流するすばらしい自然に恵まれた高原都市、長野県佐久市にある蔵。(って、通っただけなので・・・^^;)
明治34年創業佐久地方では最も新しき蔵。
清酒銘柄「澤乃花(澤の花)」は清水が豊富な佐久の沢に咲く美しい花の意。
シンボルは“あやめ”の花とのこと。
日本酒スペック
【銘柄】澤乃花 純米大吟醸 (中取り) 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\3,990(1800ml)/\2,100(720ml)
【製造元】長野県佐久市野沢 伴野酒造
【製造責任者】伴野貴之(蔵元兼)
【原料米及び精米歩合】岡山県産雄町 45%精米
【仕込み水】八ヶ岳系伏流水
【酵母】9号,吟醸酵母ブレンド
【日本酒度】 +1前後
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】
上立ち香は、柑橘系の香。含むと透明感ある旨みと爽やかな酸味と軽快で円やかなキレの良い味わい。
含み香は、爽やかな柑橘系の果物、部屋温に近くなると酸・辛・苦・渋の順に強まっているように感じられました。
簡単に言えば新潟の淡麗辛口から淡麗を取ったキレイ系の辛口しょうか??
尚、お酒だけではなく旨い肴と一緒に味わう方が、お酒の良さが更に感じられると思います( ・∀・)/U
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長野の銘酒 | 日記
Posted at
2012/07/14 20:11:57