JI1Vのブログ一覧

世間には「柔道○段空手○段」等、複数の格闘技の有段者が居ますよね。私は昔から、なんで一つの奥義を極めずに\と手間を倍かけて複数習うんだろうと不思議でした。先日、社内の格闘技好きの同僚に聞く機会があったのですが、彼いわく、どんな武道でも不得手な場面があるからそれをカバーするためにやるんだとか。要はケンカに負けないように、ということらしい。いろんな楽器をやってるとか、ジムカーナとダートラやってるとか舗装とダートを走るとかとはエライ違いです。でもどこでも走れれば楽しいっていう人が居るように、いつでもどんな場面でも血がたぎって仕方が無いという向きもいらっしゃるみたいだしなぁ。

本日は朝から雨。仕事もいろいろ増えて(？)片付きません。仕事が終わらないのは量種類とも多いということもありますが、自分の意欲が欠けているからか、集中力が無いのが大きな理由。しまいには勤続疲労?などと贅沢なことを思ったりします。人並みな暮らしが出来る程度の収入があるだけでも充分なのにね。無職だった2001年頃からすれば贅沢な話だ。うん。
ところで車の運転にしても車いじりにしてもそうなのですが、他人が上手にこなしてるのをみて、自分もそうなりたいと思って練習しますよね。大抵のひとは、その過程はつまらないのを我慢して練習するうちに(程度の差はあれ)上達して、やっと楽しい次元に到達するのでしょうが、私はどんな事でもそんな次元に達したことがありません。ソニーの研究所の茂木健一郎さんも「脳は快楽主義」と言ってますが、そういう次元に達した経験のある人は、その楽しさや達成感を分かっているから努力や集中ができるのかもしれない、と思うようになりました。要は一生懸命遊ぶことができる人は、仕事もバリバリこなせる可能性が高いということだと思います。
また、車以外の技術、例えば料理や楽器、語学等にもそれなりに苦労が要りますが、それができるようになれば、また違った楽しみや人との触れ合いがあるように思います。そしてそういう触れ合いは趣味や仕事の数だけあるように思うのです。そういうのを体験しないで過ごすのを勿体無いと感じるか、苦労を面倒と思うか。その価値判断は人それぞれで、そういう意味ではものぐさな自分の判断基準がダメ人間であるゆえんか?ならば改善を企図すべき、などと思う私なのでした。
#でも格闘技は痛そうだからイヤ