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正雪のブログ一覧

2012年08月01日 イイね!

高天 大吟醸 鑑評会出展酒

高天 大吟醸 鑑評会出展酒この前は佐久の澤の花でしたが、今夜は諏訪地方岡谷市の高天を味わっていました。


諏訪地方は酒処でもあり諏訪大社に奉納している九つの蔵が御神酒を造っています。


県外でも有名な「真澄」と「御湖鶴」地元での消費率が高い『高天』の他に麗人、本金、舞姫、ダイヤ菊、横笛、神渡 大小九つの蔵元さんが点在します・・・って、酒蔵は南諏訪の方が多いですけどね(。ゝ∀・)ゞ

先ず、ワタスは高天という銘柄を聞いたことがありませんでいた(爆)

知ったのは、昨年震災時に長野から被災地に物資を届けにこられた岡谷市の高橋醸造さんから教えて頂いたのが最初です( ̄▽ ̄;)

因みに我が家で使用している醤油は、高橋醸造さんの「蔵出し醤油」に本味醂は岐阜県川辺町の白扇酒造さんの福来純三年熟成本みりん・・・はさておき(^^;)

醸造元の高天酒造さんは地元密着型の蔵で、醸造したお酒の殆どが地元で消費されているので、県外で知ってる方は多くないようですが、諏訪地方で特に愛されているのが、真澄と高天とのお話でした(^-^*)

高橋醸造さんのオススメの高天は、地元でも一番人気の“高天特別本醸造特撰辛口”でしたが、しょっぱなから通年商品の大吟醸を注文させていただきました(爆)

個人的に辛口の特本って、少々苦手意識があるのでまぁ・・・^^;

で次に、大吟醸 鑑評会出展酒を注文して昨年12月に届いて早速いただきました。

その後今年初夏に諏訪を訪れた際に、高橋醸造さんでレギュラー酒の高天特別本醸造特撰辛口を購入しその晩飲んでみました。

確かに辛口でしたが、ただ辛いだけのものでもなく旨みも感じられる丁寧な造りだったので、これはコスパ的にもお勧めかと思えました゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!!

因みに、鑑評会出展酒も美味しく、寝かしたら面白いと思えたので再度お取り寄せをし、新聞紙を巻いて冷蔵庫に放置してこの度封切りですφ(゚Д゚ )

ちなみに昨年の平成22酒造年度全国新酒鑑評会では、金賞受賞している大吟醸です。

日本酒スペック
【銘柄】高天 大吟醸 鑑評会出展酒 生詰 22BY
【酒質】大吟醸
【価格】\4,725(720ml)
【製造元】長野県岡谷市 高天酒造
【杜氏】伊藤訓(諏訪杜氏)
【原料米及び精米歩合】山田錦 39%精米
【仕込み水】中央アルプス伏流水
【酒母】速醸
【酵母】アルプス酵母
【日本酒度】 +4
【酸度】 1.3
【アルコール度数】17度
【備考】
箱の説明書き?

山紫水明の地、信州諏訪。その豊かな自然と風土に育まれ醸造された清酒「高天」は、さわやかな風味の地酒として多くの方々に親しまれております。
全国清酒品評会において清酒「高天」は、長野県で初めて全国名誉賞(幾年も優良酒を造らねば獲得できない斯界最高の栄誉)に輝き、信州清酒の声価を高らしめ、信州が名醸地として全国に認められる基を築いたのであります。
それは絶えず酒質の向上をはかり幾多の困難をのりこえてきた努力の賜ものに他なりません。その輝かしい伝統と技術は今日に受継がれ、ふるさとの心が生きている本物の酒造りを目指し更に研鑚を重ねております。
「大吟醸高天」は厳選した最良の酒米を半分以下に精白し、厳寒の最中、美酒造りに情熱を傾ける蔵人達が技術の粋を集めて精魂込めて造りあげました。
吟醸酒特有の果実を想わせる馥郁とした香りと淡麗で上品な味わいは、正に日本酒の芸術品と呼ばれるにふさわしい逸品であります。
ラベルの商標「高天」は郷土が生んだ篆刻家 八幡郊処(1866~1932)の書によるものです

上立ち香は、瑞々しいリンゴの香。含むとやや酸が高めなが、口中でふわっと広がる甘い香りが鼻腔をくすぐる。寝かせた分、熟成感のある甘みと旨みとあとから強めの辛味が現れる。
生詰のせいなのか、寝かせるとだいぶ味も乗るようですね^^;

華やかな香りと辛口が好みの方にはオススメな大吟醸です。

でも、個人的には火入れだったら、寝かせても丁度良かったのかな?なんて思えましたが、これはこれで旨かったです(*´∀`*)

Posted at 2012/08/01 01:00:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 長野の銘酒 | 日記
2012年07月25日 イイね!

