続けてアップします。
最近IEでみんカラを使ってましたがエラーで全く
ブログが書けずサファリで書いてたら文字数が多いと
文句を言われ2回に分けてアップします。
次はシリンダーにピストンを装着します。使用する工具はこれですね。
ピストンリングコンプレッサー
ショックレスアンマー
トルクレンチ
14㎜12ポイントソケット
オイル
プレスチゲージ
まず一番シリンダーから取り掛かります。
その他のシリンダーはゴミや物が落ちないよう塞いでおきます。
ピストンを用意します。
ピストンリングは合口をずらしておきますが、
これは迷信です。
エンジンが回ってしまえば上下する間にピストンリングはグルグル
回ってるので意味がありません。
容積計算でオイルをぶち込む場合はずらした方がいいかも知れませんが
普通に組む場合は必要ないということです。
コネクティングロッドにウエスを巻きます。
シリンダーやクランクに傷が付かないようにします。
ピストン並びにピストンリングにオイルを塗布します。
しっかり塗りましょう。
しっかり締めこんで準備完了です。メタルにはオイルは付けません。
ピストン上面の向きマークとコネクティングロッドの
向きマークが揃っているか再確認です。
シリンダーにもオイルを塗布します。
しっかり塗りました。
1番クランクピンが下死点にあるか確認します。
シリンダーにコンプレッサーを密着させます。
コツとしてはピストンスカートをコンプレッサーから少し出して
やると合わせやすいです。
少しずつ叩いてはめ込んでいきます。
コンプレッサーとシリンダー上面が密着していないと
ピストンリングがはみ出てきます。
気付かずやると大変なことになります。
ある程度コンロッドが下りてきたら、巻いたウエスを
ゆっくり取り除きます。
無事装着できました!
下はこんな感じです。
同じように4番も組みます。
1番4番が装着できました。
1番4番のクランクピンオイルクリアランス測定です。
プレスゲージを使用します。
ボルト及びナットが接する部分にオイルを塗布します。
トルクレンチを使用して30Nmまで2回に分けて締め付けます。
締め付けが終わったらナットにマークを付け
ボルトとナットの位相差(90°)で塑性域締め付けを
行う。同じように2番3番も組み付けクリアランスを測定する。
オイルクリアランス結果
1番子メタル0.038㎜
2番子メタル0.038㎜
3番子メタル0.036㎜
4番子メタル0.038㎜
基準値
0.021~0.051㎜ 限度0.08㎜
合格ですね。
1番4番クランクピンにオイルを塗布します。
キャップにオイルを塗布し装着します。
塑性域締め付けで終了です。
2番3番クランクピンも同じように装着します。
完成まじかですね。
完成しました!ピストン組み付け完了。
結構慎重にすると一日があっという間に過ぎ去ります。
動きもスムーズに動くので問題なさそうです。
これで第一関門突破ですね。
それではまた次回もお楽しみ!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2013/12/24 23:46:59