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普通タービン交換までする35Rは800が主流だと思います。
私がBB700というボールベアリングタービンを選んだのは、お友達のHKSの800psに乗ってみて街中ではレスポンスに少しだけ違和感があったからです。




完成後


別の理由は、35Rのチューンはノーマルタービンで触媒とマフラーを交換して620psくらいにするのが定番です。
ノーマルタービンの能力を最大限に引き出す手法です。

80φ吸気管


私は保証問題は全然怖くなくて(35Rは壊れ難い車)、それよりもディーラーで整備点検を受けられない方が困るという気持ちでした。
アライメント調整やクラッチ調整は無料でよくやってもらいます。

ノーマルインジェクター

だから定番的にノーマルを620psにして違法改造(音量で車検不合格＝入庫拒否)になるのなら、触媒とマフラー代をタービン代に当てるという発想でした。
その上ノーマルのチューンよりも更に100ps近くもモアーパワーを得られるのも魅力でした。

レーシングプラグ


値段のことを言えば、触媒とマフラーで50～60万します。
BB700タービンそのものは46万でした。
800のタービンを選んでも、18万高いだけです。(どちらもノーマルタービン下取りで)

ノーマル吸気管 細い！！


前置きはこのくらいにして、BB700タービンにした後お友達の800ps仕様と比べた話をすると、No.2でも説明したターボエンジンの特性が良く理解できると思います。

1年前お友達はHKSから1.7kでは800psだが、1.3kの700psで乗るように言われていました。
私の車も1.31kで700psですから、タービンが違ってもチューンの仕方が違ってもパワーは同じですね。

ノーマルアクチュエータ


彼はHKSの指示通り1.3kの700psで乗っていて大満足していました。1.3kの設定はタービン能力よりずっと低いから、夏でも冬でも又回転数は中間でも上でも常に1.3kです。

最高出力時は彼の車は圧を抑えて1.3kで、私の車は圧が垂れて1.31kです。
彼の車は年中700psで私の車は夏は690psで、冬は圧が少し上がって710psと変動するという理屈です。

ノーマル燃料ポンプ


同じ700psの11yですがどちらが速いかはすぐに分かりますよね。
彼と車を交換して走り比べをしました。
結果、彼は私の車の方が速いと感じたようでした。
私は800仕様で前を走り、振り切ってやろうとフル加速しているのに、後から私の700が車間を詰めてくるのです。
近付いてくる自分の愛車に飛び石をお見舞いするのは複雑な気持ちでした(^o^)。

ノーマルエアクリーナー


最高出力は同じ700psでも中間では1.7kに上がる私のクルマの方が速かったのです。
私の2倍以上の費用をつぎ込んでエンジン内部まで手を加えた800ps仕様を700で乗るのは本当に“モッタイナイ”です。

彼も私の説明を理解してくれて、その後は1.7kで乗っています。
こうなると300km/hからの加速では置いて行かれますね。・・想像ですが(^o^)。