新しいレンズを手に入れたので
やっぱりここに来ないとね、ってことで
朝の海にやってきた。
でも、思ったより雲が多くて
肝心の朝日はお預けだ。
気温が高くて小春日和な感じで
だから、なんだかギャラリーも多い。
主役不在の舞台みたい。
サーファーもいる。
釣りのおっさんもいる。
中年と若い男性の二人組もいる。
ジョギング途中のお姉さんもいる。
脇役はずらりと揃っているんだけど
肝心の主役は、雲のどん帳の向こう側だ。
そこにいるってのは、なんとなくわかる。
そういえば、こないだ、そんな感じの夢を見た。
ある人と一緒に歩いた(とされる)路地を歩き
その人と一緒に入った(とされる)店に入る。
記憶の中では懐かしい、と思ってるけど
今から思うと見たことのない景色。
でも、肝心のその人はいない。
ゆかりの人が何人も出てきた。
やあ、久しぶり、なんっって
朝食のバイキングを同席するんだけど
やっぱり肝心の人はいない。
その人のお姉さんが登場したこともあった。
お姉さんとは初対面。
自己紹介をされたあと、その人の事を一方的に話された。
あんまり、いい話題じゃなかった。
どのシーンも会話の端々や、景色にある空気のなかに
その人の影が見え隠れする。
でも、肝心の姿は見えない。
まー、せめて夢であっても逢えると嬉しいんだけどな。
どこかで自制してるのかね。
中学生ころの夢で、美人のシャワーシーンを覗く
機会に恵まれるってのがあった。
シャワーカーテンをそっとめくると
そこにいたのは、私の父親だった。
やっぱり、どこかで自制してるんだ、きっと。
夜の夢より、白昼夢みたいな、もやもやした妄想のほうが
遠慮なく自由に夢想しておりますな。
昔の友人で、いつだって夢は、行き着くとこまでいく
って豪語する奴がいたけど、でも、自分にそんな特技があったら
きっと、夢から戻って来られない気がする。
みなさんも夢って無意識のうちに自制しちゃうもんですかね。
そういえば、レンズはいい感じで
キリッともやっとしてくれる。
今朝は春みたいな写真が撮れました。
そういえば、って
どういえばいいか判らない話題の枕詞だって気づいた。
そしてそれは、ほとんどの場合、本題だ。
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♪ デイ・ドリーム・ビリーバー 忌野清志郎
Posted at 2014/11/06 22:45:43 | |
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