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昨日、練馬区社会福祉協議会から紹介を受けた窓口に、母が電話した結果です。

(1) 東京都福祉保健局高齢社会対策部介護保健課人材係
=>本部門はケアマネジャー資格取得をめざす者に対して、の窓口であるので、その手の苦情の窓口ではない。それは(3)が該当する。とのことで、そこに電話を回してくれました。

(2) 日本介護支援専門員協会東京支部
=>詳しくは母から聞きませんでしたが、どうも窓口としては違うようでした。

(3) 東京都介護保健課相談窓口
伯母が現在、特別養護老人ホームに入所して、くだんのケアマネジャーと契約していない状態では、その件は民事であり、東京都では介入できない。もし伯母が家に戻り、そのケアマネジャーと再度契約することになれば、調査する。

............くだんの遺言証書を作成した時点で、東京都または練馬区から派遣されてきたケアマネジャーがやったことを民事と片付けられてしまうことには納得いきません。しかも(3)の電話に出たお方は、どこからこの電話番号を知ったのか？なんていう質問まで母にしたらしいです。

こうなると本格的に弁護士を立てて、東京都の指導監督責任も追及して、そしてどこの事業所もこのケアマネジャーを雇用したくなくなるような、または他の練馬区民がこのケアマネジャーにケアプランを立ててもらいたくない、と思ってしまうようなところまで追い込む勢いをみせて、ケアマネジャーにも伯母に対して遺言の書き直し説得協力を迫るほうがいいのか、と思ったりしています。

今日も練馬区社会福祉協議会へ行きました。用件は保険福祉サービス苦情調整委員との面談です。このお方は年配の女性で弁護士の資格をお持ちとのこと。遺言状はコピーを事前に渡してあり、その補足説明および先週土曜の伯母代理人(就任予定)の弁護士との話を伝えました。

[遺言書関連]
・公正証書で作成した遺言書を法廷に持ち込んだ場合「作成時点で判断能力が無かったはずだから無効」とするのは難しい。但し道義的な判断が下る場合もある
・遺言執行人と遺産受取人が同一という事も有り得る。今回の場合、遺言執行の報酬として遺産をもらう、との解釈も考えられるがそれにしては大きな金額。弁護士が執行人を請け負う場合はここまで請求できない。但し法律に明るくない一般人には手に余る場合が多い。弁護士が遺産を受取りながら執行人になるのは違法行為で、資格剥奪につながる
・遺言執行者解任を家裁に依頼する方法もある
・遺言書換えが可能なのは本人のみ。但し本人が判断能力がある場合に限られる
・親族が成年後見人に就任した場合、本人には判断能力が無いとみなされる。よって、就任時点以降の権利を守ることは出来るが、遺言を書き直す能力は無いとみなされる場合がある
・遺言能力が無いとみなされた場合、各項目別に修正することは無理だが全項目に対してGo/NGを示すことは可能となる場合もある
・その判断基準は医師の診断書になるが、成年後見人申請用となると認知症の度合いをキツ目に書かれる場合が多い
・また長谷川式の基準も状況によって異なる数値になる場合がある。「一過性の診断」となっている可能性があり、それを基準にさまざまな判定を行うことの是非の問題もある。
・しかし伯母の亡き夫の縁者を成年後見人として担ぎ出された場合、家庭裁判所から照会された時に異議申し立ては出来るものの、新たに後見人の申請しても受け付けてもらえない

[伯母の代理人が登場した件]
ケアマネジャーが「親族が伯母本人の意向に反して特養ホームに収容させたので人権的に難あり」という方向で弁護士を依頼してきた可能性もある

[ケアマネジャーの指導]
・ケアマネジャーがこんな倫理に反する行動を取った場合の罰則規定がない
・苦情調整委員が出来るのはケアマネジャーを雇用する事業所を指導する程度。その場合も該当ケアマネジャーが所属事業所を辞めて他事業所に所属し直すだけ、になる場合もある

練馬区社会福祉協議会ではここまでしか出来ないそうです。そして以下の窓口への相談を勧告されました。
(1) 東京都福祉保健局高齢社会対策部　介護保険課人材係

(2) 日本介護支援専門員協会 東京支部

尚、(2)はケアマネジャーの任意所属団体だそうで、ここに所属していればそれなりの指導が入ると思われるが加入していなければ役に立たないようです。

1.5Hほど相談に乗っていただき、いろいろアドバイスをいただきましたが。ここの窓口ではこれ以上の進展は無さそうです。しかし！成年後見人に就任するとマズいこともある、とは知りませんでした。

