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スマートフォン人気で回線大混雑 パケット定額制の継続は「悩ましい」?
J-CASTニュース 7月5日(火)19時53分配信
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スマートフォンやタブレットPC人気は衰えず
スマートフォンの急速な普及で、トラフィック(データ通信量)も急激に増大している。携帯電話の回線が混雑し、負荷の高まりも深刻化してきた。
携帯通信各社はスマートフォンの利用に、上限金額を設けてデータ通信を「使い放題」にできる「パケット定額制」を提供する。トラフィックが増える一方で料金は抑えられる形になり、各社にとっては悩ましいところだろう。
■従来型携帯電話の24倍のトラフィック生む
調査会社のコムスコア・ジャパンは2011年6月30日、国内のスマートフォン利用者が11年3月時点で976万人に達したとの調査結果を発表した。従来からのトレンドを加味すると、現時点では1000万人を超えているとしている。
総務省では、モバイル機器によるトラフィックの爆発的な増加を懸念する。同省移動通信課が5月27日、都内で開かれた無線通信事業のイベント「ワイヤレスジャパン2011」で公表した資料によると、2010年9月時点で、移動通信によるトラフィックは四半期で13.2%増となり、年率換算で64%アップとなった。今後トラフィックを引っ張るのはネットブックやスマートフォンで、スマートフォンは従来型携帯電話の24倍のトラフィックを生みだすと指摘した。
国内で米アップルの「アイフォーン(iPhone)」を契約する場合、ソフトバンクモバイルは定額制を採用している。ひとつはパケット数にかかわらず月額5460円、もうひとつは390円からスタートしてパケット数に応じて課金され、上限5985円で頭打ちになる料金体系だ。これ以上は支払いが発生しないのだから、利用者はアイフォーンによるインターネットの接続や、動画のダウンロードなどで巨額の請求が来るという心配は必要ない。
しかし事業者にとっては、スマートフォン人気が続けば回線への負荷も増えるのだから頭が痛い。対策を施さないと通信が滞ったり、ネットの利用に支障をきたしたりする恐れがある。だが定額制を維持する以上、トラフィックの増大と比例して事業者の収入が増えるわけではない。そのためか、米通信事業会社のAT&Tは2010年6月、パケット定額制を廃止して、一定水準を超えたデータ通信には従量課金制を取り入れた。この決定についてツイッター上で質問されたソフトバンクの孫正義社長は当時、「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです」と苦しい胸の内を吐露していた。
■「無線LANスポット」増設で負荷減らす
増大する回線への負荷を減らそうと通信各社が力を入れているのが、「無線LAN」サービスの拡充だ。外出先でも無線LANに接続できれば、利用者は3G(第3世代)回線よりも速い環境でネットに接続でき、事業者にとっては携帯電話回線の混雑解消につなげられる。
KDDIは6月30日から、鉄道の駅や電車内、空港、地下街などで無線LANに接続できるサービスを開始した。スマートフォンに専用のアプリケーションを入れて起動させると、無線LANの電波が届いている場所にいれば自動的に3G接続から切り替わる。2012年3月末までに、全国10万スポットの開設を目指す。ソフトバンクモバイルも、5月1日から都営地下鉄全線の駅構内でのサービスをスタート。コーヒーチェーン「スターバックス」でも、無線LAN接続に対応する店舗を全国で増やしている。
NTTドコモは無線LANスポットの増設に加えて、2010年12月に商用サービスをスタートした「LTE」と呼ばれる次世代高速通信の普及をにらむ。最速の状態では「光回線並み」になるという速度で、3Gより速いことから「3.9世代」と位置付けられている。現段階でカバーしている領域は首都圏をはじめ主要都市の中心部に限られており、対象機種もデータ通信用カードなどにとどまっているが、今後はLTE対応のスマートフォンも開発されるものとみられる。
各社とも対応策を講じているものの、スマートフォンが圧倒的なスピードで広まりつつあるだけに息が抜けない状態だ。
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最終更新:7月5日(火)21時43分
引用おわり。
在来型の携帯電話と違い、勝手に通信を始め、その結果使ってもいないスマートフォンのパケット通信料がうなぎ登りになり、顧客から「
サギだ」とのクレームが殺到。
それゆえ国内全ての携帯電話事業者はスマートフォン専用の「パケット通信料を上限で固定すれば、機器代金の割賦か、パケット通信料の上限金額が有利になるプラン」の訴求に走りました。
結果、スマートフォンユーザーが「使わなければ損」とばかり遠慮ナシに通信を行い、その結果、モバイルインフラのトラフィックが増大、このままスマートフォンが増えていけばパンクするのは必死と相成りました。
元々「インフラ整備が遅れていて、エリアに難がある」ソフトバンクはiPhoneの爆発的な普及の時から、
グループ企業の公衆無線LANをはじめとしたWi-Fi環境の訴求を行っており、トラフィックの急激な増加に関しては、すでに手を打っていました。
そして都市部では、飲食店やカラオケボックス、イエローハットなどでも
SofBank系Wi-Fi機種に限定したWi-Fiスポットがたくさん有ります。
相変わらず都市部でつよく、地方が弱い(そういった商用施設が少ないorz)のは変わりませんが(--;)
壱方、インフラ改善に定評のあるdocomoは、
関連企業の公衆無線LANの訴求より、次世代通信手段の「LTE」を武器にモバイルブロードバンド専用のインフラ整備を、都市部中心に普及させています。
壱番遅れているのは、スマートフォン市場では出遅れ感のつよいKDDIです、今年になってやっと自社ブランドの公衆無線LANサービス開始と相成りました^^;
このままだと、米AT&Tのように「スマートフォンの定額制廃止」にすらなりそうですorz
あと、記事で間違いを発見しました。
>国内で米アップルの「アイフォーン(iPhone)」を契約する場合、ソフトバンクモバイルは定額制を採用している。ひとつはパケット数にかかわらず月額5460円、もうひとつは390円からスタートしてパケット数に応じて課金され、上限5985円で頭打ちになる料金体系だ。これ以上は支払いが発生しないのだから、利用者はアイフォーンによるインターネットの接続や、動画のダウンロードなどで巨額の請求が来るという心配は必要ない。
私が知っている限りSoftBank扱いのiPhoneのパケット通信プランは
1029~4410円の二段階プラン
か
4410円の完全定額プラン
しかなく、後者のプランのほうが機器代金の割賦契約が有利なので殆どの契約者が後者を選んでいます。
記事内のプランは、SoftBank扱いのAndroidスマートフォン(競合他社のAndroidも下限金額以外はほぼ同じですが)のパケット金額を表しています。
Posted at 2011/07/06 23:56:36 | |
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