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静岡にてダイナパック計測してきました。

結果は見ての通り7037rpm発生時で201.5馬力でした。

結構少ない様に思えますが、フルノーマルのアルテッツァ（カタログ値210馬力）で計測すると150馬力だそうですから出てるっちゃ出てるんですけどね。

んで今回５台計測したんですが、同じアルテッツァ同士でもパワー特性に大きな差がありましたね。

主な仕様をここで紹介させて頂きます。

①パワーＦＣ現車合わせ仕様

②４スロ仕様

③スーパーチャージャー仕様

④ターボ仕様

⑤同じくターボ仕様

１台目はＣＰＵを若干変更してパワーアップした仕様です。

２台目は４連スロットルを装着したレスポンス重視の仕様です。

３台目はおいらです。パワーエンタープライズ製スーパーチャージャー装着してエキマニやら触媒やら交換した仕様です。

４台目はパワーエンタープライズ製ターボを装着した、280馬力までパワー上げたモリモリ加速の仕様です。

５台目はトラストターボを装着した仕様です。

結果は①で160馬力、②で167馬力、③202馬力、④で227馬力、⑤で1201馬力？（爆）でした。

ここではダイナパックを使用しましたが、計測はローラー式とダイナパック式の違いをちょいと説明しますね。

ローラー式はタイヤとローラーに負荷かけて計測します。ですがタイヤとローラーの間にスリップが発生するので正確な数値が測れなくなる事もあります。

ダイナパックはタイヤを外し、ホイールを締めるボルトで測定器をジョイントして計測します。ですからスリップなど不安定な要素が全くありません。

また、ダイナパック式のほうがローラー式よりも低く計測されるので、平均で１．２～１．３の補正値を使うのが一般的です。

ですので計測馬力から１．２５の補正数値をかけて計測すると、大体の馬力が分かります。

そうすると①で200馬力、②で209馬力、③で252馬力、④で283馬力、⑤で1501馬力？（爆）となります。

ノーマルですと187馬力となり、すべての車で実際のアルより馬力は出てるんですが、トルクカーブではすべての車で明らかに違いましたね。

ちなみにトルクは加速、馬力は最高速で計測すると考えて下さい。

①はノーマルより若干パワーアップした仕様ですんでさほどカーブに変更点はありません。アル独特の4000rpmからの落ち込みが見られました。

②は流石４スロ！ってカーブでした。4000rpmと5500rpm部分でトルクが大きく発生していました。つまりレスポンス重視の車と言えるでしょう。

④はというとターボ特有の最初の落ち込みはあるものの、そこから3000rpmでドッカンと上昇してます。そしてまた落ちてから4500rpm付近で更に加速してきます。この上昇が気持ちイイと感じるトコなんでしょうね。

⑤は実は計測不能だったんですよ。非常に残念な結果だったんですが、5000rpm以上にブースト上げるとノッキング発生してしまい、このままフルブーストかけるとブローしてしまうらしく、断念せざるおえない結果となりました。ですのでダイナパックは1200馬力まで計測出来るので、計測不能で1201馬力という事にしといて下さい（笑）

③はおいら。画像見て貰えば分かりますけど、そのまんま落ち込む事無く6000rpmまでトルクカーブがほぼ一定で上がっていきます。

つまり良く言えばドコからアクセル踏んでも加速してく、悪く言えば加速が常に一定なので張り付く様な加速が体感出来ないといったトコですね（笑）

でもパワーエンタープライズ製のスーパーチャージャーはクセがあり、3000rpmからの落ち込みが激しくあり、そこから一気に加速していくんですよ。

おいらそのクセは充分に分かっていたので、この落ち込みを打破すべく、メタル触媒を入れました。

このメタル触媒は普通の触媒よりフィルターの穴が大きい為、ストレートパイプ（いわゆる直管パイプ）に近い構造となっております。

これを入れた事により、落ち込みが解消されてストレス無く回るエンジンへと変貌したんですよね。

パワーじゃターボに負けますけど、扱い易さではおいらの車が上回っていましたので良しとしましょう（笑）

マニアック過ぎてスマソ（笑）