
7/25の日本公開まで待っていられず、海外出張中に見てきてしまいました(/ω\)
今年の公開初日全米興行収入のトップに立った映画、「Godzilla(ゴジラ)」です。
日本の公開まで一か月半もあるので、極力ネタばれを排除するよう努力しますが・・・
今回のゴジラは、ある意味自然の脅威として描かれています。銃撃・砲撃を一切意に介しないし、ただ目的があって移動するたびに、結果的に町を破壊し、多くの犠牲者を出します。とは言え、人類に怒りをむき出しにして襲い掛かる訳でもなければ、助けてくれる訳でもない。あまりにスケールが大き過ぎて、超然とした雰囲気すら感じます。
しかし一方で、ゴジラは自分の天敵に対しては、徹底的に闘争本能むき出しで戦いを挑みます。
「人類は、自然を克服することができたと思い込んでいたが、実はまったくその逆だった」という渡辺謙のセリフが出てきますが、本作はゴジラという怪獣の姿を借りたディザスター・ムービーであり、人類があまりに大きな脅威に翻弄されつつも抗い、その中で家族の愛を再確認していく姿を描いているとも言えそうです。
物語は、日本の原発事故から始まり、ホノルルではゴジラ出現による津波があまりにリアルに描かれ、最期には北米西海岸で核爆発の危険が迫る、という今の世の中ではもはや全く絵空事とは思えない危難が描かれていきます。怪獣映画としてはオーソドックスな物語展開の中にも、緊迫感と骨太なメッセージがしっかりと込められていると言えましょう。
特撮は一級品です(゚∀゚)
怪獣の造形も素晴らしいし(ゴジラのスタイルに好き嫌いはあるかも知れませんが)、特殊効果もスケール感・リアル感が半端ないです。私は、これだけで何回でもこの映画を見ていられます(*^_^*)
ゴジラ好きな監督(ギャレス・エドワーズ)が撮っただけあって、過度にゴジラを露出させない演出は、怪獣映画としても面白いし、ゴジラファンにはもう堪えられない仕上がりだし、普通に話題作として見て頂いても十分楽しめると思いますよ~!(^^)!
Posted at 2014/06/08 17:40:42 | |
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