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35Rを便利にするモノグサ装置第2弾、AAR(自動ATモード復帰装置)の製作報告です。



私はシフトアップよりもシフトダウン操作によるエンブレを積極的に使います。
信号手前で3速や2速まで落としてそのまま停止すると、35RはMモードの1速の状態になります。
信号青で普通に発進すると1速のまま変速せずにエンジンが吹け上がり慌てることがあります。

停止するとATモードに復帰する装置は16アリストの時製作したところ、大変好評でどうしてメーカーがやらないのか不思議に思っていました。
最近になってレクサス車では、パドルのアップ側を長引きすることでATモードに戻るようになりましたが、これは1操作が余分に必要で、時には忘れることもあります。

35Rでもパドルの長引きを試作してみましたが、やはり便利さは中途半端でした。
(製作はこちらの方が思いっきり簡単。)

今回アリエルさんの依頼もあり、自分が07yから取り付けていた装置の回路を全面的に見直しました。
私のはかなり複雑で、シフトレバーにダウン専用のボタンを増設していて、このボタンは指先でチョンチョンと軽くギヤを落としていけます。

このボタンは停止すると6灯化しているストップランプの減光スイッチに変身させています。
この切り替え回路との絡みもありAARが複雑になっていました。

試作NG品の山


AAR機能だけのものを製作するのは簡単だと思っていました。
ところがここ10日程ずっと取り組んでいたのですが、思うような動作をしてくれません。
家の中の短い距離で車を前進後進させて、動作のテストを50回以上やりました。

もうギブアップ寸前でした。
回路は複雑ですが自分と同じものをもう1台作れば、とりあえずの目的は達成します。
でも簡単な方の回路が、上手く動作させられないのはプライド？が許さないのです(^o^)。

まあ、結果はちょっとした“落ち”があったのですけどね。
本当に疲れました。

私の作品は35Rと同じで、日々改良進化します。
コンスタでは、進化が素早すぎてアリエルさんを落胆させましたが、AARはこんな小型化は無理ですけどね。
アリエルさんの2000km点検では、スペV担当メカが“こんなことが出来るのですね”とコンスタを褒めて？くれたそうですが、1年点検の時はAARをなんと言ってくれるか楽しみです。

私は新しいものを開発すると、まずNHPCのメカを驚かすのが密かな楽しみになっています。
まあ、彼の協力のお陰で車両側への接続ポイントを探す作業が楽になり感謝しています。

コンスタもこんなに小さく。