前回、思いっきりがっかりしたのですが、そうも言ってられません。。
先ずは、ノイズフィルター(1個50円)を電源の配線に入れます。
1個でもノイズは消えるのですが、心配なので2個入れました。
残念ながらこれでは、ザー音は消えたのですがブー音は消えませんでした。
よっしや!!と本腰を入れて対策でします!
・ブー音ですがこちらはハムノイズですね。
アース見直とDC/DCコンバーター+車の電源ノイズ対策に電源ノイズカット。
・微妙なワン音は、DC/DC出力の電源のリップルノイズでしょうか。。
・そして、徐々にワオ音が大きくなるは、オペアンプの発振ですね。
・最後に電源投入時にスピーカーからボッとびっくりする音がポップノイズです。
不具合が盛り沢山で頭がいたいです。。。
ワオワオ音の発振防止から手を付けました。
ついでにもっとカットオフの減衰を上げたく100Hz固定の減衰-6db/octx2段にするため、オペアンプを1個追加(50円)フィルターに必要な抵抗とコンデンサーを購入(500円)し回路を組みます。
小さい基板が追加アンプです。
出力が出ません。。かつ発振が止まらない。。プリアンプ+ローパスフィルター2段+終段アンプと4段アンプ構成!!
発信は、多段アンプの宿命??
ネットを探しまくり片っ端から実験しました。。最終的に出力に10KΩ+0.1μFを追加し、発振を止めます。
初段増幅+ローパスの1段目と2段めの間、終段アンプの前後と3箇所に追加です。
ついでに、初段を100倍の増幅率に最終段を50倍の増幅率としました。
アクティブフィルターとパワーアンプの電源配線でグランドループが。。これも発振の原因になっていました。。
アクティブフィルターは、+側の電源しか接続しません。。オーディオのグランドが電源の-と兼用になります。

次にブー音対策です。
電源のノイズカット用に1KHzのローパスフィルターを昇圧DC/DCの電源出力に入れます。(黄色丸)
本当はもっとカットオフ周波数を低くしたいのですが、コイルの値段が高いのでできるだけ安い材料の限界値までとしました。。
470μH(150円)コイル+2200μF(50円)電解コンデンサーx2でπ型フィルターを作ります。
パワーアンプのボリュームをバックパネルへ移設したのですが、これが最悪でブーのもう一つの原因でした。
シールド線を使用し、ボリュームの金属面にアース線を接触させて固定し、なんとか解消しました。
微妙なワン音は、FET(40円)+抵抗(15円)3本+22μFコンデンサー(30円)のリップルフィルター(オレンジ丸)
でパイ型フィルターの後ろへ追加し、各アンプへ電源供給します。
これで耳をスピーカーに5cmまで近づけないと聞こえないところまで来ました。。
車に載せて使えるかな。。?
つづく。。
Posted at 2020/07/10 09:53:53 | |
トラックバック(0) |
ハスラー | クルマ