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正雪のブログ一覧

2012年08月13日 イイね!

楯野川 渓流 純米大吟醸 生酒

こんばんは。

最近友人の奥様(私が教えて頂いている先生)が宅飲みで"Longing/Love"をギターで披露し、それに度肝を抜かれた正雪デス(=ω=;)

ジョージ・ウィンストン氏 "Longing/Love" といえば、大体の方が耳にしたことのある曲だと思います。

初めて聴いたのは私が小学生の頃。

雅楽器を始めてまだ5,6年くらいでしたが、水彩画?春の雪解け水のような透明感あるピアノの音色の演奏にすごく感動したのを今でも覚えています。

それが、キッカケでもないのですが、小学生でバロック&古典派音楽にハマるって変わっていると担任の先生に言われたような気がします。

まぁ個性的なB型ですから~www

それで、"Longing/Love" (あこがれ/愛)その曲が収録されているアルバムを手に入れたのが12年くらい前でして、調子に乗って当時習い始めた中華圏の弦楽器(二胡)で練習してみましたが、流石に調子ぶっこいた初心者が弾けるものではなく、弾けるようになるまで3年くらい・・・人前披露できるくらいになったのが5年ほど経ったあとでした(爆)

で、時折ボランティアのお手伝いで福祉施設などで演奏したりしています( ̄▽ ̄;)

ですが、ギターバージョンは聴いたことがなく、テンポ良いリズムと独特の間の取り方に・・・なんて言うか、クラシックコンサートで聴いている時のドキドキ感?うまく表現できませんでしたが、やっぱヽ〔゚Д゚〕丿スゴイダス~(汗)

と、いつか少しでも技巧を身につけることが出来たら・・・なんて考えさせられた宅飲みでした。






前置きが全くつながりがありませんが、今夜は山形荘内地方の銘酒 楯野川です(・∀・*)

楯の川酒造さんは、1832年(天保3年)創業の今年で丁度180年。

楯野川の銘柄が生まれたのは、酒造業を開始した翌年の1855年(安政2年)。

翌年荘内藩藩主 酒井公(江戸幕府創業期の徳川四天王筆頭家でしたが・・・。)が訪れ「楯野川」と命名。

因みに、山形市と酒田市の酒屋さんからの話では、先々代当主の頃には3000石という大きな生産石高にまで成長した最盛期なそうで、その頃「楯野川」から「楯の川」に変更したそうです。

しかし、先代が亡くなられ現当主の佐藤淳平氏が蔵に戻られた頃には、最盛期の1/10以下にまで石高が落ち込んでおり、蔵は危機的状態に陥っていたそうでした。

※大学で醸造学を学び、その後流通業界で流通経済を学んで蔵に戻られたとのお話でした・・・酒屋さんからのお話なので、誤った情報があったら優しくご指摘ください??(爆)

蔵に戻られてからは、特定名称酒に切り替え、銘柄も創業当時の『楯野川』に戻し、そして問屋を通さず専門店へ直接卸す流通改革を実施。

そして昨年22BY産より、全量純米大吟醸を造る600石以上の酒蔵に成長している、現在注目の蔵の一つです(^▽^*)

で、澤の花と同じく「楯野川」エロみん友の静岡の酒豪さんから教えていただいたものです。(*ノ▽ノ) キャッ

尚、山形市の酒屋さんに教えていただいたお話の中に『子宝』と言う銘柄があります。

楯の川酒造の中でも、リキュールが最も生産石高が高く、日本酒を越える年間1000石の生産量!(・∀・;)

子宝リキュールは、特に山形産の果物にこだわり、さくらんぼ、ラ・フランス、ブルーベリー、桃、リンゴ、ブドウなど様々な果実で造れています。
その中でもシリーズ最大のヒット商品は、地元産ヨーグルトを用いて造ったヨーグルトのリキュール。

ヨーグルトリキュールは今でこそ色々見かけますが、国内初は「子宝鳥海山麓ヨーグルト(火入れと生の二種)」迷わず飲めよ!飲めばわかるさ!! (オイw

個人的には、生とろ鳥海山麓ヨーグルトが好きですが・・・四合瓶一本程度じゃ酔えません(爆)

真面目な話、楯野川はキレイな味わいで、幅もあることから初心者から通の方でも飲みやすく楽しめる酒質と思えます。

好みにによりますが、私的には火入れの方が好みです(^^;


日本酒スペック
【銘柄】楯野川 渓流 純米大吟醸 生酒 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\3,360(1800ml)/\1,785(720ml)
【製造元】山形県酒田市 楯の川酒造
【製造責任者】佐藤 淳平(兼蔵元)
【原料米及び精米歩合】兵庫県産山田錦 50%精米
【仕込み水】鳥海山伏流水
【酒母】速醸
【酵母】山形酵母
【日本酒度】 +2
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】
全量純米大吟醸に切り替えてからはラベルにこう記されています。
楯野川。純米大吟醸だけを醸す蔵元。
<味わいのコンセプト>
グラス一杯で3杯分の満足感
①純米大吟醸の上質感
②米を噛み締めるような豊かな旨さ
③季節感と蔵の臨場感を表現

