
この前は佐久の澤の花でしたが、今夜は諏訪地方岡谷市の高天を味わっていました。
諏訪地方は酒処でもあり諏訪大社に奉納している九つの蔵が御神酒を造っています。
県外でも有名な「真澄」と「御湖鶴」地元での消費率が高い『高天』の他に麗人、本金、舞姫、ダイヤ菊、横笛、神渡 大小九つの蔵元さんが点在します・・・って、酒蔵は南諏訪の方が多いですけどね(。ゝ∀・)ゞ
先ず、ワタスは高天という銘柄を聞いたことがありませんでいた(爆)
知ったのは、昨年震災時に長野から被災地に物資を届けにこられた
岡谷市の高橋醸造さんから教えて頂いたのが最初です( ̄▽ ̄;)
因みに我が家で使用している醤油は、高橋醸造さんの「蔵出し醤油」に本味醂は岐阜県川辺町の白扇酒造さんの福来純三年熟成本みりん・・・はさておき(^^;)
醸造元の高天酒造さんは地元密着型の蔵で、醸造したお酒の殆どが地元で消費されているので、県外で知ってる方は多くないようですが、諏訪地方で特に愛されているのが、真澄と高天とのお話でした(^-^*)
高橋醸造さんのオススメの高天は、地元でも一番人気の“高天特別本醸造特撰辛口”でしたが、しょっぱなから通年商品の大吟醸を注文させていただきました(爆)
個人的に辛口の特本って、少々苦手意識があるのでまぁ・・・^^;
で次に、大吟醸 鑑評会出展酒を注文して昨年12月に届いて早速いただきました。
その後今年初夏に諏訪を訪れた際に、高橋醸造さんでレギュラー酒の高天特別本醸造特撰辛口を購入しその晩飲んでみました。
確かに辛口でしたが、ただ辛いだけのものでもなく旨みも感じられる丁寧な造りだったので、これはコスパ的にもお勧めかと思えました゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!!
因みに、鑑評会出展酒も美味しく、寝かしたら面白いと思えたので再度お取り寄せをし、新聞紙を巻いて冷蔵庫に放置してこの度封切りですφ(゚Д゚ )
ちなみに昨年の平成22酒造年度全国新酒鑑評会では、金賞受賞している大吟醸です。
日本酒スペック
【銘柄】高天 大吟醸 鑑評会出展酒 生詰 22BY
【酒質】大吟醸
【価格】\4,725(720ml)
【製造元】長野県岡谷市 高天酒造
【杜氏】伊藤訓(諏訪杜氏)
【原料米及び精米歩合】山田錦 39%精米
【仕込み水】中央アルプス伏流水
【酒母】速醸
【酵母】アルプス酵母
【日本酒度】 +4
【酸度】 1.3
【アルコール度数】17度
【備考】
箱の説明書き?
山紫水明の地、信州諏訪。その豊かな自然と風土に育まれ醸造された清酒「高天」は、さわやかな風味の地酒として多くの方々に親しまれております。
全国清酒品評会において清酒「高天」は、長野県で初めて全国名誉賞(幾年も優良酒を造らねば獲得できない斯界最高の栄誉)に輝き、信州清酒の声価を高らしめ、信州が名醸地として全国に認められる基を築いたのであります。
それは絶えず酒質の向上をはかり幾多の困難をのりこえてきた努力の賜ものに他なりません。その輝かしい伝統と技術は今日に受継がれ、ふるさとの心が生きている本物の酒造りを目指し更に研鑚を重ねております。
「大吟醸高天」は厳選した最良の酒米を半分以下に精白し、厳寒の最中、美酒造りに情熱を傾ける蔵人達が技術の粋を集めて精魂込めて造りあげました。
吟醸酒特有の果実を想わせる馥郁とした香りと淡麗で上品な味わいは、正に日本酒の芸術品と呼ばれるにふさわしい逸品であります。
ラベルの商標「高天」は郷土が生んだ篆刻家 八幡郊処(1866~1932)の書によるものです
上立ち香は、瑞々しいリンゴの香。含むとやや酸が高めなが、口中でふわっと広がる甘い香りが鼻腔をくすぐる。寝かせた分、熟成感のある甘みと旨みとあとから強めの辛味が現れる。
生詰のせいなのか、寝かせるとだいぶ味も乗るようですね^^;
華やかな香りと辛口が好みの方にはオススメな大吟醸です。
でも、個人的には火入れだったら、寝かせても丁度良かったのかな?なんて思えましたが、これはこれで旨かったです(*´∀`*)
Posted at 2012/08/01 01:00:42 | |
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長野の銘酒 | 日記