2008年12月05日
高校受験を控えている娘がいます。
私にとっては、大事な娘なんです。
未熟児で産まれた娘は、生まれた産婦人科から救急車で医大へ搬送されました。
入院してるまりちゃんを置いて、私は救急車の後を車で着いて行ったんですが、途中の信号で見失ってしまい、当時医大が何処にあるか知らなくて、救急車が走って行った方向へ車を走らせ、大学病院らしき建物があったので、そこに車を止め、受付に行って、「今運ばれてきた赤ん坊の親ですけど、何処に運ばれましたか?」って聞いたものです。
受付の人は、「どちらにお越しですか?ここは農大ですよ」って。
医大の場所を教えてもらい、無事に着いた先の自分の子供の小ささに戸惑いながらも、その日の晩から毎日毎日、仕事が済んでから、別の場所で入院してる嫁さんの母乳を運んだものです。
はじめてこの手で抱き上げたのも私で、小さくて沢山運んできた母乳を飲ませるんですが、小さな注射器でほんのちょっとだけ飲んだら寝ちゃう娘が、今でも瞼を閉じると思い出されます。
早いもので、そんな娘も来年は高校受験です。
2年ほど前から家庭教師の先生にも来てもらって、見たい歌謡番組も、ドラマも我慢して頑張ってます。
老人ホームの社会勉強で行った時に見た介護士さんに憧れて、介護士になりたくて地元の看護科のある高校を受けようとしてるんですが、頑張っても頑張っても、成績が上がらなくて、家庭教師の先生が付いた2年前よりも成績が落ちて来てます。
そんな娘を見かねて、「あきちゃんが今いる順位は団子状態になってて、少しの平均点の上下で10番も20番も上がったり、下がったりの境目にいるんだよ」って話してたりしてました。
今日は家庭教師の先生も来る日だったので、少し先生とお話ししました。
「2年生の時に初めて来てもらってもう2年経ちますが、成績は上がるどころか、下がって来てるのはご存知ですよね?看護科の学校に受かるのか、今は分かんないですけど、今、この時、受かろうが、落ちようが、頑張ってる娘のこの頑張りが将来の自分への自信に繋がると思うんです。その今一番大切なこの時期に頑張っても成績が上がらない、先生が付いてるのに、前より下がったって感じてる娘が可哀想なんですけど先生は、どう思います?」
「私達でも仕事で同じ失敗を繰り返したら、何か間違ってるんじゃないか?って考えて別の方法を試してみたりするもんなんですが、この成績表を見て先生は一行に上がらない、この点数を見て自分の教え方が違うんじゃないか?って考えた事あります?」って少し強い口調ではじめて話してしまいました。
そして、私も中学の時先生が付いてくれてました。
オール2だった成績はオール3とちょっと上まで上がって、無事に高校も受かったんです。
あの時「やった!、もの凄く頑張った!」って今でも思ってる自分がいて、今の自分があります。
その時の先生にも今はもの凄く感謝してます。
娘に大きな期待はしてないんです。
少しでも頑張った分だけ結果を付けてあげたいだけなんです。
そのために先生に来てもらってるんです。
先生がいてくれて「良かった」って思って欲しいんです。
少しの結果に大きな自信が付くと思うんです。
今思うと中学3年生のこの時期が工業高校の電気科へ進んだ私の人生の選択期だったんだと思うと、娘にも今この時期を大切に大事に育って欲しいと思う親心です。
もう残りのテストは期末試験を一つ残しただけになっちゃいましたが、中学最後の試験で少しだけでも「頑張ったんだ!」って思わせてあげて下さい。って先生にお話しました。
がんばれよ、あきちゃん。
おとうさんより。
Posted at 2008/12/05 21:26:32 | |
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2008年12月05日
この記事は、
何百回聴いただろう について書いています。
いつもこの曲ばっかりだけど・・・
今年の春先に仕事が上手く行かなくて大変な事になってました。
仕事帰りの車の中で何度この曲を聴いたことでしょう。
いろんな事があって心が折れそうになってた時・・・
何があっても自分の心さえ負けない強い意志で立ち向かえば道は開けてくるって信じてます。
Posted at 2008/12/05 02:26:36 | |
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