今夜の楯野川は、6月から出荷が始まる夏季限定純米大吟醸の無濾過生酒。

無濾過といってもその味わいは決して単に重厚な旨味が売りではなく、気温の高い夏場でもより美味しく日本酒が楽しめるように造られたとのことです。

キンキンに冷やしたほうがいいそうなので、取りあえずガッツリ冷やしてみました。
上立ち香は僅かに吟醸香。含むと酸味から幅のある旨みに広がり、後味もスッキリの辛口。

常温に近くなるまで30、40分放置。
上立ち香は、ラムネを思わせる清涼感と吟醸香を感じる。
含むと甘みから始まり酸味、重厚な旨みが広がる。
含み香はウエハースの様な香り??
少々重い感じの辛口(-▽-;)

グラス一杯でお腹いっぱいっす~♪
Posted at 2012/08/13 23:22:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | 山形の銘酒 | 日記
2012年07月25日 イイね!

十四代 七垂二十貫 純米大吟醸

十四代 七垂二十貫 純米大吟醸今夜はこの前購入した飛露喜ではなく山形の銘酒・・・てか、国内でも有名な十四代。

職場で転勤される方にと思い酒屋さんで越乃寒梅乙焼酎を購入しに行ったんですが・・・酒屋の社長さんから「正雪君、十四代入ってるケド四合瓶なら分けてあげれるよ(・▽・)」と仰るので、んじゃ~と思うも見ると愛山で醸した七垂二十貫純米大吟醸・・・(-ω-` )コウキュウシュジャナイノ

『七垂二十貫』とは十四代の中でも高額商品となる「双虹」、「龍月」・・・山田錦と愛山の純米大吟醸袋搾り斗瓶取りに表示されている「七垂二十貫」を命名。

んでも折角のご好意ですから・・・と思いながらも、傍の箱を見ると芋焼酎の「なかむら」も買っちゃって予算以上の買い物をしてしまいました(/▽\*)キャッ☆

十四代は流石に聞いたことがある方々も多いと思いますが、山形県のどこで造られているのかまで興味を持たれる方は多くないと思えます(爆)

醸造元は県北村山地方 村山市にある高木酒造さん。

村山市は、林崎新夢想流(居合)創始者の剣豪 林崎甚助の出身地であり、祀られている林崎居合神社が存在します。

有名な特産品はバラや蕎麦もですが、やはりお酒でしょう(゜∀。)

蔵から比較的近い?銀山温泉とスイカの名産地尾花沢市、サクランボの産地として有名な東根市、蕎麦の大石田町。(因みに大石田町来迎寺地区では、在来種「来迎寺在来」が大事に栽培されています)

蕎麦といえば、ここ数年マニアな人に知られる「天保そば」と言うものが、期間限定で蕎麦屋さんで味わえます。

詳細はコチラのHPで・・・^^;

つながりのない話でしたが、十四代醸造元 高木酒造さんは江戸初期の元和元年(1615年)創業の老舗造り酒屋。

県内向け銘柄として、黒縄(大吟醸)、朝日鷹(特本だった気がするような・・・?)、十四代秘蔵酒(熟成酒)などがあります^^;

近年全国清酒鑑評会では福島県が昨年、今年と金賞受賞率がとびぬけて高いのですが、今年の山形県の金賞受賞率は4位と秋田県と並んでいます( ・∀・)<尚、高木酒造さんも金賞受賞されています)

1位 新潟県 金賞24点 入賞43点
2位 福島県 金賞22点 入賞27点 
3位 兵庫県 金賞20点 入賞26点
4位 山形県 金賞16点 入賞25点
5位 秋田県 金賞16点 入賞23点

今年の全国清酒鑑評会は100回目という節目のせいなのか、全国の醸造元から876点もの清酒が出品され、新潟県は全体の約8%の受賞率を誇りますが、出品酒はあくまで市販酒ではなく醸造元の威信をかけた研究開発の為のお酒だと自分は思います。

金賞受賞は目安とはなりますが、それが自分の好みにあたるかというのは別問題で・・・お酒は趣向品ですから(´∀`;)

とは言うものの小さな蔵等では、出品酒造りの為だけにコストをかけるわけにもいかず、出品酒をそのまま販売されている場合もあります。

因みに以前酒屋さんから聞いたお話では、富山の一番小さな醸造元 清都酒造場さんの勝駒大吟醸が出品酒にあたるそうで数は少ないそうです( ̄▽ ̄;)。o(個人的に富山で一番好きな銘柄です)

