失敗するカメラを買いました。
えーっと、語弊があるかな。
ちゃんと撮らないと、きちんと失敗してくれるカメラ
を買ったのです。
最近のものって、歩留まりを良くしようとして
失敗しないものが多いんですけど、
カメラも、ビデオも、クルマもそうなんですけど
それがちょっと厭で。
やっぱり、失敗するのって大事だと思う。
復活の呪文のメモを間違えると
復活できない、あのスリリングさが
冒険をより思い出深いものにしてくれる、みたいな。
カメラの好きなところは、自分でピントを
合わせるところ。
ピントリングを回すとぼやけた景色の向こうから
キリリと像が立ちあがってくる、あの感じ。
でも、オートフォーカスが主流になって
いや、マニュアルフォーカスがもう絶滅寸前になって
そんな楽しみは、カメラから消え去ってしまった。
それを味わうなら、銀塩カメラを買うしかない、って感じ。
なので、デジ一をむかし買ったけど、すぐ飽きて売っちゃった。
でかいコンデジだ、って割り切って買ったんだけど。
やっぱりいちばん美味しいところがないとね。
デジ一で、マニュアルフォーカスを楽しむとなると
かなーり良いグレードじゃないと厳しい。
高級機でないとファインダーが良くないので
目でピントがつかみにくいのです。
そんなお金ないしー、と思ってたら
PENTAXがやってくれてました。
じゃん。
昔のレンズ資産をきっちり活かせるような仕組みが
いろいろと盛り込まれてるカメラです。
中級機なんだけど、ファインダーはビンビン。
ま、昔の銀塩カメラと比べるとお粗末ではあるけど
それでも、最近のニコンやキャノンのデジ一の最高機種並み。
レンズも買いました。
たぶん30年位まえのMFレンズ。
これもニコンやキャノンに比べれば安い。
ペンタックスなんて、まーったく思い入れがなかったけど
SMCレンズなんて全然知らなかったけど
もしかしたら、長いお付き合いになるのかも。
そしたら、長野のあのメーカーのレンズも買ってみよう。
愛用のR-D1sと並んで、長野コンビだ。
どんな絵が撮れるかは、またの機会に。
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♪ MISS TAKE~僕はミス・テイク~ BUCK-TICK
Posted at 2013/12/10 05:24:33 | |
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