十四代 七垂二十貫 純米大吟醸

十四代 七垂二十貫 純米大吟醸今夜はこの前購入した飛露喜ではなく山形の銘酒・・・てか、国内でも有名な十四代。

職場で転勤される方にと思い酒屋さんで越乃寒梅乙焼酎を購入しに行ったんですが・・・酒屋の社長さんから「正雪君、十四代入ってるケド四合瓶なら分けてあげれるよ(・▽・)」と仰るので、んじゃ~と思うも見ると愛山で醸した七垂二十貫純米大吟醸・・・(-ω-` )コウキュウシュジャナイノ

『七垂二十貫』とは十四代の中でも高額商品となる「双虹」、「龍月」・・・山田錦と愛山の純米大吟醸袋搾り斗瓶取りに表示されている「七垂二十貫」を命名。

んでも折角のご好意ですから・・・と思いながらも、傍の箱を見ると芋焼酎の「なかむら」も買っちゃって予算以上の買い物をしてしまいました(/▽\*)キャッ☆

十四代は流石に聞いたことがある方々も多いと思いますが、山形県のどこで造られているのかまで興味を持たれる方は多くないと思えます(爆)

醸造元は県北村山地方 村山市にある高木酒造さん。

村山市は、林崎新夢想流(居合)創始者の剣豪 林崎甚助の出身地であり、祀られている林崎居合神社が存在します。

有名な特産品はバラや蕎麦もですが、やはりお酒でしょう(゜∀。)

蔵から比較的近い?銀山温泉とスイカの名産地尾花沢市、サクランボの産地として有名な東根市、蕎麦の大石田町。(因みに大石田町来迎寺地区では、在来種「来迎寺在来」が大事に栽培されています)

蕎麦といえば、ここ数年マニアな人に知られる「天保そば」と言うものが、期間限定で蕎麦屋さんで味わえます。

詳細はコチラのHPで・・・^^;

つながりのない話でしたが、十四代醸造元 高木酒造さんは江戸初期の元和元年(1615年)創業の老舗造り酒屋。

県内向け銘柄として、黒縄(大吟醸)、朝日鷹(特本だった気がするような・・・?)、十四代秘蔵酒(熟成酒)などがあります^^;

近年全国清酒鑑評会では福島県が昨年、今年と金賞受賞率がとびぬけて高いのですが、今年の山形県の金賞受賞率は4位と秋田県と並んでいます( ・∀・)<尚、高木酒造さんも金賞受賞されています)

1位 新潟県 金賞24点 入賞43点
2位 福島県 金賞22点 入賞27点 
3位 兵庫県 金賞20点 入賞26点
4位 山形県 金賞16点 入賞25点
5位 秋田県 金賞16点 入賞23点

今年の全国清酒鑑評会は100回目という節目のせいなのか、全国の醸造元から876点もの清酒が出品され、新潟県は全体の約8%の受賞率を誇りますが、出品酒はあくまで市販酒ではなく醸造元の威信をかけた研究開発の為のお酒だと自分は思います。

金賞受賞は目安とはなりますが、それが自分の好みにあたるかというのは別問題で・・・お酒は趣向品ですから(´∀`;)

とは言うものの小さな蔵等では、出品酒造りの為だけにコストをかけるわけにもいかず、出品酒をそのまま販売されている場合もあります。

因みに以前酒屋さんから聞いたお話では、富山の一番小さな醸造元 清都酒造場さんの勝駒大吟醸が出品酒にあたるそうで数は少ないそうです( ̄▽ ̄;)。o(個人的に富山で一番好きな銘柄です)

話は戻って、東北の中でも山形県はトップシェアを誇る40%の吟醸出荷率。

明治から多くの酒米が開発されてきた酒どころ山形(昔は県内でも庄内地方に多くの蔵があったそうです)では、開発された好適酒造米も多く、殆どが第一次日本酒ブーム後の80年代以降には山酒4号・亀粋・酒未来・龍の落とし子・羽州誉・出羽燦々、出羽の里など生み出されています。
その開発された好適酒造米の酒未来・龍の落とし子・羽州誉は十四代醸造元の高木酒造さんで開発されたものです。

