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11月16・17日に福島県エビスサーキット開催の「グリップ祭り」に参加してきました。


NSXとDC2Rを持ち込み、運転が上手なメンバーを集めて「他人のクルマをどれだけ踏めるか選手権」を行いました。9名それぞれがリスキーなクルマでタイムアタック。ブレーキ抜けたり、ホイール割れたりトラブルもありましたが、皆さんキレキレでレベルが高すぎました。
夜は大型モニターを持ち込みサーキット付近のホテルで山籠り。各ドライバーの操作や走行ラインの違いタイムリーに解析。時間的にも金額的にも贅沢な時間を過ごせました。また半年後にやりましょう



9人で行った「他人のクルマをどれだけ踏めるか選手権」解析結果
　　　　 　　　NSX vs DC2R
出力（PS）：　 280　vs　200 (推定)
車重量(kg)： 1150　vs　900
駆動方式： 後輪駆動　vs　前輪駆動
最高速(km/h)： 162　vs　153
旋回速度(km/h)：135　vs　150 (最終コーナー)
最大旋回G： 1.42　vs　1.64 (補正無し)
最大加速G： 0.58　vs　0.50 (便所下立上り)
最大減速G： 0.85　vs　1.07 (補正無し)



クルマの挙動を作り出す職業柄、走行データの解析は好きですが、今回の解析対象はかなり興味深いです。後ろに大きな羽をつけたDC2Rに対して、羽がないNSXは最終コーナー手前で大きく減速。もっともっとデータ計測したくなります。


実はNSX所有10年目のアニバーサリー走行会。
タイヤの硬化は激しく、3年前のネオバ(AD08R)に5年前のZ2☆。会社のドリキンが見事にドリフトをキメてくれました（笑）

運動会@筑波サーキットが終了。

皆さん日頃から研究に研究を重ね、羽を作ったり、バンパーに穴を開けたり、エアコンを外してみたり創意工夫。けどやっぱり雨で走行が難しく・・・スタートで転んだり、隣のお友達とぶつかったり、誰かのフロントバンパーが外れたり、チャレンジングな走行でしたが、私は無事に走り抜けてストレスから解放。けどじぇんじぇんアクセル踏めず、アストンマーチンスポーツに惨敗しました(汗)。身内で参加する走行会は楽しいですね。

全てのシルエイティーが、ここから繋いでいたら、日産ユーザーはみんな神ヽ(´▽`)ノ

バブリーな時代に生まれた旧型のNSXには「チタンキー」っかっこいい名前の鍵がオプションで(？)選べる。
先日幸運にもそのチタンキーを入手しました。
もちろん鍵の形が異なるので自分の車には使えないと分かっていて、NSXを所有した記念でってことで割り切って・・・
しかし実際に手にしてみるとずしりと重い。
明らかに材質はチタンではない。これは記念品にはならない。ってことで遊びの材料に。
少しでも溶接の経験がある身分としてはチタンの溶接はアルミの4倍、鉄の10倍面倒だと分かっていたので流用は考えていなかったのですが、材質がチタンではないのであれば話は別。
鍵山の飛び出ている部分は削れば良いが、足らない部分は何かを盛る必要がある。
一般的に便利な接着剤と言えば「アロンアルファ」。金属的に便利な接着剤といえば「銀」。金属界で銀は金ちゃんとも鉄ちゃんともとおるくんともみんなと仲良し。
鍵山の銀を盛る箇所の裏側にそれよりも融点の高いパラジウム箔を張り付けて補強し、真鍮片をろう付けするのだが、ハンドトーチの火力だけではキー本体の真鍮と思われる金属に熱が奪われるので、カセットコンロに鉄網の上でロー着作業しました。 あとはハンドリューターでマスターキーのキー溝をコピーするだけ。最終的にはマスターよりも滑らか刺さり、ドアやトランク、エンジン始動ができるチタンキー？が完成しました。鍵って消耗するんですね・・・
チタンではないチタンキーに泣かされ、チタンではないチタンキーを攻略しました。
ちなみに金属界で水銀は暴れん坊。常温でも一部の金属を溶かして「アマルガム」を形成します。この反応が1度始まると光の速さで何かをやらない限り反応を止められないので、水銀は飛行機に持ち込んじゃダメだと先日知りました。あと猛毒です！

私が結婚して人間にオムツをはかせるようになってから、NSXは新パーツ投入してもタイムアップできていない状態でした。先日のしのいサーキットで、弊社のサラブレッドがたった5周で記録を更新してくれました。

NSXを速い人に乗ってもらうのは気分が良いですね。

って書いたら負けず嫌いの皆さんがタイムアタックしたくなるかなと思って(笑)

速い人を見てその差を見せつけられると楽しくなっちゃう。私はサイヤ人なのでしょうか。それとも今後はドライバーシートを譲る高橋涼介なのでしょうか。



動画は上が虎の子、下が私です。
練習せねば！