話は戻って、東北の中でも山形県はトップシェアを誇る40%の吟醸出荷率。

明治から多くの酒米が開発されてきた酒どころ山形(昔は県内でも庄内地方に多くの蔵があったそうです)では、開発された好適酒造米も多く、殆どが第一次日本酒ブーム後の80年代以降には山酒4号・亀粋・酒未来・龍の落とし子・羽州誉・出羽燦々、出羽の里など生み出されています。
その開発された好適酒造米の酒未来・龍の落とし子・羽州誉は十四代醸造元の高木酒造さんで開発されたものです。

尚、有名な亀ノ尾は好適酒造米ではなく一般米に分類されている酒米。

夏子の酒のモデルとなった新潟の蔵が造っている「亀の翁」の影響力が強いのか亀の尾は新潟の酒米なんて思われている方もいらっしゃいましたが・・・(゜_゜>)

明治に山形県庄内町の篤農家 阿部亀治氏が開発したもので、その後様々な好適酒造米が開発され「亀の尾(亀ノ尾の子孫)」自体が作られなくなり、復活させたのが有名な新潟の蔵元さんの他に山形県余目町の鯉川酒造さんで・・・同時期に復活への取り組みにかかったものの、「亀の翁」の翌年にお酒が完成して新潟の方が有名になった訳で・・・(~_~;)

山形の勢いが増して来たのは、バブル景気90年代初頭?に天童市の出羽桜酒造さんが、華やかな吟醸香が特徴の「出羽桜」を世に送り出してからだと思います。

お隣新潟県では、久保田が品薄になるほどの隆盛を極めていた時期でもあり、青森県では田酒が本物の純米酒だ!ってことで一躍有名になってた頃で東北の清酒へ新たな脚光が浴び初めていたんじゃないかと思えます^^;

十四代で、が有名になったのは、専務取締役兼杜氏の高木顕統氏が蔵に戻り一期目の造りから、首都圏の大手酒販店さん火付け役になったとお話しを聞いていますが・・・詳細はどうなんでしょ??(~ω~;)

プレミアになったお酒は、首都圏から広まるのが主で、十四代、飛露喜、磯自慢、初亀(龜とか)とか、お酒を普段口にされない方々も知ってるくらいですが、プレミアのおかげで抱き合わせ販売(2~6本とか・・・汗)だったり、ポイント制、抽選だったりなどで手に入れにくく、蔵元と直接取引のないお店に至っては定価から大きく外れる超ボッタ・・・もといプレミア価格で販売されていています。

十四代本丸(特別本醸造?)なんか、定価\2150のものが\18,000なんていうアホみたいな価格設定で・・・って、どのくらい問屋さんを経由しているのか、酒販店さんが流しているのか、だれかが横流ししているのかなんだかよくわかりませんが・・・ねぇ(謎)

尚、十四代のロゴは村山市出身の書家「岩崎潮風(ちょうふう)」氏の作。

蔵の裏側?の建物には十四代最高峰龍泉をシンボルライズした双龍と泉はの図柄及び印は香港の彫師・陳 錦栄氏によるものとのこと。

日本酒スペック
【銘柄】十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\11,550(1800ml)/\5,500(720ml)
【製造元】山形県村山市 高木酒造
【製造責任者】高木顕統(蔵元兼)
【原料米及び精米歩合】兵庫県特A地区吉川産 愛山 40%精米
【仕込み水】桜清水
【酒母】速醸
【酵母】山形酵母
【日本酒度】 +1前後
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】

上立ち香は、心地よいバニラのような華やかさと柑橘系の爽やかさ。
含むと羽毛のような柔らかく優しい甘さとキリリとした酸が全体を引き締める。
昔飲んだことのある特吟(愛山)よりも華やかな香りとバランスの良さが非常に驚かされます。
もう一度含んでみるとふんわりとした旨みから酸が顔を見せ始めますが、飲み干したあとには完熟メロンや苺のような果実の甘味が現れ余韻を残してくれます(ノ∀`)ノ クレクレ(オイw

もちろん袋絞りの斗瓶ですから、雑味は感じられず実に優雅で気品のある味わいには感動しました(´∀`*)マジウマー

ですが、コストパフォーマンス的には、佐賀の天吹愛山大吟醸でしょうかね・・・(-∀-;)タカイシ

味わうなら優雅な気分に浸りたいとか、特別な人と味わうのがいいのでは?なんて思いました(o´艸`)

で、女性に例えるなら・・・。

例えるなら・・・。

例え・・・(-ω-*)ウーン

難しいので静岡の酒豪さんや、香澄町のK師匠にお任せしたいと思います(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネー
Posted at 2012/07/25 23:30:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山形の銘酒 | 日記

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