尚、有名な亀ノ尾は好適酒造米ではなく一般米に分類されている酒米。

夏子の酒のモデルとなった新潟の蔵が造っている「亀の翁」の影響力が強いのか亀の尾は新潟の酒米なんて思われている方もいらっしゃいましたが・・・(゜_゜>)

明治に山形県庄内町の篤農家 阿部亀治氏が開発したもので、その後様々な好適酒造米が開発され「亀の尾(亀ノ尾の子孫)」自体が作られなくなり、復活させたのが有名な新潟の蔵元さんの他に山形県余目町の鯉川酒造さんで・・・同時期に復活への取り組みにかかったものの、「亀の翁」の翌年にお酒が完成して新潟の方が有名になった訳で・・・(~_~;)

山形の勢いが増して来たのは、バブル景気90年代初頭?に天童市の出羽桜酒造さんが、華やかな吟醸香が特徴の「出羽桜」を世に送り出してからだと思います。

お隣新潟県では、久保田が品薄になるほどの隆盛を極めていた時期でもあり、青森県では田酒が本物の純米酒だ!ってことで一躍有名になってた頃で東北の清酒へ新たな脚光が浴び初めていたんじゃないかと思えます^^;

十四代で、が有名になったのは、専務取締役兼杜氏の高木顕統氏が蔵に戻り一期目の造りから、首都圏の大手酒販店さん火付け役になったとお話しを聞いていますが・・・詳細はどうなんでしょ??(~ω~;)

プレミアになったお酒は、首都圏から広まるのが主で、十四代、飛露喜、磯自慢、初亀(龜とか)とか、お酒を普段口にされない方々も知ってるくらいですが、プレミアのおかげで抱き合わせ販売(2~6本とか・・・汗)だったり、ポイント制、抽選だったりなどで手に入れにくく、蔵元と直接取引のないお店に至っては定価から大きく外れる超ボッタ・・・もといプレミア価格で販売されていています。

十四代本丸(特別本醸造?)なんか、定価\2150のものが\18,000なんていうアホみたいな価格設定で・・・って、どのくらい問屋さんを経由しているのか、酒販店さんが流しているのか、だれかが横流ししているのかなんだかよくわかりませんが・・・ねぇ(謎)

尚、十四代のロゴは村山市出身の書家「岩崎潮風(ちょうふう)」氏の作。

蔵の裏側?の建物には十四代最高峰龍泉をシンボルライズした双龍と泉はの図柄及び印は香港の彫師・陳 錦栄氏によるものとのこと。

日本酒スペック
【銘柄】十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\11,550(1800ml)/\5,500(720ml)
【製造元】山形県村山市 高木酒造
【製造責任者】高木顕統(蔵元兼)
【原料米及び精米歩合】兵庫県特A地区吉川産 愛山 40%精米
【仕込み水】桜清水
【酒母】速醸
【酵母】山形酵母
【日本酒度】 +1前後
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】

上立ち香は、心地よいバニラのような華やかさと柑橘系の爽やかさ。
含むと羽毛のような柔らかく優しい甘さとキリリとした酸が全体を引き締める。
昔飲んだことのある特吟(愛山)よりも華やかな香りとバランスの良さが非常に驚かされます。
もう一度含んでみるとふんわりとした旨みから酸が顔を見せ始めますが、飲み干したあとには完熟メロンや苺のような果実の甘味が現れ余韻を残してくれます(ノ∀`)ノ クレクレ(オイw

もちろん袋絞りの斗瓶ですから、雑味は感じられず実に優雅で気品のある味わいには感動しました(´∀`*)マジウマー

ですが、コストパフォーマンス的には、佐賀の天吹愛山大吟醸でしょうかね・・・(-∀-;)タカイシ

味わうなら優雅な気分に浸りたいとか、特別な人と味わうのがいいのでは?なんて思いました(o´艸`)

で、女性に例えるなら・・・。

例えるなら・・・。

例え・・・(-ω-*)ウーン

難しいので静岡の酒豪さんや、香澄町のK師匠にお任せしたいと思います(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネー
Posted at 2012/07/25 23:30:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山形の銘酒 | 日記
2012年07月20日 イイね!

