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12月の多忙な時期に行けなかったし、年末年始にも行けなかった伯母のところに顔を出してきました。今回の懸案は「お墓」。伯母は徳島の実家近くの、実家が檀家になっているお寺さんに伯父を「永代供養」してありますが、檀家さんが出したお金を生活費に使っているという噂もあって、どうもこのお寺、胡散臭いのです。その永代供養なるものも、お骨を一箇所にまとめて放り込んであるとか。で自分も亡くなったらそこのお寺に云々とか言っていまして、ハテどうしたものかと悩んでいました。伯母は、そこのお寺に入れば実家筋が面倒をみてくれるという筋立てのようですが、当方としては、近くならこちらで面倒を見ることが出来るので、その旨度々提案していたのですがなかなか同意してもらえません。

ではでは当家も墓を買うから一緒に如何？という提案をしたところ、ようやく同意まで漕ぎ付けることができました。で伯母を連れて墓地に行ってみたら、500万円くらいのを見て「これくらいだといいわねぇ」とか言ってるんです。当方としては並んで買いたかったのですがそんな\出せませんので、それより安いもので納得していただき、墓地確保までたどりつきました。
そして契約したのですが、へぇぇって思ったことが幾つかあります。

・その墓地は「100年契約の借地」。100年後は再契約の連絡が来るんでしょうか？それと、転居等でお墓を移動することもできるそうですが残金は返却してもらえないそうです。保証金というのもあるが、それは管理費未納の場合に差し引くものらしいです。
・東向きのお墓は「西方浄土に向かって祈る」ので西向きより\高い
・事務所に双眼鏡が置いてある。双眼鏡から墓地を見るお客さんが居るですか?
・墓石は中国産が主体。理由は人件費が安いから。墓石の彫った文字の部分は白くなるので、白い石より黒い石のほうが読みやすくなり、高価。
・墓石の劣化は「水分を吸った際にゴミも吸い込んでしまい、水分蒸発後に内部にゴミが残る」のが原因。月に1回程度でも石を拭き掃除すれば持ちがよくなる。最近は表面コート処理も可能で、その場合は手入れがさらに簡単。
・墓石の原産地は中国が主体。福建省より奥地の雲南省のモノのほうが目が細かく水を吸いにくいので\高い。さらにインドのものはもっと詰まっている。
・スカンジナビア産の石もあって\高い。しかし一番高級なのは日本の香川県産のもので、それは産出量が限られているために、時価みたいな価格設定になっている
・墓石の形は和型と洋型に二分される。和式はいわゆる「○○家代々之墓」みたいなやつ。最近はいろいろ文字などを彫ることができる、将棋の駒みたいな形の洋型が人気。価格は洋型のほうが若干安い。
・タイルに写真を焼き付けて墓石に埋め込むこともできる

墓石もいろいろあるんですね。