
黄金澤・・・。
知ってる方はマニアか地元の方とか・・・の知名度ですが、山廃仕込を伝承する県内でも数少ない蔵元です。
知名度は今ひとつですが、全国新酒鑑評会連続金賞受賞回数は宮城県内でもトップの8回を誇る知る人ぞ知る山廃蔵(。-∀-)v☆
と言っても、鑑評会出品酒は速醸ですけどね( ゝ∀・)ゞ
平成23年度全国新酒鑑評会金賞受賞の「黄金澤大吟醸」と同じタンクで、袋しぼりをした際に残ったもろみから搾ったものがこの『大吟醸杜氏五代』なそうです(醸造元直販店でのお話)
で、それじゃ出品じゃないじゃん!!ってな話もありますが、搾ったお酒も同じタンクなので金賞受賞酒と謳うことが出来るようです(・∀・*)
尚、今年の鑑評会での宮城県は全国7位 宮城県 入賞10点 金賞 7点と言う成績でした。
日本酒スペック
【銘柄】大吟醸杜氏五代 23BY
【酒質】大吟醸
【価格】\2,500(720ml)
【製造元】宮城県美里町 川敬商店
【製造責任者】川名 正道(兼蔵元)
【原料米及び精米歩合】兵庫県産山田錦 38%精米
【仕込み水】大崎市岩出山 湧き水
【酒母】速醸
【酵母】M-310
【日本酒度】 +1.5
【酸度】 1.3
【アルコール度数】16.3度
【備考】
上立ち香りは・・・ってか、大吟のわりに穏やかな吟香??ふくむと口当たりがよくまろやかで、辛、甘どちらからと言えば米の旨みを感じられる甘口。
全体的に香味のバランスが良いと思えます。
酒単品で楽しむより食中酒としての方がお酒の良さを感じられました(´∀`)
なんとなく新潟中越の鶴齢を思い出しました♪
で、当初のイメージでは、高精米の吟醸酒に使用されるM-310(明利酵母)を使用しているだけあって、華やかな香りなんだろうな~と予想していましたが、正反対だったのでちょっとビックリ(;゚Д゚)!
因みに現在の全国新酒鑑評会では、明利酵母(M-310)や協会1801号酵母など香気成分が高いものが多くそちらの方が、鑑評会で入賞しやすいそうです。
だからといって、カプロン酸エチルがギンギンに香るお酒では、個人的に飽きてしまいそうです(爆)
Posted at 2012/08/04 07:15:44 | |
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宮城の銘酒 | 日記