今週の火曜日の事ですが、11月の○耐に向けて、袖森まで自主練習に行ってきました。
前回走行は9月12日。このときのベストは1分25秒7。
チーム仲間で、同じ106に乗るChiroroさんのベストが1分24秒1とくれば、目指すタイムは当然24秒台!
そして意気込んで迎えた1枠目。
あれれ? 全然、ダメです。1分27秒1がやっと。
2.0Tチームのウェットのタイムって感じで、ほんと情けない。
1枠走り終えて、もう気分的にもがっくりです。
悩んでいても仕方がないのでインターバルで反省タイム。
今日はいつものお友だちが居ないので孤独です。
そんなとき、澤さんの姿が!
何人かでノートパソコンを覗き込んで、ログデータの解説をしています。
どうやら、エリーゼとポルシェ乗りの方がレッスンをお願いしたみたいです。
こっそり後ろから混ざって、教えてもらおうかと思っちゃいました(笑)
で、インターバルでの振り返りの中身ですが、
特に、思い切って進入できていない4~5コーナーの走り方をメインにあれこれ反省。
前日に予習は当然ながらしていました。
その予習どおりに、頭の中では、あそこでブレーキ踏んで、ここで曲がって・・・
走りながらコース図を頭の中で描いてトレースしていくのですが、走りに結びつきません。
2次元でイメージしているものと、実際に飛び込んでくる風景や挙動はまったく違います。
よし!それなら、と思いついて、ノートに書いたのが、
「自分が見える景色の中でベストポジションを探せ!」
でした。
この言葉の意図は、平面のコース図からイメージしたことをあれこれ考えるのではなく、実際にコーナーごとに飛び込んでいくときの景色から感じる自分の感覚を大事にしよう。
その感覚から、ベストのブレーキのポイントを見つけていこう、ベストのラインを見つけていこう、というものです。
以前、東次さんが、バイクだったでしょうか、タイムを詰めていく際の感覚として、風景を焼き付ける、的なことをブログで書かれていました。
とても詩的な表現だったことと、どこか僕自身も感じるところがあって、そのことは頭にひっかかっていました。
さらに、小富士でよくご一緒するかんた、さんが、最近のブログで、初めてのサーキットでも予習はされない、ということを書かれていました。
初めてのもてぎでも、その日のうちに修正してタイムを詰めていきます。
色々なサーキットを経験され、走りが身についた方はこうなんだ、とちょっと衝撃でした。
そんなことが背景にあり、走り方が分からない中で思いついた言葉でした。
こんな抽象的な言葉を課題に2枠目に臨みました。
神経を集中させ、車の挙動とそれを受ける自分のセンサーを頼りに、各コーナーに飛び込んでいきます。
すると、徐々に奥まで飛び込む事ができるようになってきて、いくつかのコーナーでは、そのときに飛び込んでくる風景と自分の操作がリンクするようになってきました。
それが12週目の1'26.6
そして、13週目からは1'26,0~1台でラップを重ねていくことができました。
何か自分の中でつかんだ感覚がありました。
そして、3枠目。
2枠目で得た感覚は消えていません。
ちょど澤さんのレッスンを受けていたエリーゼの後ろになり、ブレーキポイントを真似したりする余裕が出来てくると、さらにタイムが伸びて1'25.2~3あたりまで伸ばすことが出来ました。
前回のベストは、yutahaさんに引っ張ってもらったおかげで出したものです。
でも、ただひっぱってもらうだけではだめで、自分の感覚としてとらえる必要があるということを痛感しました。
とりあえず、今回のベストがこちらです。
ほんと粗だらけで、自分でも突っ込みたくなります。
最終ヘアピンなんて、どんだけクリップはずしてるんだ!
外からオーバーテイクの練習でもしてるんかい?と揶揄したくなります。
ま、恥ずかしいですけど、成長の過程という事で^^;
実はまだ、景色がみえていないコーナーがあります。
5コーナーへの進入です。
あそこへの進入時、そこから続く複合コーナーの絵をまだ3次元のものとしてとらえらてなくて、まだまだ手探り状態です。
次回の走行、たぶん1ヶ月後くらいだと思いますが、そのときは、リスクと安全の狭間の中で、5コーナーを攻略できたらと思っております。
あとは、今回つかんだ感覚が消えずに残っているか、ということを確認してきます(残っていてほしい~)。
Posted at 2014/10/02 23:01:37 | |
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