平成二十九年春巡業 大相撲八王子場所 ＠ エスフォルタアリーナ八王子

稀勢の里の横綱昇進で盛り上がる大相撲。
その春巡業、八王子場所に行ってきました。

春場所で見事な逆転優勝を飾った稀勢の里ですが、
そこで負った怪我の治療のため休場となってしまいました。
それでも、相撲人気復活を実感するような大入りとなりました。




本場所では見ることの出来ない「ぶつかり稽古」。


横綱が土俵に上がると空気が一変します。



このなかに未来の横綱が？


相撲の禁じ手をコミカルに紹介する「初切」では、会場が笑いに包まれました。他にも相撲甚句や太鼓打ちが披露されます。


序二段・三段目・幕下の各トーナメント、十両の取組を経て、いよいよ幕内力士の土俵入りです。



遠藤、指咥えてる場合じゃないぞ（笑


まだまだ老け込む年齢ではありません。頑張れ！


そして、横綱土俵入り。横綱土俵入りには2種類の型があります。型の名称になっている横綱が、現役時代に行なっていた土俵入りを起源としているそうです。
白鵬は不知火（しらぬい）型の土俵入り。不知火型の横綱は短命の横綱が多いと言われてきましたが、白鵬はそのジンクスを破り、見事な大横綱となりました。


鶴竜は雲竜（うんりゅう）型の土俵入り。休場の稀勢の里も雲竜型です。


白鵬と同じ不知火型の土俵入りを披露する日馬富士。
同じ型でも、その横綱によって印象が少しづづ違いました。


巡業とは言え、幕内の取組は迫力が違います。


結びの一番は、横綱同士の取組です。


大横綱白鵬の貫禄は、一味も二味も違いました。



全取組終了後に弓取式が行われ、打ち出しとなります。



本場所は高校生の頃に一度だけ見に行ったことがありますが、巡業は初めてでした。巡業では、会場の売店で買物をしていると後ろに力士も並んでいたり、サインをもらえたり、一緒に写真を撮ってもらえたり、力士と身近に触れ合うことができます。真剣勝負の本場所とは違う、巡業ならではのリラックスした雰囲気を楽しんできました。