
音楽系の話が立て続けに来ると思った方、残念でしたw
今日は政治に関して思った事がありましてこんな内容です。
↓は
故・松下幸之助さんの著書
「素直な心になるために」(PHP研究所)から引用しました。
赤字のカッコ内は私の補足(蛇足^^?)です。
寛永の頃(大阪夏の陣も終わり、徳川が盤石の基盤を築いた頃です)、幕府の勘定奉行(PCのソフトでは無くて^^;)を勤めた伊丹播磨守康勝は、農民や町民の為に利を計ることがおおかったと言います。
たとえば,その頃、税金を公儀に納めて、甲斐国(今の山梨県)から出る鼻紙をひとりで商っている商人がいたのをうらやんだとある富豪が、「私にお任せ下されば、これまでよりも壱千両多くの税金を納めます。どうかお許し願います」と願い出ました。
それに対して、評議では許すことに決まりそうだったのですが、播磨守ひとりは反対しました。富豪はなおも熱心に願い続けたので、参年後には老中などの執政の人々の意見も許すことで一致しました.そのとき播磨守は「これより後に、盗賊のおこらぬ道が立ちますなら、いかにも許しましょう」といいました。
人々がその訳をたずねると、播磨守は次のようにいったと言うことです。
「鼻紙というのはみなの生活必需品ですが、その値段が低いから世の助けになっています。千両多く税金を納めるといいますが、その千両をどこから引き出すつもりなのでしょうか.その紙の値段を上げて小売商に卸し、小売商がまた値段を上げて売るようになったら、値段は相当高くなるでしょう。
少しくらい高くなっても、富んでいる者にとって何でもありませんでしょうが、貧しい者にとっては、やはり自分の商うものの値段を上げて、高くなった鼻紙をかえるようにするしかありません。壱物の値段が上がれば、万物の値段も同じように高くなるのは道理です。
諸物価が高くなって、求めようにも求められなくなる場合には、盗みという事がおこります。盗むことが世に盛んになったら、どういう政治をしてこれを防げるでしょうか。盗みは貧よりおこります。わずかに千両の金がふえるからといって、世の風俗をみだしてはなりません。税金を多くしようとすれば、物の値段が高くなっていくのです。このことをよくよくお心得願いたく存じます。」
人々は、播磨守の遠いおもんばかりを知って、みなその言に従ったという事です。
幕府の役人としての立場から言えば、税金が壱千両もふえるということは、願ってもない話だったかも知れません.だから他の役人たちは、これを許可しようではないかという意見を持ったわけでしょう.これはこれで壱つの考え方です。
しかしそれはそれだけの考え方というか、壱つの立場にとらわれた考え方です。播磨守はそれだけの考え方に留まることなく、そのことによって更にどういう影響が出るのか、どういう結果を生むのかといったことを深く考えました。それで、税金が壱千両ふえるというプラスのウラに、より以上のマイナスがあるという事を見ぬいたのではないかと思われます。
播磨守のそういう遠いおもんばかりはどこから生じたかというと、それはいわゆる視野の広さというか、物事の壱面だけをみるのではなく、その全体の実相といったものを見つめてその道理を知ったところから生じたのではないでしょうか。そしてそういう道理がわかるという姿は、やはり素直な心の働きによって生まれてくるものではないでしょうか。
ただ、このような広い視野で物事の背景なり全体の形を見ぬくと言うことは、これは実際の世の中の仕組み、人々の生活の姿というものを知らなければ、できないと思います。しかし、播磨守にそれが出来たということは、やはりつね日頃から世の中の実際の姿を知り、ものの道理という物をつかんでいたからではないでしょうか。そしてそのようにものの道理を知ると言うことも、素直な心をもって世の中を見、またこれに対処していたからこそではないかと思うのです。
なお、播磨守の高見にさらにつけ加えるべきことは、盗みが多くなればさらに物価もあがるという事です。つまり、取りしまりの役人もふやし、家々もカギをふやし、という様な事をすれば、いっそう物入りとなって、めいめいの商うものの値段をさらに上げることにも結びつくでしょう。すなわち、治安が乱れればますます物価が高くなるわけです。
今日のわれわれも、物価の問題についていろいろと悩まされていますが、お互いに播磨守の様に道理を知り、遠いおおもんばかりをもって物事を考えることも壱面において大切ではないでしょうか。そして、そのためにも、まずお互いつねに日頃から、素直な心というものを十分養い高めて、常に素直な心が働くよう心がけて行くことが大切だと思うのです。
引用終わり
ふう、コピペ機能って偉大ですね~ww(全部手打ちで引用しました)
単純に駐禁が多く、かつワッカ付けられても出頭しないドライバーが多いから、民間に委託して取り締まり+刑事罰から行政処分に移行させようとの建前で六月から行われてはや半年たちましたが、まあ予想どおりの結果ですね(--;)
これまでも短時間の路駐でキップを切られた事にハラを立てて警察官に喰ってかかっていたドライバーがいましたが、今回は警官とくらべて威圧感の少ない民間の巡視員になったのと、旧法では「十分以内の荷物の積み降ろし」は「駐禁」にならないという集金、配達などの業務に従事される方への救済措置がありましたが、新法では「
きりばいシール張られた瞬間から違反成立」と、恐ろしく融通が利かなく、かつ不公平(係員のスキルによってシール作成の時間は雲泥の差)な運用で、暴行事件くらい起きるとは思っていましたが^^;
立ち小キック壱発でニュース
噛みついた(ブランカ?)
