

いきなり
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裁判員広報映画を使用自粛
最高裁は8月7日、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状が出た酒井法子容疑者(38)が主演していた裁判員制度の広報映画「審理」の使用を自粛することを決めた。ホームページでの無料配信を停止したほか、DVDやパンフレットの配布・貸し出しを中止した。庁内に掲示したポスターもはがし、今後予定している裁判所の行事での上映も見送る。
映画で酒井容疑者は、正当防衛が争われた殺人事件裁判の裁判員に選ばれた主婦を演じている。最高裁は約7100万円を投じ、これまでに約19万枚のDVDやポスターなどを作製。関係機関に配布するなどして、制度の周知や啓発に利用していた。
(2009年8月7日配信)
引用終わり。
実際の被疑者が裁判員のイメージキャラクターを務めるとは皮肉なものである。
ただ、この報道に隠れてもっと大切なコトが報道されているのを見落としてはならない。
ソースです。
地検に詳細開示求める=菅家さんの取り調べ録音-弁護団
8月11日21時9分配信 時事通信
足利事件で再審開始が決定した菅家利和(62)さんについて、不起訴となった別の2件の幼女殺害事件の取り調べを録音したテープが残っていた問題で、菅家さんの弁護団は11日、宇都宮地検や栃木県警などに詳細な事実関係の開示を求める文書を送った。
弁護団によると、地検にはテープの録音内容や録音時の状況、不起訴処分にどう影響したか、足利事件の録音テープはないかを問い合わせた。
続けて別の
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菅家さんの取り調べ録音=検察がテープ保管、検証で発見-足利事件と別の2事件
8月11日11時29分配信 時事通信
栃木県足利市で1990年に4歳女児が殺害された「足利事件」で、最高検は11日、再審開始が決まった菅家利和さん(62)に対し、不起訴処分となった別の2件の幼女殺害事件で、検察官が取り調べた様子を録音したテープが存在していたと発表した。最高検が捜査の検証過程で発見した。
検察関係者によると、録音内容には、両事件について菅家さんがいったん「自白」した後、否認に転じたやりとりも含まれているという。
菅家さんは足利事件で起訴された後の91年12月、79年に起きた別の保育園児殺害事件で再逮捕され、その後処分保留とされた。92年2月には、84年に発生した幼稚園児殺害事件でも書類送検された。
最高検によると、録音テープは足利事件での起訴後、これら2件について、処分保留から不起訴となるまでの間、宇都宮地検の検察官が菅家さんを複数回取り調べた際のもの。この検察官は、足利事件も担当していたが、同事件では録音しなかった。
録音は菅家さんの同意を得た上で、担当検察官の判断で行われ、長時間にわたっているという。最高検が立ち上げた検証チームの調査の中で、同地検に保管してあった資料から発見された。
同じく別の
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<宇都宮地検>菅家さん取り調べ録音「足利」とは別の2事件8月11日12時59分配信 毎日新聞
最高検は11日、90年に栃木県足利市で4歳女児が殺害された「足利事件」で再審開始決定を受けた菅家利和さん(62)について、当時、宇都宮地検が最終的に不起訴とした別の二つの女児殺害事件に関する取り調べ状況を録音していたと発表した。テープは地検に保管されており捜査・公判の問題点を調べている最高検の検証チームが内容を分析中という。
菅家さんは足利事件で起訴された91年12月、79年に起きた5歳女児殺害事件で再逮捕され、92年2月には84年に行方不明となり86年に遺体が見つかった別の5歳女児殺害事件でも送検された。
最高検によると、宇都宮地検の担当検事は再逮捕の翌月の92年1月から2事件を不起訴とした93年2月まで、2事件に関する取り調べ状況を複数回録音した。冒頭部分には録音について菅家さんに承諾を求める検事の声が録音されている。一方、足利事件そのものに関する録音テープはないとしている。
菅家さんは当初、2事件について「自白」したが、最終的に否認したとされる。検事が録音した目的は不明だが、証拠が乏しく慎重に捜査するためだった可能性が高い。弁護団の佐藤博史弁護士によると、菅家さんも「拘置所に検事が何度か来て、その都度テープに録音していた」と話したという。。【安高晋、岩佐淳士】
最後の
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菅家さんの取り調べを録音 最高検が公表
8月11日12時12分配信 産経新聞
栃木県足利市で平成2年、4歳の女児が殺害された足利事件で再審が認められた菅家利和さん(62)に対し、宇都宮地検が、不起訴処分とした別の2件の幼女殺害事件について菅家さんを取り調べた際の様子を録音していたことが11日、分かった。最高検が公表した。最高検が足利事件の検証作業の過程で、同地検内に保管されていたカセットテープを発見したという。
菅家さんは平成3年12月に足利事件で逮捕、起訴された後の同月、昭和54年に足利市内で行方不明となった女児=当時(5)=が殺害された事件で再逮捕された。平成4年1月に処分保留となったが、翌2月には昭和59年に同市内で行方不明となった女児=当時(5)=が殺害された事件でも書類送検された。同地検は平成5年2月、いずれの事件についても「犯行を裏付ける物証に欠ける」として、菅家さんを不起訴処分とした。
最高検によると、宇都宮地検の主任検事が昭和54年の事件を処分保留にした後、複数回にわたり菅家さんを取り調べた際、この2事件についてテープに録音した。テープには主任検事が菅家さんから録音の了承を得る場面などが収録されていた。
検察関係者によると、ほかに、菅家さんが2事件の犯行をいったん自白し、その後、最終的に否認に転じる様子なども含まれており、テープは数十本に上るという。
足利事件でも、菅家さんは当初、犯行を否認していたが、警察官から「科学的証拠が挙がっている」と迫られ、うその自白をしたとされる。
最高検は、足利事件の捜査・公判の問題点の検証を進めており、録音テープが重要な参考資料となる可能性もある。
引用終わり。
今更、不起訴になった容疑の録音テープが出てきて、しかもこのテープで、壱度は自白をしておきながら否認に転じた様子が記録されているとのこと。
しかしながら、同じ検事が取調べをしたにも関わらず起訴した事件に関してはテープを残していないとは。
これは、不起訴にした事件に関しては取調べに問題があり公判を維持できないことが明らかで、それゆえ自白調書を取っておきながら不起訴にせざるを得なかった、しかしながら冤罪事件に関しては、コレまで不起訴にすると検察のメンツが立たないので、菅家さんがシロでもクロでもどうでもよく、アトでバレると問題になる程の自白の強要で無理矢理犯人にしたてあげる為。拷問じみた取調べを行い、自白を強要したとしか思えない。
Posted at 2009/08/11 23:59:00 | |
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