山小舍の蔵 萬膳庵

山小舍の蔵 萬膳庵.こんばんは(・∀・)

今夜は日本酒ではなく久々に芋焼酎を味わっていました。

あまり詳しくないのですが、焼酎は甲類と乙類に分けられています。

甲類がアルコール36度未満、エキス2度未満で原料表示がありません。

乙類は単式蒸留器によって蒸留され、アルコール度数が45度以下、エキス2度未満、原料に占める芋類や穀類の割合が50%以上のもの。

てことから、両者の違いは香りと旨み?!

乙類に原料の香りや味に満ちているのはそのためでしょうか(・∀・;)。oO(プチ自慢ですが、新潟清酒達人検定銀の達人持ってますが、焼酎じゃ関係ないですよね・・・orz)

で、乙焼酎は主に芋、麦、米、黒糖、そば、泡盛などがあり原料の違いによって味わいが異なるのが特徴です。

芋の場合は、さつまいも独特の甘い香りと自然な甘みが特徴ですが、組み合わせる麹(黒麹、白麹、黄麹)によって様々な味わいに変化します(^-^*)

で、本日の芋焼酎は萬膳庵。

定評のあるンマィ芋焼酎ですが、プレミア化されつつあり以前よりも非常に手に入りにくくなりました・・・orz

農作業や医療関連のことでお世話になっている近所の親戚の方に、気持ちとしてちょっとした焼酎を・・・と思い地元の隣町の酒屋さんへ行ってきました。

取りあえず、有名なものなら解りやすいだろうと、佐藤の黒とマニアックな神座(2銘柄共黒麹)を選びついでに・・・でもありませんが、ダメもとで萬膳ありますか??(-∀-;)と聞いてみるとあったので、萬膳(黒麹)と萬膳庵(黄麹)も購入(爆)

いつも品切れ状態でしたが、運に恵まれてますね♪(*´∀`)

因みに萬膳と言う銘柄を意識するようになったのは、沼津でお会いした当時シビックに乗っていた酒豪さんに教えていただいて、手に入れにくい銘柄だと知りました。

その他にも苦手意識のあった黒糖焼酎も旨いのもは旨い!ってことや色々・・・(*´д`*)アサヒウマカッター

で、萬膳は知らなくても、地元から遠くない酒屋さんで喚火萬膳(初取り44度?)をよく買って飲んでいたのを思いだし・・・同じ萬膳ってことを理解したのは内緒です( ̄▽ ̄;)テントウニナランデルカラフツウニカエルモノダト

しかし今昔ってことで、現在は他のお客さんも買うようになって、手に入ることが困難になってしまいましたとさ(爆)

以前面白いな~と思ったのが焼酎に黄麹が使用されていたことです。

日本酒を嗜む方であれば、清酒に黄麹が使用されていたな~と思い浮かぶかもしれません。

麹の色が黄色がかっているため黄麹と呼ばれるんですが、黒麹などと比べ黄麹で仕込んだ麹は腐りやすいのが難点。

ちょっと調べてみましたが、江戸から明治の始め頃まで黄麹も焼酎の製造に使用されていたようです。

しかし、一般に使用されている黒麹と異なりクエン酸を生成する力が弱いことから、高温多湿の鹿児島地方では温度管理等難しく、失敗した場合腐造と言うシャレにならない結末をおこす為、これまで敬遠されがちだったようです。

尚、黄麹を使用した有名な焼酎では西酒造さんの富乃宝山、芋くささが苦手な方には大海酒造さんの海などもあります。

で、話が長くなってきたので、万膳さんのお話は機会があればってことで、萬膳庵封切り。(*~▽~)U

焼酎スペック
【銘柄】山小舍の蔵 萬膳庵
【酒質】単式蒸留焼酎(乙類)/ 芋焼酎
【価格】\3,100(1800ml)
【製造元】鹿児島県霧島市霧島 万膳酒造
【杜氏】万膳利弘
【主原料】鹿屋市産 黄金千貫(生産者 大脇氏)】
【麹米】霧島町産 ヒノヒカリ(生産者 上村氏、山崎氏)
【麹】黄麹
【蒸留方式】 木樽常圧蒸留 甕仕込み
【仕込み水】霧島レッカ水
【アルコール度数】25度
【備考】

