JI1Vのブログ一覧

アジアの販売店のサポートの仕事をリアクティブからプロアクティブにする、ということになり、そのネタとして過去1年間の販売品目を品目ごとに分けてから考えようということで昨晩に乏しいエクセルのスキルを使って延々とやっていたら朝になってしまい（！）、本日は寝ないで電車に乗ったワタシ。勿論朝食抜きです。小田急線は本日も間引きダイヤで、そうでなくても週の初めは混雑するのですが今日はそれほどでもなく、不思議な感じです。取敢えず座れたので、暖房が入らず寒かったけど新宿駅まで爆睡。
で新宿についていつものようにオアシスステーションでカシスヨーグルトを飲んだあとに、順番が逆だけど朝食。。。
いつもは箱根そばなのですが本日はわぉん。に入ってみました。納豆定食380円。。しかし生卵がない！玉子ごはん定食っていうのがあったので、そっちが良かったかな、と朝早くから逡巡していたのでした。納豆に鰹節が入っています。
ここは夜は立ち飲み屋になっています。そういえば最近飲んでないな。被災地の方々に比べれば恵まれていることをつい忘れてしまいます。

わぉん。 （丼もの（その他） / 新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.0

そろそろ花より葉のほうが目立ちだしました。

2月に入社したばかりのインド人が本日、退職しました。
理由は福島原発の放射線漏れに対する畏怖。彼は日曜あたりから、インド大使館員から非公式に帰国を勧められていました。彼の友人の在日インド人も続々と帰国、もしくはその準備をしているところで、ご両親の意向もあり、帰国を決めたようです。

彼は南インド・バンガロールで育ち、インドの大学で電子工学を学ぶ傍ら日本に興味を持って日本語を学び、その後に日本に渡って派遣社員か契約社員としてKDDIで障害対策員として勤務。その際の上司の考え方・行動をみて日本をさらに知りたくなり、退職して日本の大学および大学院で経営学を学び、この春に大学院を卒業(見込み)。MBAを取得という、「工学」「経営学」の両方が分かる逸材。日本の大学を卒業できる学力があり、また人柄からも育ちの良さが伺われました。日本語能力試験も最上級(N1?)に合格していて、ごく細かいニュアンス以外は通じるので日常会話は勿論仕事の打ち合わせも日本語で出来るという出来の良さ。勿論インド人ですから英語は母国語みたいなものです。

私が抱えていたアジア各国の販売店対応および米軍基地や外資系企業のビジネスコーディネートも彼に引継ぐことになっていて、私としても理工系のひとだとITや電子機器に関するリテラシーがあるから説明もラクなので期待していました。日本で正社員として仕事をするのは初めてなので細かいビジネスマナーは分からないようでしたが、それも教えれば素直に聞いてくれました。そして上司も彼の潜在的能力を評価していて、5月上旬のドイツでの研修も彼に行かせることになっていました。

そんなところで先週金曜の大地震です。インドでは地震が少ないので地面が揺れるのが不安になるらしいのですが、勤務先の建物は地上30m程度の高さ。その高さでの揺れは初体験だったのかもしれません。そしてその後の福島原発からの放射線漏れの恐怖。日本人なら何か問題があっても日本国が補償してくれますが、外国人は除外される可能性があります。そしてインド大使館からの連絡に従わなかった場合の被害には補償があるのか疑わしいです。
周囲のインド人はほとんどが帰国もしくはその準備をしているとかで、そいういえば同じビルに入っている某外資系企業に沢山来ていたインド人も全く見なくなりました。他国の大使館も、機能を西日本に移転とか自国人の自主退去用飛行機のチャーターなどの情報が多く入って来るところで、ご両親、特に母親が心配して泣いているという話を聞けば、いくら日本人が大丈夫と言っても「まず帰国」と思うのも当然です。本人も、もしこの件で健康を害して健康診断の結果が悪くなったら職を失うことになり、会社はその先面倒を見てくれないから、仕事より健康のほうが重要と思っていました。

インド大使館からは「今なら飛行機の切符が取得出来るが、さらに危険になった場合には切符が買えなくなるので今のうちに出国を」と何回も非公式に連絡があり、今週はずっと悩んでいたようです。そして本日昼前にインド大使館のWEBサイトに"Embassy Advisory(大使館勧告)"として「日本政府か宣言した排除(≒退去)地域および東京在住のインド人は予防措置として、より安全な地域への移動を考えたほうがいいかもしれない」みたいな文面が上がりました。
そこにはインドへの自主的出国のためにエア・インディアが補助席付きのB747を出すような話まで記載があり(3月18日の勧告には書いてありましたが、3月19日のものは内容が削除されています)、彼はこれを見て、退職してでも帰国することを決めて手続きし、会社を後にしたのでした。

1.5ヶ月の付き合いでしたが、インドのことをいろいろ教えてくれた彼には感謝しています。今まで興味が無かった国でしたが、機会があれば行ってみたいと思うようになりました。バンガロールは日系企業もあり、彼の潜在能力はそこでも評価されるでしょうから、インドでも仕事には困らないと思えるので、もしかすると日本に戻って来ないかもしれませんが、IT業界にいればどこかで再会できるかもしれません。そのことを楽しみにしています。

