「［イラスト解説］ティール組織」を読みました

昨年話題になった「ティール組織」の本を読んでみました。
本来なら元ネタの英治出版のティール組織を読むべきなのですが、592ページもあり私にはしんどそうだったので、224ページと、ぐっと入門編みたいな［イラスト解説］ティール組織 ―新しい働き方のスタイルを読みました。
これ、不思議なことに元ネタと同じ著者なのですが出版社が違います。

で、読みましたが概念論が多くて難しくて、200ページ程度しかないのに、読むのに10日間くらいかかりました。
組織論なのですがトップダウンではない組織に関することで「助言により気付かせる」「権限を委譲し、各々が考えて最適化を図る」「顧客へのサービスの最大化と、各々が組織の静的な一部品ではなく動的な構成要素となる」「各々がお互いに仕事以外の自らの思いを開示し合うことで親近感を得る」など、現実の組織では実現が難しそうな項目が並んでいます。
こういう方向を目指す会社や組織は、いいな。とも思いました。
ただ、業績評価の方法は私には理解できませんでした。
元ネタを読んで考えればいいのでしょうが、骨のありそうな本なので考えてしまいます。