裏ラベル
「霧島山中深くは、天然の山女魚(やまめ)をも育む渓流「手篭川(てこがわ)」の辺りに四季折々の自然との調和、共存を願い、僅かばかりの木立を切り拓いた小さな小さな蔵が萬膳蔵です。
自然の恵みの感謝を忘れず地元霧島産こだわりの厳選素材を用い、「手造り麹」「かめ壷仕込み」「木樽蒸留」で黒瀬杜氏の卓越の技で醸しました。
どうぞ、この小さな小さな山小舎の蔵より出し、「萬膳」を萬(よろず)の膳の最良の友として御愛顧賜りますようお願い申し上げます。
合掌・蔵主・万膳利弘」

万膳酒造さんのレギュラー?一升瓶シリーズには「萬膳」が黒麹を使用しているのに対し、この「萬膳庵」は清酒でも使用されている黄麹を使用しています。
更に麹米には萬膳が岩手県産ひとめぼれ、萬膳庵には霧島町産のヒノヒカリと米にもこだわりが感じられます。

ロックで飲んでみると、黄麹らしいフルーティさと芋の甘い香りで軽快な味わい・・・って、華やかさは富乃宝山でしょうね^^;
氷で温度が下がったことで、全体的に引き締まった味わいとなるんでしょうか?

生・・・ストレートで飲んでみると、華やかで芋の薫りと上品な甘みが広がる。生のわりに優しい味わいか??゜+.(・∀・)゜+.゜

燗付け・・・前日に焼酎6:水4で割ったものを黒ジョカで燗にすると、口当たりも良く、含むとふくよかで柔らかくすごく飲みやすいです。

なにげに黄麹と言えばロック!のイメージが強かったんですが、萬膳庵は燗付けでも旨いってことが新たな発見でした(*´ω`)ヤッパ、ンマイネー
Posted at 2012/07/20 23:57:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 鹿児島の銘酒 | 日記
2012年07月14日 イイね!

澤の花 純米大吟醸

澤の花 純米大吟醸こんばんは。

本日、所要で伊達市に行ってきました。

伊達市は北海道にも同名市が存在しますが、行ったのは福島伊達で宮城県との県境。

福島県の伊達市は伊達郡の伊達町、保原町、梁川町、霊山町、月舘町の5町が合併。

市名はあくまで郡名に由来し、旧伊達町が中心となって合併したというわけでは吸収ではなく?対等合併??

それはさておき、伊達郡は伊達氏第17代当主伊達政宗で有名な伊達氏が鎌倉時代から室町時代の間本拠地とした地であり、北海道伊達市は仙台藩主伊達家の家臣である亘理伊達氏の開拓地であることから、両者には間接的に歴史的なつながりがある。
尚、亘理伊達氏の家祖 伊達実元は伊達氏15代当主晴宗の弟。嫡男の成実は亘理伊達氏の初代当主。

そして隣接する伊達郡桑折町には始祖伊達朝宗の廟が存在する。

歴史ある街ですが、ぶっちゃけだだっぴろい田舎です・・・( ̄▽ ̄;)ジッカシュウヘントアマリカワラナイヨウニモ

で、所要が終わってから絶対に寄りたいと思っていた根本さんのお店に行ってきました。

根本さんは、福島第一原子力発電所から半径10~ 20キロ圏内の南相馬市小高区(旧小高町)にお店を構えていた根本安治商店のご店主。

3.11の震災後、原発やら津波の被害やらで避難せざるを得ませんでしたが、昨年9月16日伊達市保原町(旧保原町)に『続・いなか酒屋 根本酒店 』として再スタートをされました。

ここまでくるのに相当苦労されたでしょうし、心労も大きかったのではないかと思います。

津波でかなり危なかったそうですが、ご家族も無事と営業を再開されて本当に嬉しいですし良かったです。

尚、小高のポイントカード(何ポイントだったかが貯まれば商品券になった気が?)は、いつか小高に戻れた時に使えるから、持っていてくださいとのこと(ノ∀`)

保原町のポイントカードも新たに作ることになりましたが、以前と同じよう出来るだけ足を運びたいと思ってます(^-^*)

