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「幻の戦車」位置特定か　浜松・猪鼻湖で初調査【静岡新聞社2012/11/26 08:11】
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浜松市北区三ケ日町の猪鼻湖に眠る「『幻の戦車』調査プロジェクト」を進める
まちおこし団体「スマッペ」などが25日、初めて戦車の現地調査を行った。
船上から鉄パイプで湖底を突いたところ、金属音を感知した。
戦車の位置を特定できた可能性がある。
今後はより正確な位置を確定し、年明けにも水中に潜って探査する。
会員はじめ協力者約30人が参加。
県内外から戦争に詳しい専門家や水中カメラマンなども集まった。
水中探査する前に、湖底の状況や地形を調べるために行った。



幻の戦車は、旧日本陸軍が終戦間際に戦局逆転を目指して製造した「四式中戦車チト」。
完成した2台のうち1台が沈むという瀬戸橋の北側の湖底は、1965年の国土地理院や
今年5月の浜松土木事務所の調査から、南北方向に馬の背のようになっている。

聞き込み調査などから、戦車が沈んでいる可能性が高い東側の最深部周辺を重点的に調べた。
調査は、5メートルの鉄パイプを3本つないで湖底を突いた。
瀬戸橋から約70メートル、隣接の浜辺から約３０メートルの地点で、周辺の湖底で
鳴る「ザクザク」という感触とは違う金属同士が当たったような「カン」という音がした。
発見地点は水深約14メートルで、GPSで調べたところ北緯34度46分229
東経137度32分917だった。

猪鼻湖の環境調査を続ける三ケ日高の採泥器で、湖底の堆積物も調べた。
湖底の3メートル近い泥の層に戦車が埋まっているという話もあったが、泥は
数十センチしかないと考えられ、発見できる可能性が高まった。

年内に協力企業による音波探査などを行い、潜水調査のポイントを確定する。
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「チトと一緒に沈めた」と言われている「九七式中戦車」と「ユニバーサル
キャリア」の所在も明らかになりますんで、続報に期待しましょう。
(ユニバーサルキャリアではなく、カナダ陸軍のウィンザー・キャリア説あり)

「九七式中戦車(チハ)」と「ユニバーサルキャリアMk-Ⅱ/ブレンガン・キャリア」は
静岡県にある世界的な総合模型メーカー(株)タミヤ(旧社名 株式会社 田宮模型)
製1:35スケール「ミリタリーミニチュアシリーズ」の傑作キットがありましたね。

【日本陸軍 九七式中戦車】


【英連邦軍 ユニバーサルキャリア】