私とロータリー　ロータリーとの邂逅編　第弐回

第弐回をこんなに早く書くとは思いませんでしたが^^;前回同様､FDに対しておもくそクルマナルシストな私の戯言です^^;しかも今回は前半REの話がまるで出て来ません(笑)無駄に長いです(をい)
　小学校中学年になった頃､家に初めてクルマが来ました(＾▽＾)って言ってもSA22Cとかなどではなく､中古のファミリアです(笑)型式は覚えていませんが､リヤスポも無い実用3HBでした^^;

　クルマといえばFRと､勝手に思いこんでいた私は､このファミリアを下から眺めていて｢何でデフが見あたらないんやろ(ﾟヘﾟ)？そんなにこのクルマのデフ､小さいのか｣と勝手に悩んでいました(をい)おまけに母親が新品で買ったタイヤ二本をリヤに入れたのも､激しく秘密です(´ヘ｀;)

　このファミリア､買ってから２年とちょっとで処分する羽目になりましたが､その時買い換えたクルマが､何故か新車のファミリア4ドア(笑)でした｡
　特別仕様車という事でした､どこが特別かと聞くと､Dラーはこう説明していました｢1300ccのボディに1500ccのエンジンが載っています｣とのこと｡

　同じ車種で同じボディに違う排気量のエンジンが載っているのは､別に特別でも何でも無い筈ですが､私なりにこの説明を解釈すれば｢元来1300ccしかｴﾝｼﾞﾝの設定が無い廉価グレードに､価格を抑えて1500ccのエンジン(だけ)を搭載して販売､ほかの装備は廉価グレードのまま｣って事だと思います｡

　私も親と一緒にDラー行っておりその説明を聞いた時､ラジコンのモーターを非力ながら省燃費な380系(当時は380系モーターのEPラジコンが有りました)から現在のスタンダードの540系に積み換える様なモノと勝手に解釈して､思わず

｢エンジンだけ強化して､シャシー性能は付いてくるのですか?｣

　等と言語道断な発言をしてしまいました(をい)相手してくれていた営業さんはすかさず｢ちゃんと強化していますから､大丈夫(^0^)｣と答えて頂いたと､記憶しています^^;

　それからファミリアの納車も済んだある日､自宅に｢RX-7｣のカタログや価格表などが届いていましたΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！図鑑で知ったあのロータリーエンジンの搭載車です(^0^)

　時代から考えてFC3Sの筈ですが､まさに｢よろしくメカドック｣の那智渡が操るあのRX-7そっくりな雰囲気のメチャカッコイイクルマの外観や､メカニズムの写真が並んだカタログをずーっと眺めていました。SA22Cを4WDに改造してラリーを走っていた記述も､心躍るものが有りました｡
　まあ､価格表を見て､とてつもない価格にビビりましたが^^;一番安いGTでも､当時の私の金銭感覚の常識をぶちぬけた価格でしたから(￣□￣;;)
　その営業さんは､親のクルマの納車を終えた直後､店を辞められたそうです｡親は全く走りとは関係ない趣味なので､親が請求したとは考えられず､この営業さんが私の発言から､走りに関心が高い少年だと解釈してくれて､その好奇心を満足させてあげる為､仕事とは関係なくわざわざ私の為にRX-7のカタログを持って来て頂いたとしか思えないのです｡

この営業さんが今､どうしているか解りませんが､私にとってロータリーを印象づけてくれた事を､心より感謝しています｡o(*^0^*)o