以前と比べ高速道からさほど遠くない距離になって行きやすくもなりましたが、常連の方々からすれば関係ないかと思われます。

旧小高町の頃からお世話になっていますが、初めて購入したのは飛露喜の純米吟醸山田錦。

特別純米無濾過か黒ラベルの純米吟醸があればイイな~程度で片道約3時間かけて小高の根本酒店まで行ったら純吟の山田錦が置いてあったので即購入(爆)

それがキッカケで時々訪れるようになりました。

で、長野佐久のお酒「澤乃花(澤の花)」を口にするようになったのも根本酒店でしたが、澤乃花を知ったのは子煩悩でエロい静岡の酒豪さんからのお話で興味(澤の花デスヨw)を持って直接蔵に問い合わせの電話をかけたら根本酒店さんで扱っていたってオチです^^;

澤の花の場合は、ご店主の根本さんに聞いたら定番は黄色いラベルの中取り純米ってことで購入したのが最初でした。

ぶっちゃけ、ネット通販などで購入すればいいんでしょうが、それではその酒屋さんがどんな思いでお酒を販売しているのかわかりません。

んで、しょうもないコダワリがあるのですが、自分の居心地の良いお店の定義として、店主(店長)・店員の人柄が良い。十分な商品知識と商品に愛情(どう扱っているのか)があるか?の他にそれほど混んでいないとかです・・・(^^ゞ


でまぁ、本日購入したのは、飛露喜純米吟醸山田錦と澤の花純米大吟醸(雄町)

北に浅間山、東に荒船山、南には八ヶ岳に囲まれ、南北に千曲川が貫流するすばらしい自然に恵まれた高原都市、長野県佐久市にある蔵。(って、通っただけなので・・・^^;)

明治34年創業佐久地方では最も新しき蔵。

清酒銘柄「澤乃花(澤の花)」は清水が豊富な佐久の沢に咲く美しい花の意。

シンボルは“あやめ”の花とのこと。

日本酒スペック
【銘柄】澤乃花 純米大吟醸 (中取り) 23BY
【酒質】純米大吟醸
【価格】\3,990(1800ml)/\2,100(720ml)
【製造元】長野県佐久市野沢 伴野酒造
【製造責任者】伴野貴之(蔵元兼)
【原料米及び精米歩合】岡山県産雄町 45%精米
【仕込み水】八ヶ岳系伏流水
【酵母】9号,吟醸酵母ブレンド
【日本酒度】 +1前後
【酸度】 1.6
【アルコール度数】15~16度
【備考】

上立ち香は、柑橘系の香。含むと透明感ある旨みと爽やかな酸味と軽快で円やかなキレの良い味わい。

含み香は、爽やかな柑橘系の果物、部屋温に近くなると酸・辛・苦・渋の順に強まっているように感じられました。

簡単に言えば新潟の淡麗辛口から淡麗を取ったキレイ系の辛口しょうか??

尚、お酒だけではなく旨い肴と一緒に味わう方が、お酒の良さが更に感じられると思います( ・∀・)/U
Posted at 2012/07/14 20:11:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 長野の銘酒 | 日記
2012年07月10日 イイね!

黒龍しずく大吟醸

黒龍しずく大吟醸こんばんは(・∀・)

久々にお酒を買ってきました。

懇意にしている酒屋さんから、黒龍しずくのご案内が来たので一本は以前から頼まれていた福島の某社長さんへ宅急便で届けてもらいもう一本は自分用(爆)

まぁ半分は友人へおすそ分けしますけど・・・A^^;)

ってのも、この前友人夫婦に宅飲みに誘われ、お土産に醴泉大吟醸蘭奢待(1800ml)と言う日本酒を持って行きました。

岐阜県・・・と言えば、名古屋から1時間もかからない距離の岐阜市。

その駅周辺には金○園・・・は、繁華街かな??(o´艸`)キャッ☆彡

脱線しましたが、醴泉は岐阜県養老町にある玉泉堂酒造さんで造っているお酒で、大吟醸蘭奢待は鑑評会出品酒で蘭奢待の由来は現在正倉院に保管されている香木の名前ですね^^;

簡単に言えば香り控えめな淡麗辛口ですが、同価格帯のメジャーな久保田萬壽の淡麗辛口とはじぇんじぇん・・・気になる方は、とりあえず飲み比べしてみれば解ると思いますr( ̄_ ̄;)お酒は趣向品なので。