本日、伯母の代理人と名乗る弁護士が来訪。

・依頼に係るルートは守秘義務により明かせない
・今回はまず「老人ホームからの出所および自宅での生活」に関する代理人請負。但し今後は資産管理その他まで請け負うことになるのかもしれないが、それは今後様子をみて考える
・代理人の依頼はあったが未だ契約締結していない。
・本人が望むことをそのまま実行するのが、本人にとって最善ではない場合もあるだろう
・伯母には会ったが、その認知症の状況を具体的には知らなかった。今日、話を聞かせてもらって、出所して自宅で生活するには難があるのは理解したが、どうしても出て自宅で暮らしたいと本人が主張すれば、その意向を止めることは出来ない。
・依頼人の意向に沿ってホームを退所させて金融資産も引き取って渡せば仕事は終わるのだが、その後で問題が起きる可能性が高いので、どうするか決めかねている
・弁護士自身が後見人になり資産管理することも出来るが、報酬の割に面倒な仕事の上に自分の事務所と伯母宅は距離があるので、本音では請け負いたくない仕事。
・遺言執行人と遺産受取人は通常、別人物。本来公証人はそれを指摘して公正証書を作成するはずなんだが......


等々、1.5Hくらい話しました。

本日、練馬区役所に行ってきました。用件は勿論ケアマネージャの件。庁舎が3つもあって分かりにくいのですが、そういう用事なら東庁舎4F、と総合案内で言われて移動。そしたらそこは、練馬区役所の中にはあるものの「練馬区社会福祉協議会」でした。

で相談員さんに経緯を話したところ、そういうことは弁護士の資格を持つ「保険福祉サービス苦情調整委員」に言うように、とのことでした。そして、

・遺言の件に関しては一筋縄では行かないと思われる
・成年後見人への就任が望ましい
・成年後見人就任のためには、取敢えず医師の診断書を手配すべき。他はその目処がついてからでも良い

ということで、来週の火曜日に保険福祉サービス苦情調整委員と面談することにしました。皆様、いろいろ助言いただきありがとうございます。父が高齢なこともあり、多分、私が後見人就任、ということになりそうです。しかしまあ、伯母のためを思って？いろいろやってるのですが、伯母はそう思っていないフシがあり悩みます。しまいには、伯母の代理人と称する弁護士から内容証明郵便が来て、こちらが預かっている金融資産の引渡しを要求してきまして。明日はその弁護士と会って話さないといけません......

一人暮らしをしていて過去3回くらい倒れて救急車で運ばれたことがある私の伯母。先日も倒れて順天堂大学医学部付属練馬病院に入院し、長谷川式認知症検査で12点と判断されています。これは中程度の認知症らしく、一人暮らしには難があると医師に判断されたので父が身元引受人になり、現在完全介護の老人ホームに「仮」入所中なのですが、退所して自宅で暮らしたいと言って聞きません。
じゃあどうやって暮らすのかというと、ケアマネージャがケアプランを組んで誰かを頻繁に派遣して面倒を見させるつもりらしいのですが、果たしてこれがうまくいくのか疑問です。

さらにビックリすることに、伯母は既に遺言を用意してありました。そしてその執行人が、そのケアマネージャーになっています。そして遺産である自宅を更地にして処分するのは、ケアマネージャーが紹介する不動産業者。もちろん、土地の評価額見積もりは不動産業者が決めるのでしょう。低めに見積もってキックバックすることも出来そうです。自宅解体費用も不動産業者が提示するのでしょうから、これも高めに言うことも可能ですよね。その売却後に税金・諸経費を差し引いた金額を親族とケアマネージャーがもらうことになっていて、親族が亡くなった場合はケアマネージャーがその権利をもらうことになっています。ケアマネージャーが亡くなった場合の記述はありません。
そして、遺言状の執行はケアマネージャー本人が代理人を立てることが出来るように書いてあります。さらにこの遺言、ちゃんと公証人により公正証書化されているのです。

しかも厄介なことに、伯母がこのケアマネージャーに「ぞっこん」なのです。だからこんなことになったんでしょうね。しまいには、葬儀の喪主までケアマネージャーにやってもらうような書き置きもありました。このケアマネージャーさん、伯母の面倒をみたいと言っているらしいのですが、「病院の入退院等、身元引受けだけはできないので、それだけは親族にやってほしい。それ以外は全部やる」って言ってるとか。虫のいい話に聞こえるのは、私だけ？葬儀の喪主だって、「最期は親族に.......」なんて言い出す可能性もあります。それ以上に、資産が目減りする前に......なんてことがあったらタイヘン。

..........ケアマネージャーってそういう職業なんでしょうか？明日、練馬区の管轄の役所に確認してみます。しかしこのケアマネージャーに世話になっている伯母以外のひとは、そんなひとに世話されているとは思っていないだろうな～