「失踪日記」by吾妻ひでお を読みました

メガネのフレームが満員電車の中で押されて歪んでしまったのか、本日は気持ち悪くて仕事がさっぱり進みません。さて昨晩、吾妻ひでおの失踪日記を借りて読みました。さすがにマンガだとラク。私が初めて吾妻ひでおの作品をみたのは1974年頃で、ふたりと五人というマンガでした。1970年代前半らしくナンセンスものです。ただ、この作品のネームは編集担当がほとんど入れてたというのは初めて知りました。
さてこの本は吾妻本人が仕事がイヤになって2回ほど失踪してホームレスになったり、なぜかガス配管工になったくだりや、アルコール依存症になり精神病院に入院した経験や出会った人のことが面白おかしく書いてあります。よくあんなに覚えてるよなっていうくらい沢山の逸話が入っています。ご本人がそうなのか否かはともかく精神的に弱くて、マジメだと陥りやすいように描いてあって、自分も気をつけないとイカンと思いましたねー