で、ご夫婦から好評だったんですが、お酒の話で宮城の一ノ蔵さんで製造している『すず音』という女性に人気の発泡清酒があります。

レギュラーのすず音の他に2種類あり、一つはピンク色の『花めくすず音』・・・それをを飲んでみたいと奥様のリクエストがあって黒龍しずくと一緒に購入してきました。

その他には『幸せの黄色いすず音』があり読んで字のごとく黄色いお酒。(震災の影響で今季は出荷できないとの回答です。)

前置きがな長くなりましたが、日本を代表する銘醸蔵と言われる知る人ぞ知る福井の黒龍酒造さんの上級酒である黒龍しずく大吟醸。

年2回7月と11月・・・出荷していたような気がします。

飲食店さん以外では非常に入手困難な一本でもありますが、運がよければ見つかったり、平等に販売してくれる酒販店さんを見つけることができればあるいは・・・( ゚Ω゚)/
それより安く提供してくれる飲食店さんで飲んだほうが安く済みます(爆)

因みに、私の行きつけの居酒屋では約130~150ml?で\1400ほどで飲めます(゜∀。)。oO(常連になると時々石田屋とか響きの30年ものとかご馳走してくれる場合も)

価格は・・・さておき。

瓶にかけられている大福帳にはこう記されていました。

■口上 大寒の凍てつく寒さの中での秘術をつくした吟醸造り、自然に滴り落ちる入魂の一滴から「しずく」と命名いたしました。
容器は明治末より長い期間使用された懐かしいアンティークボトル(機械口)を再現。
吟醸のみが持つデリシャスな香り、滑らかな舌ざわりを本当に愛する方に蔵出しさせて頂きます。
黒龍酒造株式会社

黒龍酒造さんですが、1975年大吟醸の一般市販化の第一号とも言われており、それ以前にも販売しようとした蔵もあったとの話ですが、大吟醸(出品)酒は蔵の技術向上のため少量生産されていた程度で、鑑評会のみ紹介されて一般流通を前提としてはいませんでした。

んで、『黒龍 大吟醸 龍」はあくまで一般市場流通を前提してたそうな。

その甲斐あって、大吟醸酒が商品として認知され始めた証にもなり大吟醸の新しい歴史を創った蔵と言われる所以なそうです。(酒屋さんや飲食店さんの中でも評価はトップクラス。)

また、黒龍のラベルの書は、パリの個展で有名な福井を代表する書家 吉川壽一氏のもので、ラベルは福井の伝統古布(八十八、龍)や越前和紙(二左衛門、石田屋、しずく、火いら寿)が使用され強いこだわりを感じます。(^-^*)

日本酒スペック
【銘柄】黒龍しずく大吟醸 23BY
【酒質】大吟醸
【価格】\10,500(1800ml)/\5,250(720ml)
【製造元】福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造
【杜氏】畑山 浩(能登杜氏)
【原料米及び精米歩合】兵庫県東条産山田錦 35%精米
【仕込み水】九頭竜川伏流水
【酵母】蔵内保存酵母
【日本酒度】 +5.5
【酸度】 1.0
【アルコール度数】15~16度
【備考】

上立ち香はほのかに洋梨のような上品な香り。
含むと…メチャ(゚∀゚)ウマーwww

えーっつともう一口…。

含んで…ん~゜+.(・∀・)゜+.゜イイネ!!

じゃなくて、非常に綺麗で上品な旨み。

含み香はエレガンス?(表現しにくいっす)

飲み干したあともキレの良い味わいです

日本酒を呑み慣れた人としては、酔わない?酔いにくい??

なんて言いますか、和らぎ水(チェイサー?)無しで穏やかに酔える美酒。

唯一ケチを付ければ、部屋温だと飲み干したあとに多少苦味が感じられる程度?

イメージとしては、夏とは異なる静寂なる秋の澄んだ美しき星空。海岸に佇んでいると、爽やかな涼風を感じながら、漣の音が何十にも重なる如き・・・。

んーセンスないのでうまい具合に表現できないデス(ノ∀`)
Posted at 2012/07/10 23:32:11 | コメント(5) | トラックバック(0) | 福井の銘酒 | 日記

プロフィール

「もう疲れました(´・ω・`)ヤェッテラレンワ」
何シテル?   05/27 23:11
正雪(マサユキ)です。 暑いの嫌いですが、東海地方のお酒や景色も好きです。 車は初心者に毛が生えた程度の知識しかありませんヽ(・∀・)ノ 少々...
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