とても影響を受けた人の展覧会に行ってきました。
でもその人は、展覧会がはじまる二日前に死んじゃった。
タイミングがいいのか悪いのか。
その人の名前は、赤瀬川原平という。
美術館のある町の駅に降りてあるく。
土曜日の午後で、町はのんびりしたもんです。
赤瀬川原平は、絵を描いたり文を書いたり
カメラを撮ったり、それを無駄に集めたりする人で
私は、その文章と収集癖に影響を受けた。
あとはものの見方にも、とても影響を受けた。
先月の終わりに、死んじゃった記事を見つけて
「あれま」と思った。
同時に、地元で展覧会と関係者のトークショーが
企画されてたことを知って、また「あれま」と思った。
これは行かない訳には。
トークショーには申し込んだけど、外れた。
南伸坊とか久住昌之とかが来るやつだったから
申し込みも多かったようで、選に漏れちゃった。
美術館は、駅から真剣に歩けば10分ちょっと
カメラ片手にぶらぶら歩いたので30分くらいでついた。
会場には、デビューというか、若かりし頃の血気盛んな作品から
枯れた最近のものまでたくさんの作品が展示されてて
ちょっとお腹いっぱいだ。
カメラ好きだったこともあって
精密なカメラの絵が大量に展示されてたり
愛用のライカとかゾルキーとかビビドとかが並んでるんだけど
会場内は撮影禁止なのになあ、って妙な感じ。
とても影響を受けた人だけど、直接交流があったわけじゃないし
未読の著作も幾つもあるので、死んじゃってもあんまり支障ないんだよな、ってのが
とても不謹慎な感想に思えて、バツが悪い気がして
香典代わりに本を買ってきた。
ちょうどいい感じのマフラーも売ってたので買った。
彼の著作「老人力」が思いのほか売れて、記念に仲間に揃いのマフラーを
贈ったってエッセイを読んだことがあったので、それに因んだ。
これも何かの縁でしょう。
今治のマフラーと老人力の本。
今治は前に好きな人に、お礼にってタオルを贈ったっけ。
あれから私もだいぶ老人力がついて来たよ。
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♪ Time Waits For No One The Rolling Stones
Posted at 2014/11/24 03:06:26 | |
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