ヘッドバッド(ジダン?…リンクはありませんm(__)m)
ちょっと記憶をたどるだけで参件も出てきました。
人ぶん殴るのは格闘ゲームのなかだけで結構wwwって感じです
関東の駐車場事情は殆ど知らないのですが、大阪市内にもなるとかなり厳しい駐車場事情になります。
異常に高いうえに、行きたい施設の近くにありません。雨の日は、せっかくクルマで行ったのに、土砂降りのなか、目的の施設まで足下ぼとぼとにしながら歩いていかざるを得ません。
そしてあのフラップは、ローダウン車にとっても優しくありません。しかも
「フラップでエアロ等を破損してもノークレーム」
といった注意書きは、とても目立たない看板(もしくは精算機のそば)に申し訳程度に書いているだけです。
コンビニにも
駐車場はありません。
定価販売ながら、
迅速に買い物が出来るのがメリットのコンビニに寄るのに、わざわざ買い物の数倍の時間をかけて駐車場捜す
手間をかけるくらいなら、
やむなく路駐で済ます方は
多いのではないでしょうか。
去年の今頃、
自動車関連の税金の暫定割増に関して役人達が
「道路事情はとても良くなった、お金も余っているからこれからは自動車関連の税金は暫定割増のまま、一般会計にして、さまざまな用途に使う」
とのたまっていたのを覚えておいででしょうか?
;ー"ー)_θ☆
「どこがやねん」
役人にスリッパでつっこみ入れてやりたくなりますwww
流石に手裏剣でつっこみ入れたら死んじゃうから自粛www
余っているならいるで、駐車場を国営なり県営で運営して「都市部で安く(もしくは無料)、便利な」駐車場を運営してくれって感じです。
で、タイトルのコンボのお話です。
絶対繋がらない様な気がするのですが、サクッと繋がりそうなのが以下の四段コンボww
「駐車場の無いコンビニで買い物」(都市部では路駐で済ます方も多いでしょう)
「レジが混雑していて順番どおりに精算して貰えず後からレジに並んだ客の精算が先に終わる」(「お待ちでしたらどうぞ」と新しいレジが空くと順番は多少前後するでしょう)
「順番抜かされた客が愛車に戻るとシール張られていたorz」
「店に戻りコンビニ店員に順番抜かされたせいでシール張られた等と逆ギレしてFirst Attack」
「そんなん『駐車したらアカン』てなっていてソレ解っていて駐車してシール張られたのは当たり前、逆ギレするのはおかしいやろ」っておっしゃる方もおられると思います。
が、埼玉(だったっけ?)で起きた「健康器具のデモ機に逆ギレして店員さんの目んタマ突く」とか「電車内通話を『マナー違反だからやめろ』と注意したら暴行をうけて、キレてカサで刺した(しかも休職中とはいえ、現職警官)」等、あり得なさそうな出来事が繋がっているのです。
今の日本人(警官も含めて)こんな風潮です
果たして、播磨守の様な高見を持った方が何名おられるでしょうか?
「ルールは守って当然」ではなく
「ルールを行政機構の都合で運用を変えたことにより、ルールを破る民が増えるのではないか?」とまで考える役人がどれだけおられるか?
播磨守の「取りしまりの役人もふやし」のフレーズを引用して「駐禁を民間委託して、警官の余った時間が、巡視員への暴行事件起こした被疑者への調書作成に喰われていては意味がないやろ」と笑ってあげても良いと思います♪
相変わらず、行政に「感謝」出来るのは先の事ですが^^;
長文最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m
そしてコメントや日記で、
タイトルおよび
今日の日記のヒントを提供して頂いた
朝霧の種馬さん。ありがとうございましたo(*^0^*)o
因みに播磨守の知行地(幕府より賜った領地)は甲斐国でした。ちょい伏線ですwww