画像はイメージです
まさかの伝統復活
みんカラを始めてからの風魔小太郎の保有車両の伝統は、ホワイト系のボディにMAZDASPEEDの参点エアロを纏わせたMT車両です。
その街乗りを担うFF駆動の車両の
伝統が実に肆年ぶりに復活しました。
去る霜月の末日,私のもとにやってきた新しいパートナー。
CBA-DJLFS グレードは極めてレアなモータースポーツベースの
15MBです。
実は、さらに時を遡る事弐千拾弐年の同じく霜月,長年連れ添った
LA-DW3Wから
,DBA-GE6フィット 13G Fパッケージ、ボディカラーも、ワインレッド系、エアロもなしの「伝統からかけ離れた」車両に乗り換えていました。
本来SOHCの1300ccではクラス最強出力のE/Gを与えられ,センタータンクレイアウトと多彩なシートアレンジ(その元祖はDWですが)そしてDWはおろかFDより長いホイールベースから来る室内空間の広さ、また
NOBLESSEの窪田社長がベタホメするハンドリングは、私のカーライフに大きく貢献してくれる筈でした。
ただ、このGE6は,純正装着タイヤが余りにも燃費と製造コストを重視していたので走りの質がかなり悪かったのと、ぎりぎりまでコストダウンしたバッテリーのせいか、オーディオの音質もイマイチ、何故か初回車検前にバッテリー上がりに見舞われたりするなど実用性はDW以下でした。
また購入店も、
東海マツタ 名張店ほど酷くは無かったものの、店頭納車の約束の時間に来店しても納車準備が終わっていなかった割にエア圧すら調整がされていなかった(納車壱週間目に確認した所、全てのタイヤの圧が壱.伍しか入っていない、つまり仕入れから壱度もエア調整されていなかった)ほど契約後の対応がいい加減でした。
そこに売ったら売りっぱなし感の店舗だって事を強く感じ、私の人を見る目の無さへの失望の余りその後壱度も足を運ばなかったくらいでした。ようは購入店の対応がクルマの印象まで悪くしていました。
事情を知ってる方はご存知の、当時の私の実質的なメインカーとなっていたL700ミラジーノのほうがスペック面では劣っているにも関わらず、まだ自在に操れるので、そっちに乗っていた時間と走行距離のほうがGE6より遥かに長かった事も含め、心を通わせる事が出来なかった車両でした。
それ以外にも色々あって、手放すことと相成りました。
手放す直前に交換した
MICHELIN ENERGY SAVERと
BBSのおかげで残り壱ヶ月だけは走りを楽しめて、その瞬間だけがこの車両を心を通わせる事が出来、本当に楽しめました。
まあその頃、というかその前にはL700も別の乗り手が物損事故を起こし、廃車になっていて最早乗ることは叶わなかったのですが。
先にGE6の次のオーナーが確定し、急遽乗り換え車両を探していた時にたまたま発見したのが上記の車両でした。
正直Gooで発見した時はあんまり良い印象も無く、クルマを見に行くのも実は乗り気では無かったのですが、GEの次のオーナーも確定していたの早急に乗り換えなけらばならないので、なかばイヤイヤ(をい)播磨の國神戸の最西端、神戸マツダ 神戸西インター店までGEで駆けつけました。この道中こそまさにGE最後の
「ご奉公」となりました。
すこし話が逸れますがこの道中でのGEの走りこそが、高速走行有り、神戸のワインディング有り、タイヤは
MICHELIN、ホイルは剛性感溢れる
BBSと私の生涯のGEライフの中で最高の走りを堪能出来ました♪
思わず壱度交わした譲渡の約束破棄してそのままGE
乗り続けたくなりました(をい)
店舗に到着後、担当して頂いた松岡様の話を聞き、実車見た時点で
「即決」
でした。
何でも、前オーナーは元来NCロードスター乗り。実用的な車両が欲しくてDJに乗り換えたものの、NCと比べると物足りなかったらしく壱年足らずでDJを売却して再度NCへ乗り換えたとの事。
まるで、
FDから
プレマシーに乗り換えた直後、
FDを再度購入した
ぶりセラーさんみたいですwww
納車前に、MAZDASPEEDの参点エアロを纏わせ、オートエグゼの車高調を装備させ、本来はアクセラ用と思われる本皮ステアリングに交換するなど、まさに純正ベースのカスタマイズは私に極めて近い価値観で、物凄くシンパシーを感じ、まさに前オーナーの意思を受け継ぐのは私しかいないと勝手に解釈、購入に至りました。
実車確認だけでなく神戸マツダの整備履歴とも照らし合わせ、本当に大切にされていたのが判った瞬間、このDJを延命させるべく、もう壱度DWを追加で購入して参台保有にしたくなった位です。
当然県外納車なので、私の居住地への持ち込み登録、そして納車はそれを専門にしている業者が実施するとのことでしたが、私が「そんな前のオーナーの想いの込められたDJを業者が自走で陸運局から自宅まで走って来るのは御免です」と我侭を言ってしまったところ。
松岡様「他府県登録はウチの運用上業者に委ねることになっていて、本来は出来ないのですが私が積車に乗せて県外登録、納車をさせて頂きます。」
との特別の計らい、しかも車庫証明が上がったのが何と
霜月の最終日、私も当日も労働入っていて、警察署から出来上がったばかりの車庫証明を持って出勤していたのをわざわざ取りに私の労働先に立ち寄って頂き、その足で陸運局にて県外登録、そして自宅への納車。
日程もギリギリで書類不備が壱つでも有れば、成立しなかったスキームです。
驚くことに当日は神戸マツダの
定休日、つまり
公休日であるにも関わらず、です。
間違いなく、松岡様の営業人生でも壱番
アクロバティックかつ
綱渡りな
納車だった筈です。
本当にありがとうございました。この想い、最早言葉で表すことなど出来ません。(みんカラに文章で表しているけど…苦笑)
恐らく神戸マツダのコンプライアンスが強化されたら、こんな納車は多分出来ない(どうも
陸運局によって少しづつ
受付基準が違うようなので、
兵庫の陸運局しか知らない神戸マツダが他府県で登録を実施するのは、
責任を持って登録出来ない可能性が有ったり、他府県まで納車は
営業マンの負担も大きいので、たぶんこれからはない筈)と思うので、これから
他府県在住で、神戸マツダでクルマ買う方、同じ事要求しないでくださいwww
松岡様だけではありません。本来であれば販売会社は、顧客の名義になった車検証を保険代理店にFAXするのは「常識」なのですが、そもそも定休日に他府県で登録したばかりの車検証をFAXなんて無理ですし、もし出来たとしてもどこで損保に加入しているかなんて私も話していませんでしたのでそもそも無理です。
そこで私の損保代理店、
山口自動車板金工作所の社長に事情を話すと、私の帰宅に合わせ自宅前で
車検証のコピー受け取る為だけに駆けつけて頂け、任意保険の切り替えも滞りなく行えました。本当に色々な方々の好意のもとにこのDJは支えられて私のもとにやって来ました。
何はともあれ、私の新しいカーライフの幕開けですo(*^0^*)o
長くなり過ぎたので車両のインプレは後日www
