
そんな風に始まった北海道出張ですが、訳あって予定を大幅に超過して滞在することになりました(涙)
早く帰りたくても現場は週末休みなので、土日は外出して過ごしました。
そうはいっても中途半端に冬になったばかりの北海道はそんなに見所やアクティビティもなく…
とりあえず旭川ラーメンでも食いに行くか、ということでドライブ。
帯広は毎日十勝晴れで、凄く寒いけど雪もない。余り深く考えずに狩勝峠を越えると・・・そこは現地の人でも道を見失って路肩を踏み外すほどの大雪でした。
峠を越えると南富良野。根室本線で行くと新得から幾寅までが狩勝峠ですが、2016年の台風で線路が崩落し、ずっとバス代行輸送が続いていました。

幾寅駅は高倉健さん主演の「鉄道員」の舞台となった駅として有名です。今も映画の幌舞駅のセットが残されています。何度来ても、特に雪の季節にホームに立つと、健さんが汽車を見送る姿を思い出して目頭が熱くなってしまいます。

ラストシーンはこの方角でした。

これはリアルな幾寅駅の表示ですが、味があります。
この区間も夏冬問わず何度も乗りました(今回みたいに土日を挟むときは良く乗ってた)が、緑の中の花々、霧氷や凍った湖、いつ乗っても美しい景色で、もう乗れないかと思うととても残念です。

富良野美瑛経由で旭川に行くなら普通は国道38号(別名ガーデン街道)から国道237号(花人街道)を辿りますが、私は一般車の後を付いていくのが我慢できなくて途中から裏道で麓郷を回って富良野岳をかすめて美瑛に抜けます。今回特にものすごい大雪だったのはこの裏道ですが、それでも国道よりは随分時短になったと思います。麓郷といえば…

北の国からですよね。五郎さんの家には近づけないと思いますが、中畑木材(地井武男がやってた木材店)の前は通ります。
美瑛では美瑛選果に寄るのが定番ですが、冬はやってないのでフェルム・ラ・テールというお菓子屋さんに寄りました。

焼き菓子やケーキが売っています。夏ならソフトクリームも美味。

とてもお洒落なお菓子屋さんで、夏は賑わいます。レストランも美味しいですよ。レストランは冬もやってます。
目的地は旭川市内のつるやさん。昔ながらの旭川ラーメンが美味しい。

いつも野菜チャーシューになってしまう…
ちょっと市内をぶらぶらして、今度は国道273号、糠平街道を三国峠経由で帰りました。大雪山の山塊を一周する感じですね。
層雲峡温泉を過ぎた辺りにある銀河・流星の滝
頑張って飛ばしたけど三国峠で日没・・・ここからは真っ暗

こちら周りの糠平街道はやや距離も長めですが、ガチで原生林で交通量も極めて少ないので本気アタック掛けます。ただ層雲峡から糠平までの60kmは民家もなく携帯の電波もないので、冬に事故ると凍死しかねないです…。
夏は景色も清々しく、車も少ないので好きなコースです。三股山荘でお茶したりタウシュベツ川橋梁を眺めるのが私の定番です。(冬は湖水に沈んで見えませんが)
Posted at 2025/01/07 00:01:01 | |
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