最北FC号が手元に無いので、 逆に余計にクルマの事ばっかり考えてる今日この頃です。
クルマ弄りネタは全くないので、 今日はちょこっと経験談を交えて、 これからハイチューンエンジンをセッティングしていく人の為に参考になればイイのかなと(^^;)
先日これ・・・
を回しながら インジェクター噴射タイミングを考察してました。
そのときに気づいた事について綴ってみようと思います。
私は 基本 エンジン組んだり 加工や溶接などのハードなクルマ弄りはできませんが、 MoTeC(古コン)弄りを8年前からしてるので 燃調&点火セッティングだけは自分で なんとかかんとかやってます。
燃調のやり方としては 回転を上げていくとピークトルク付近までは燃料は増量しますが、 そこから上の回転は燃料を絞っていく方向でセッティングします。 ロータリーエンジンの場合だと10000rpmまでは簡単に回っちゃいます♪
ブースト圧は上げていくと燃料は比例して増量します。
燃調の基本は こんな感じだと思うんですが、 私のFCでブースト1.3kまでの燃調は ほぼバッチGoo!だったのに、 そこからブーストを上げていくと あるブースト域から異変を感じたことがありました。 ターゲット空燃比がズレたんですが、 このことが気になってて 模型をクルクル回してて・・・・。
私のエンジンはクロスポートなので、 オーバーラップが大きいです。
自分のエンジンのポートを見たことは無いんですが(汗)、 上の模型を回してて、 クランク角度でいうと たぶん140℃前後の間隔がオーバーラップしてると考えられます。
インジェクターの噴射量って通電時間です。 なので噴射量%が増えるっていう事は噴射してる時間が長くなるっていうことです。 エンジンは回ってる訳なので 噴射量%が限界値辺りになると 私のエンジンの場合オーバーラップにより 「生ガス」が 排気されてると考えられます。 これが原因で高ブースト時に AFターゲットがズレたと考えれば辻褄が合ってきます。
こう考えると インジェクションタイミングを適正にしてても、 インジェクター容量に余裕がないとオーバーラップ大のエンジンだと 通電時間が長くなりインジェクター噴射率を増やしても それ以上は燃料が入らなくなる 生ガスが出るということになります。
パワーが出てくるに従って 濃い目のセッティングを強いられるようになるのは こういう事も考えられるのでは!? と思います。
オーバーラップ大のエンジンは通電時間を短くする為に 目標馬力よりも余裕のあるインジェクター容量にしておいたほうがイイと思います。
高ブースト=全開なので、 保険の意味でもイイのかなと(^^)
オーバーラップの無い(少ない)エンジンだと こんな事は考えなくても 合計のインジェクター容量がパワーに対して適正であれば問題ないと思いますが、 オーバーラップ大のエンジンだと考える必要はあるかと思います。
私のクルマのインジェクター容量は5700ccですが、 容量アップさせる事にしました。 保険の意味でも・・・・・ね(^^♪
Posted at 2016/01/28 16:35:12 | |
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