デュッセルドルフという町、総じて資本主義的生活。

今日、デュッセルドルフを結構長くブラブラ歩いた。
デュッセルドルフにはケーニックスアレーという通りがあってここの通りには高級ブティックが連なっています。

ショールームの値段を見て驚愕しない方は相当裕福な方です。

そういう通りでは特に貧富の差を目の当たりにします。
（物乞いの人も多いです）

木の板をノコで切った動物を路上で売っている人が居ましたが、その人の販売机には「物乞いより仕事の方がまし」と書いてありました。資本力が少ない個人商店は倒産に危機にさらされ、何店か閉まっているのを見たり、その脇では高級車に乗った若い人がいたりして、全ての人が同等に生きていく事は無理だし、競争社会だからこそ生み出されるパワー。社会発展があり、それを否定出来るほど社会主義に傾倒している訳でも無いが、やはり割り切れない気持ちは出てきます。

自分が日頃自分に言い聞かせている事はどう生活が向上して行っても庶民の心を忘れず、心で人の上には立たないという事です。
（時々忘れている自分に気付きます）

これは大切な事だと思う。
幸運にも先進国という国に生まれ、明日の糧だけを考えなければ行けない生活を強制的に受け入れなくて良い状況、環境。

上を見れば切が無い様に下を見ても切りは無い。
（自分の場所は周りからは決められない、自分が決める事）

自分が社会に生きている証明、価値を高める為に仕事に精を出し、より良い生活を目指す事は正しい事だが、それに伴い足元を忘れ人を虐げる人には成りたくない。
自分は自分らしく、自分としての際限無い人間性を発揮して行きたい、そう今日感じました。

最近「ちっち」が亡くなった事や、今日死にそうになったスズメを見つけた事が縁になって、こんな事を考えているのかもしれません。

明日からまた仕事、やる事多いけど頑張って行くぞ！！