説明しよう。Mini1000RRとはイギリスのマニア間で流行っているMiniを改造したマシンで、軽量高出力高回転エンジン(CBR1000RR)を載せた低重心低慣性のフォーミュラマシンの骨格にMiniの外板を乗せた、まさにMiniの皮をかぶった狼なのです。
走行日3日前に付いてなかったMiniの外皮が当日にはマシンに乗っかってました。
しかし溶接不十分なのか、サーキットの片隅でアーク溶接しながらのテスト走行。現場主義
ものの道理では、小さいものは非力だが小回りがきいてコーナーをすばしっこく走るもの・・・
しかしこのMiniはそんなことなく、NSXに対しては旋回より直線加速で引き離す。
それはそのばず、
NSXのパワーは280馬力(国内規制) 車重は1170kg(軽量化+ロールバー) 1トン換算240馬力
Mini1000RRのパワーは171馬力(CBR1000RR逆車) 車重は400kg(推定) 1トン換算430馬力
圧倒的にパワーウェイトレシオが良い。
バイク用の極めてクロスしたギア比、常用10000回転以上、うるさい蚊が飛んでるような音。
本当に気持ち悪いMiniでした。
今回はサスストローク不足、小さなホイールベース&トレッドによる路面外乱タフネスの低さよりタイトコーナーで縁石踏めずまっすぐなラインが取れない。今後ホイールストロークさえ修正すればタイム的にはジャンプアップでしょう!
Miniのドライバーがその感覚でNSXに乗るやハーフスピン連発。そこから察するにMiniはポンポン跳ねて扱い辛そうだが、乗ってみたら応答性もスタビリティーも高いようだ。
外板はMiniでも中身は極めてイナーシャが小さく重心高が低いフォーミュラの骨格。そんなポテンシャルの高さを感じさせる鋭い走りでした。
いや~今後の成長が楽しみである☆
Time 50'5
【ドライバーコメント追記↓】
タイヤはケンダのカイザー新品一本2500円ヤフオク品
サスペンションはバイクの2本で新品5000円ヤフオク品
元のザウルスより足をふくよかに動かしたくて暫定でバイク用を吊るしのまま装着。どんなにアームが上下に動いても、タイヤは路面に対して一定に動いてたよ!タイヤの摩耗もまったいら(笑)よくできてる。
ホイールストロークは70mmくらいあったから、足は固めていく方向でしょう。
今回はタイヤの銘柄うんぬんよりも、細めのタイヤの方が、走れるんじゃないか?という実験。ドリフト練習銘柄だけど、横グリップこそないものの、全開加速で、ホイールスピンすることもなかったから、パワー的には十分な太さなのかも。
旋回について。自分が駒の中心にいる感じでNSXのように後ろに重たいものを背負っている感触はほぼない。ほんとに自由自在な感じで、ホイールベースをショート化してよかったのかなとおもう。
駒のようにまわってしまう感はリアのグリップ力や、トー調整、空力などで現象をおさえることができるとおもう。
Posted at 2015/03/27 01:16:07 | |
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