いもきんさんの
コメントに対応して♪
エヴァ芸人
稲垣 早希の
コスプレヴァージョンねたですo(^0^)o
ソースです。
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拝啓、エヴァ様。出逢わせてくれてありがとう。

「なんじゃコレ!?」。エヴァンゲリオンの最初の衝撃をひとことで現すと、そんな感じでした。
まだ、私が中学2年生だった時のことです。何気なく、深夜のテレビ番組を見ていたら、アニメ版エヴァンゲリオンの再放送をやっていて。もともと、アニメは好きだったので、「ガンダムみたいなロボットものかなぁ」と思っていたら、とんでもありませんでした。
戦闘シーンで腕はちぎれるわ、内蔵はとびだすわで……「これは単なるロボットアニメじゃない! 今までにないパターンのヤツがきたぁ!」と。つまり、「なんじゃコレ!?」だったのです(笑)。
その後、やっぱりエヴァはロボットではなく、汎用人型決戦兵器人造人間であることがわかったりして、どんどんハマっていきました。
ある作品にハマった場合、私は監督をはじめとするスタッフの方々の作品にかける意気込み等も調べまくるんですが、エヴァの場合は、どうもハッキリしないんですね。庵野監督自身が迷いながら作っていらっしゃるようで。だったら、「好き勝手に受け取ろう」と、私はエヴァを自由に楽しんでいます。
好き勝手に受け取っている私が、とくに好きなのは、テレビアニメ版第9話の『瞬間、心、重ねて』。エヴァはアクションシーンが生々しくてリアルなのも魅力なのですが、この回は、アクションシーンの描き方が「なんじゃコレ!?」なのです。主人公の碇シンジと、私がモノマネをやっているアスカの二人は、ふだんから仲が悪いんですね。
ところが、敵を倒すためにはどうしても仲良くする必要がある。あうんの呼吸で挑まないと勝てない敵だった。そこで、仲の悪い二人が精一杯の努力をして、力を合わせる訓練を積むんですね。そういった山あり谷ありを経ての戦闘シーンって、めちゃめちゃ見せ場じゃないですか?
なのにですよ。なんと、音的な効果を音楽だけで処理してしまったんです!
もちろん、映像的には戦闘シーンが描かれているんですけど、シンジとアスカの台詞のやりとりが音声的にはないんです。 どうやら、台詞のやりとりも収録していたらしいんですが、庵野監督が編集段階で「やっぱりクラッシック音楽だけにしよう」ということで、台詞部分の音声をカットして、戦闘シーンのふたりの台詞のやりとりは口パクになってるっていう(笑)。
そういう意味で、音的には、音楽だけでみせてしまったのです。第9話のこの場面は、抜群にカッコいいシーンであり、エヴァ好きにも評価の高い名場面のひとつだと思いますね。
・ヱヴァンゲリヲン箱根補完計画|芦ノ湖編 序:「アスカとレイ、二人きりの芦ノ湖で…」
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アスカのモノマネは、エヴァにハマった中学2年生の頃から始めていました。「アスカに近づこう!」……っていうか、エヴァ風の言い方をすると「私もシンクロしたい!」
と、アホみたいなことを思いまして(笑)。
結局、アスカに憧れていたんだと思います。エヴァに登場する女の子では綾波レイの人気が高かったのですが、私にとっては断然アスカでした。当時の私は思春期で、人見知りで、全然しゃべらない子だったんですね。
ところが、アスカは元気いっぱいの女の子で、自分と正反対であるアスカの性格に憧れたのだと思うのです。ところが、これもエヴァの深い作品性故なのですが、途中からアスカが精神的に病んでしまうのです。アニメなのに、彼女のヘコみようが半端なくてめっちゃリアルなんですよ。
私は、そんなリアルな描写にひいてしまうこともなく、「アスカみたいな強い女の子でも弱い部分はあるんだ」と、ものすごく共感したんです。憧れと共感が交差する不思議な感覚。そんなアスカに“シンクロ”したくて、私は毎日練習を繰り返しました。
ビデオを見ながらマネするだけでなく、テープレコーダーで音だけ録ってその声を聞きながら、家族が寝静まってから練習したりもして(笑)。
中学生の頃は、アスカのモノマネが仕事に役立つなんて思いもよりませんでした。
きっかけは、ふたつありました。
ひとつは、オーディションでした。もともと、私はNSCのタレントコース1期生で、芸人ではなくタレントを目指していたんですね。だから、レポーター等のオーディションでも「特技=モノマネ」と書いていて、「じゃ、やってみてください」となると、アスカのモノマネをしていたんです。
