家族旅行二日目のスケジュールです。
~8月12日(日)~
07:00 起床
07:30 温泉(朝風呂)
08:00 朝食
09:30 大村屋(チェックアウト)
10:00 嬉野市内観光
12:00 長崎市内(中華街)
13:30 平和公園
14:30 原爆投下中心地
15:30 帰路
18:00 自宅到着

↑朝食はこんな感じでした。朝食も美味しく頂きました。温泉たまごって、とっても大好きです^^とても美味しかったですよ~。

↑沸騰する前の写真を撮り忘れたんですが、これは温泉湯豆腐です。最初は透明な温泉水だったんですが、沸騰させるとご覧の通り白く濁るんです。

↑旅館を出て嬉野市内を観光します。観光と言ってもあんまり見るところが無いです・・・。ひとまず昭和天皇が植樹した樹を見てきました。これは、みゆき公園の中にあって、昭和62年頃に嬉野で全国植樹祭が開催された時に、昭和天皇が植えた樹です。ネットに囲まれて見えにくいですね・・。

↑嬉野市内を観光した後は、長崎市内へ移動しました。昼食はやはり、中華街って事で中華街を訪れました。

↑私が注文したチャーハンです。美味しかったんですが、グリーンピースがやたらと余ってしまい、最後の方はピースご飯を食べてる感じになりました。

↑嫁さんが注文した、皿うどんです。これが非常に甘くて、お菓子を食べてる感じがしました。しかもあんかけがローションみたいにネバネバしていて、まるでローション食べてる感じになり、嫁さんが途中でギブアップ。私も援護射撃しましたが途中でギブアップしてしまい、結局完食は出来ませんでした。

↑長崎と言えば貿易で栄えた街として知られていますが、もう一つ知られている事があります。そうです、原爆が投下された街でもあります。写真は平和の像です。これは皆さんテレビや教科書で目にした事があると思います。垂直に伸びた手は原爆の恐ろしさを、水平に伸びた左手は平和を、閉じた瞳は被爆者の冥福を祈っています。

↑平和の像がある一帯は、原爆が投下される前は刑務所がありました。ここは爆心地から400mの距離なので、当時ここに居た刑務官や囚人は全員即死したそうです。写真のレンガは刑務所の建屋の壁の一部です。原爆の凄まじい爆風と熱線で焦げています。

↑こちらは平和の像の外周にある壁です。当時刑務所の外側を囲っていた外壁がそのまま残されています。壁の中にあった鉄の筋交いがグニャっと曲がって原爆の恐ろしさを伝えています。

↑平和の像から少し移動すると平和の泉があります。ここには石碑に次の言葉が刻み込まれています。
『のどが乾いてたまりませんでした。水にはあぶらのようなものが一面に浮かんでいました。どうしても水が欲しくてとうとうあぶらのういたまま飲みました』私はこの文章を見て、とても悲しくなりかわいそうに思いました。

↑平和の像を後にして、続いて原爆投下中心地に行きました。この場所で、昭和20年8月9日午前11時2分、二発目の原子爆弾(ファットマン)が投下されました。私はここでも犠牲者の冥福を祈るために手を合わせました。

↑これは、爆心地に近いところにあった浦上天主堂の外壁です。当時の場所からは移設されていますが、壊れた外壁が原爆のすさまじさや破壊力の凄さを伝えています。
この原爆投下中心地には、原爆当時の地層というのが残っています。
写真を撮り忘れたのが残念ですが、その地層には割れた茶碗や焦げた
木材、グニャグニャに曲がった鉄などが埋まっていて、当時のままの
状態を見ることが出来ます。原爆投下から62年経った今でも、
この辺の土を掘り返すと原爆で破壊された品々が出てくるそうです。
今回の旅行で、家族揃って旅行が出来る喜び、今の平和が築かれる前に
あった悲しい戦争の事、そして今自分が生かされている意味、今後も
子孫に平和を語り継ぐ事など、いろんな事を考えそして学んで伝えて
いく事を、改めて認識しました。娘はまだ全然解らないので、もう少し
大きくなったら再び訪れて、もう一度平和について勉強したいと思います。
ちょっと個人的に思ったんですが、平和記念像の前や平和の泉とかで
カップルが笑顔で写真を撮ったり、外国の方が家族で記念写真を
撮っていました。私はこの場所でこういう写真を撮るのはどうなんだろう?と
思いました。ここは原爆で犠牲になられた方々の冥福を祈り、核兵器廃絶と
原爆の悲惨さを全世界に発信する場所であって、カップルや家族がが笑顔で
噴水や平和記念像や被爆して壊れた壁などをバックに写真を撮るような
場所ではないと思ったんです。
考え方を変えれば、「カップルや家族が笑顔で写真を撮る事ができるくらい
平和な世の中になったんだよ。過ちは繰り返していません。」という
考え方も出来ますが、私はそう思えません。ですのでこの場所では
家族の記念写真を撮っていません。たとえ撮ったとしてもその顔は
決して笑顔ではないです。
まあ細かい事を言うなといえばそれまでですが、世の中は十人十色。
いろんな意見があるのでどれが正しいとか間違いとか言えないと
思いますが、貴方はこの場所で家族や恋人と笑顔の写真を撮れますか?
私には出来ないです。