今日夕方に海江田サンが、電力供給が需要に追いつかず、停電するかもしれない。という会見があったので大急ぎで帰宅しようとしたら、山手線もすごい混雑になっていまして。そして小田急線たるや、みたこともないくらい人があふれていました。
電車の中は暖房も切られていてスゴい感じです。ま、ともかく無事帰宅。

ところで本日の福島原発の放水の件。夜間に放水したそうですが、どうやって照準したんでしょうか。月明かりだけで？サーチライトみたいなものが無くても照準できるんでしょうか。
それと、プールに水を入れるだけでいいのですか。放水って建て屋とか、釜を外から冷やしているだけみたいに思えるのですが、それって役立つのでしょうか。すごい不思議です。

そして米国が避難勧告している、原発から80kmって、南側は茨城県常陸太田市、南西は黒磯の少し北側、西は猪苗代湖の東端あたりですね。栃木にも係るとは知らなんだ。

3月14日(月)は社内でも終日出社しなかったのは、小田急線・宇都宮線・京王線の利用者各1名ずつでした。3月15日(火)はそのいずれも稼動したので、全員が出社。小田急線利用者である私も当然出社です。まずバスが日曜のダイヤになっていました。そして06:30AM過ぎに、既に小田急線上りホームには人が沢山。来た「臨時各駅停車」に乗ろうとすると、すごい混み具合です。あれ？相模大野始発だったはずなのに既にこんなに混んでるとは。そして新百合ヶ丘駅あたりで、もう積み残し乗客が出ます。車内は急行ですらかくや、というすごい混雑ぶり。そして1.5Hかかって、ようやく新宿に到着したのでありました。新宿駅は閑散としていたのが印象的。そして山手線に乗ったら、こちらは空いていたものの随分と時間がかかったりしたのでありまして、普段なら08:30AM頃到着するはずが09:10AM頃にようやく到着したのでありました。

さて出社してみると色々なことがありました。
・営業時間の変更。普段は09:00～20:00ですが、当面09:00～17:00に短縮
・ヤマト運輸が東北および茨城には配送しないことが判明
・入荷が遅れる
・仕事なさっているお客様が少ないのか、電話/Eメールが普段より少ない

しかし仕事中も福島原発のことが気になったりして、仕事の効率は上がりません。昼休みにコンビニに行くとパンや弁当は勿論、カップ麺もない状態。陳列棚には、被災地域への配達を優先している旨の紙が貼付してあります。そうこうしているうちに17:00となり退出したのですが小田急新宿駅もすごい混雑！取敢えず座れるように2本くらい見送って、そしていつものように爆睡して帰宅したのでありました。

明けて3月16日(水)。小田急線は日曜のダイヤグラムで運行とのこと。混んでいるとはいえ各駅停車も昨日ほどは混んでいませんし、確かに新百合ヶ丘で、各駅停車は急行を待ち合わせしました。しかし急行も7時前とは思えない混雑ぶり！私は行列の後ろに居たら積み残されてしまいまして、各駅停車に舞い戻り、成城学園駅からようやく急行に乗れたのでした。取敢えず会社には08:30AMに到着。そして本日も地震に遭ったりしながら、何となく？17:00になり退出したのでした。下り電車も想像を絶する混雑振りです。しかし電車から見る道路はいずれも空いています。まるで自動車通勤している人たちが電車通勤に切り替えたように思えました。
帰宅して聞いてみると、拙宅は輪番停電するはずでしたが、直前で実施されない旨の放送が流れたとか。

今回の地震および津波、そして福島原子力発電所の障害で被災なさった方、さらに行方不明になっている方やお亡くなりになった方々に対して、まずお見舞い申し上げます。
関東在住地域は輪番停電および食料・ガソリン・生活雑貨不足、そして交通機関の乱れ等に遭っておりますが、被災地に較べれば軽微なことと思っています。まずは被災地の手当て、そして復興が第一義と思いますが、その後には現在停滞している関東地域の経済も憂慮すべき事態かと思っています。
そんなところで思うのですが、今後はテレワークというか在宅勤務が以前より現実化するように感じます。それも「終日在宅勤務」ということではなく、出社するのだが早めに退出して残りは在宅で作業、みたいな形態が増えるような気がするのです。もちろん月に数日は「終日在宅勤務」ということもあろうか、と。
また今までのように「新しいものが最善」という認識や、便利さ最優先ではなく、多少の不便さをガマンする方向になるような気もします。深夜営業も、実施していない場所があっても許されるというか、それくらいの不便さを受け入れるような感じがするのですが、皆さんはどうお考えになられますか。

地震で思い出しましたが今日面白い話を聞きました。
取引先のお方が先週金曜の地震のときに「ISOベース」という免震装置が稼動したのを見たそうです。耐震固定したサーバラックはガタガタ震動していて、ディスク故障もやむなし、と思えるのに対して免震装置はゆっくり移動するんだそうで、許容範囲内であればディスク類も故障しないし良いのが分かったのだが、許容範囲を超えるとラックごと飛び出すから完全に破壊されてしまう可能性が高いとか。その点耐震固定だとディスク類が故障する可能性はあるが完全破壊には至らないよね。とのことで、面白い考察と思いました。