
シトロエンエグザンティアのA_/Tの修理。
症状は後退はするが前進がしない。エマージェンシーモード(3速ホールド)になると前進出来るという症状です。
早速、テスター診断で故障コードの読み取りし油圧の不具合と表示があり、A/Tオイルの量と色の確認問題が無く
最近バルブボディーのソレノイドバルブも交換済みという事で、念のためバルブボディのカバーを外し正しく取り付けられているかチェックし何も問題がありませんでした。以前A/T修理で入庫した客様から話を聞くと(何処かのショップでソレノイドバルブを交換して他の不具合まで発生し結局、新品のA/T交換を進められた)と言う話もありましたが、結局バルブボディの組み間違いでした。という事もありましたので。
そして前進か後退どちらかがしないという症状のときは、A/T内部のブレーキバンドの破損が考えられますA/Tを外し故障の原因の確認したら、やはりブレーキバンドのリベットの破損でした。
ちなみに新しいバンドのリベット部分は強化されています。
その画像が下の画です。青矢印が破損部分です。
T'z AutoではA/T(AL-4・DPO)のオーバーホールが得意としている作業なので早速お見積もりです。
今回はオーバーホールより新品のA/Tの方が金額がお安く、新品のA/Tを取替えさせて頂きました。
部品が届き早速取り替えです。その作業画像が下の画です。

左側が新品A/Tです。
スムーズに作業が進み(結構ハイドロ等の配管があり作業が大変なんです)無事取替えが終わり
テスターで各センサーの数値確認と1時間以上のロードテストを終えて無事に納車が出来ました。
フランス車のA/Tでお困りの方は是非!T'z Autoを御利用しては如何でしょうか。
Posted at 2013/09/12 15:56:11 | |
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