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1月24日に伯母の居る老人ホームを訪問した時に、伯母の今後に関して、私が成年後見人に就任？することを伯母に口頭で打診して好感触を得ました。「伯母はせっかちで、すぐ気が変わる」ということを昨年12月にようやく理解した私は、これは早々に事を運ぶべきと思いまして委任している弁護士に相談したところ、伯母の意思確認のため老人ホームまでお越しいただけることになりました。
そして本日、近くの駅まで迎えに上がってホームに行ったところ！なんと伯母に来客がありました。茶道のお弟子さんが二人、です。おそらく老人ホーム入所後初めてのお弟子さん訪問です。それはそれで有難いのですが、ちょっと予定が狂ってしまいました。

ともかくお弟子さんよりはこちらが優先とばかりに、伯母をお弟子さんから引き離して、弁護士の先生から

(1) 存命中で、自分で判断できる状態
(2) 存命中だが自分で判断できない状態
(3) 死後

の3状態に分けて今後の契約を用意しておくべきこと、また(2)の状態になってしまうといろいろな事が決めにくくなること等々を説明していただきました。現時点では伯母は「まだらボケ」という状態で多少の判断能力があるとみなせるので、未だ成年後見人を立てるのは最善策ではないらしく、これに関しては引き続き弁護士に委任、という状態にすることにしました。
伯母は「誰に幾らあげる、という遺言書を書く」ということしか念頭にないみたいで、ちょっと辟易(へきえき)しますが仕方ないです。弁護士いわく、年寄りを騙すのは簡単で、例えば中古アパートを運用すれば利回りがこれだけある、なんていう契約をする際に「補修費用はオーナ持ち」という一文を詳細には説明しないと、見かけ上の利回りと実質の利回りが一緒になってしまって契約してしまいエラい目に遭うことも考えられるとか。\を気にする年寄りがいろいろな話を比較して、見かけ上の利益が高いほうを選んで落とし穴を見落とすことも起き得るらしいです。そういう意味では今の家を売るとかよく言っていますが、そんな時にも騙されないように立ち会わないといけない、ということになりそうです....

弁護士の先生を駅まで送った後に別の用事で老人ホームに立ち寄ったら、一度自室に引き揚げていた伯母が丁度ホーム入り口まで出て来て、そこらをドライブしてくれ、というので15分強程度ですが近所をぐるぐる回ってみました。そんなの何か楽しいのかな？と思うのですが、あまり出歩く機会の無いひとは楽しかったようです。あと、月に1回くらいは外食しよう、と言っていたので、それも叶えてあげるべきかな、と。それくらいはできますんで。

ところで伯母が入所している老人ホームは24時間介護体制で、昨年晩秋には空室が10室以上ありましたが、年末に全部埋まったとか。伯母は間に合ってよかったです。