
もう一カ月も前ですが、男前な相棒と一緒に那須塩原まで紅葉狩りに行きました。

BMWのX4 xDrive20d Msportです。なんて書いてますが自分のクルマではなく、今回もBMWのご厚意により2日間借り出してのテストドライブです。
X3に比べてリアをスラントさせたスタイルは、クーペっぽくもありスタイリッシュです。その分X3より荷室は狭いですが、奥行きは充分と思います。ボディはかなり大柄ですが、運転し辛いという程ではありません。

道中、東北道を矢板インターまではACC+レーンキープを使って移動しました。やや混み気味の高速でも的確に車間を維持しながらほとんど自動で走ってくれます。レベル2なのでハンドルを持っていないとキャンセルになってしまうものの、ハンドルセンサーは静電容量によるもので、ステアリングに指を乗せておくだけで検知されます。トルク検知式だとたまに無意味にハンドルを回してやらないといけないので、それよりずっと良い感じです。
ただ、車線が薄くなっているところは結構簡単に見失なうようで、たまに運転を代われと言われたので気は抜けないです😅
私の感覚では、日産のオートパイロットの方がやや車線のかすれなどには強い気がしましたが、ハンドルセンサーはBMWの方がずっと楽です。

矢板インターからは八方道路を抜けて塩原に向かいます。途中の山の駅たかはらで休憩。

少し先にある駐車場にクルマを停め、おしらじの滝まで歩きました。

途中途中で見える山も綺麗に色付いていました。そう、このクルマは大きなサンルーフが付いているので、屋根を開けて外の空気も楽しみました。サンルーフなので開放感というほどのものではないですが。
インテリアは比較的シンプルながら上質感があり、使い勝手も上々です。オーディオ・ナビについても不満は出ないと思います。
さて、ドライブは八方道路から国道400号までは出ずにショートカットして日塩もみじラインへ。

茶屋はコロナ禍で休業でしたが…

ここからの眺めが一番綺麗だったかも。
この後は川治ダム経由で霧降高原へ。でもこの頃にはすっかり暗くなってしまったので、テストドライブに専念。それなりのペースで走ります。
脚は決して固くはないですが、かなりの走りでも限界が高く、軽々と向きを変えつつしっかりとロールを抑えています。ハンドルが結構切れるのですが、大きく切ってもしっかりと大柄な車体を曲げてくれます。エンジンも、パワー感はないですが、必要充分なトルクで登り坂でも普通にぐいぐいと走ります。しかし、同じディーゼルでもアルファロメオのようなドラマチックさはないですね。また、脚が柔らかいせいか重心が高いせいか、ピッチ方向の揺れはやや気になりました。これは乗り心地と相反するので難しいところです。

全体的に必要充分だけどスポーティでもある、という感触でした。ペースをリードしつつも大人の走り、刺激より快適、というようなクルマでした。刺激が欲しい向きはM40iやMコンペティションをどうぞ、ということですね。
Posted at 2020/12/09 02:56:20 | |
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