当時は、衣裳も今のようなコスプレチックではないし、ネタにもなってないしで、私がアスカをやっても変な空気になるだけだったんですね。でも、そんな空気の中、なぜか審査員のうちの一人だけが爆笑してくれるっていう現象が、どのオーディション現場に行っても続いたんですよ。私は秘かに思いました。隠れエヴァファンって、けっこういるんだなぁと。
っていう、自分なりのデータを掴んだ頃、今の相方と突然、お笑いコンビを組むことになったのです。ネタの作り方なんて一切わからないし、途方に暮れている頃、あるプロデューサーの方から「オタクライブの前説があるから萌え漫才をやってみないか?」と誘われたんです。
私は、萌え漫才の意味がわからなかったけど、萌え=アニメかなと思い「アニメだったら私、エヴァンゲリオンが好きだから、それだったらネタが作れるかもです」と。オタクライブの前説出演をきっかけにして、ネタを作り、そのネタがエヴァンゲリオン漫才だったからこそ、M-1に挑戦することにもなって。そのネタでM-1の2回戦を通ることができた時には、「中学2年生の時、エヴァにハマった私ってばナイス!」と、昔の自分に感謝してしまいました(笑)。
・ヱヴァンゲリヲン箱根補完計画|箱根湯本編 序:「大ピンチ!? 箱根湯本駅に使徒襲来!!」
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おかげさまで、アスカのモノマネを認知してくださる人が増えて、本当に幸せです。最初は1着しかなかった衣裳も、今では5着に増えました。実は4着目の衣裳までは、ヤフーオークションで落としていたんですが、オークションで自分の住所と名前を告げるのが、さすがに恥ずかしくなったので、一番最近の衣裳は、コスプレショップで購入したのですが(笑)。
大阪吉本の若手は、baseよしもとの舞台に立つことが多いんですね。
でも、私たちは、大阪・日本橋でライブすることをメインにしているんです。日本橋は、東京の秋葉原のようにオタクの人たちが多い土地柄。だから、エヴァンゲリオン漫才をやっても、他でやるのとはウケどころがまったく違うんですよね。私がボケて相方が「わかるか!」とツッコむのが笑いになるのが普通なんですけど、日本橋では、相方が「わかるか!」とツッコむと、お客さんから「それを知らんの!? ありえへんから!」とツッコミが入るっていう(笑)。
つまり、私のボケよりも、相方の無知をみんなで笑うっていう感じなんです。もしも、いつの日か、桜で冠番組が持てたら、この場所でなにかを始めたいと思うほど、桜というコンビにとって日本橋は「ホーム」なのです。
私にとってのエヴァンゲリオンは、「出逢わせてくれてありがとう」という感謝すべき存在なんですね。でも、エヴァが好きというだけでオタクと呼ばれることには、抵抗があります。だって、「じゃあ、ほんまの服好きも、オシャレって呼ばずに“服オタク”って呼んでや!」と思ってしまうから。それに、私ごときがエヴァオタクを名乗るのは、10年早いとも思うんですよ。オタクの世界は奥が深いですからね。私よりもエヴァを愛してる人たちは、もっともっといると思うから。
もしも、エヴァを一度も観たことがないっていう人がいるとしたら、私にとっては「一生服を着ないで生活する!」と心に決めた人ぐらいありえないタイプ。これを機会に、ぜひ、魅惑的なエヴァの世界に飛び込んできてほしいです。その際、アニメ版の1話だけを見て拒否らないでほしいです。
たしかに、エヴァの世界観は難しいところもありますが、なんとか5話、つまり、「ヤシマ作戦」が終わるまでは観ていただきたいです。そうすれば、綾波レイも登場しますし、それまで「なんで僕がパイロットなんだよ」と心を閉ざしていたシンジが、ちょっとだけ心を開くという人間ドラマもようやく描かれ始めますので。
私は、好きな場面を繰り返し観るタイプなので、すべてを通してではないですが、500回は見返しているエヴァンゲリオン。何度観ても飽きないですし、アニメ版終了以後も、毎回エンディングが違っていたりして、目がはなせないのです。2007年から公開されている新劇場版の結末も、「なんじゃコレ!」と思わせてくれることを、私は夢みています。
・ヱヴァンゲリヲン箱根補完計画|金時山編「アスカ、金時山で加持さんとデート!?」
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月刊チャージャー7月号
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拝啓、エヴァ様。出逢わせてくれてありがとう。
引用終わり。
言われてみれば、コスプレヴァージョンでも無理に
「アスカ」の仮面をかぶっていない
「素の稲垣早希」が出ているときの方がカワイイ感じですo(^-^)o
さすがいもきんさんです♪よく気がつかれましたね(^-^)