S1 シート考

S1のシート。原付より小さなシート。
これでも、加工次第では今時 最新の大きめツーリングシートより疲れなくなるという話があった。

某工房にて加工してもらったシートですが、やはり尻は痛くなる…という訳で、自作加工したのが前回までの話。
結局４回ほど改良工事をしました。
やはり硬めのシートが好み、という辺りも含めて読んでください。巷では尻が痛くなると言われるグロムの純正シートが理想的と思ってます。

ver.1 チップウレタンを芯材に、座面のみ柔らかいウレタンを貼る→柔らかいウレタンにほぼクッション効果がなく、尻が痛い

ver.2 ver.1の座面部に柔らかウレタンを追加→やはり尻は痛い上、尻にまとわりついて体重移動ができない

ver.3 ver.1のチップウレタンに、硬めと言われるウレタンフォームを貼る→ver.2よりはマシだが、傾向は似たようなもの。特にチップウレタン部の角が当たって、フルバンク時は尻に食い込む…

ここで一度心が折れてました。
改めて、グロムに乗ってみると…やっぱり、イイ。
という訳で、グロムのシートをゲット。800円。
これをバラし、ベース側をフラットに。
クッション材として利用してみました。

ver.1で作ったチップウレタンを少し削る。グロムのシートウレタンをなるべく活かせる厚さまで…。
グロムのシートのウレタン、やはり素材ではないので厚さが部分でまちまち…。
表面を削って座面の角度調整。ベースの角度の関係で、やはりフラットシートは作れず…。
結局プロシリーズ同様の形状となりました。
革を仮貼りして跨ってみると…悪くない。（ここでサゴウさんとこの革が限界を迎え、グロム純正の革に代替え）少し硬いのとチップ&純正ウレタンな段差が目立つので、全体をやわらかウレタンで覆って、革を張る。







悪くない。
試走が楽しみ！

しかし…この革は、ウレタンの仕上げの粗さが目立つ！！そして汚れが溝に入って落ちない！！

こないだまでの革が良かったなー…。