日の出前の九十九里浜にやってきた。
今朝は波が荒いな。
こんな荒波だと波乗りにいいだろうな。
でも、辺りには写真を撮る人が、ちらりほらりといるくらい。
なんだ、サーファー野郎ども。根性ねえな。
と思ったら、背後の砂山からぞろぞろ出てきた。
次から次へとやってきては
準備運動もそこそこに海に入っていく。
彼らはどうやって海のコンディションを知るのかな。
家を出る時は真っ暗で、天候は想像つくだろうけど
波の状態までは知る由もなかろうに。
私も家を出る時には、日の出の状態はわからない。
海まで来て、意外と雲が多いことを知ったり
そうでないことを喜んだりと
ちょっとした賭けをする。
サーファーの皆さんはでも、そんな博打をうってる気配はない。
波がいい状態のときは、決まって人出がある。
きっと、なにがしか
今朝の海の状態を知る術があるんだろう。
それは潮の干満だったり
月の満ち欠けだったり
気圧配置だったり。
そして多分、風だったり。
砂浜に軽トラが一台停まった。
おじさんが、網を海に投げ入れてる。
聞くと、カニが取れるという。
「こんくらいのやつ」
両手の親指と人差し指でまるをつくる。
「だけど今年は暖かくてまだダメだな。
サーファーも海が温かいって言ってるしな」
そうか。
どーりで小一時間海辺で風に吹かれても寒くないわけだ。
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♪ 多分、風 サカナクション
このPVは九十九里浜で撮影されんだって。
道理で見覚えのある波だとおもった。
Posted at 2016/11/18 22:57:52 | |
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