
いよいよ北海道コペン旅1日目のスタートです!
この日は道南の城2ヶ所を巡った後は旭川まで高速移動中心の旅程を組んでいましたが、連れ合いの提案であちこち予定外の寄り道を織り込みながら思いのほか充実した1日になりました。
午前6時に起床。
天気は生憎の曇り空。旅館の周りは朝霧。
空気がひんやりとしています。北海道はやはり涼しいですね。
旅館の周りをしばし散歩した後、朝食を頂きました。
午前7時半に旅館を出発!最初の目的地、松前城に向かいます。
道すがら白神岬に寄り道。北海道最南端の岬です。
午前8時45分、松前城に到着。
日本最後の和式城郭です。1600年代に築かれた陣屋を幕末に拡張して、1854年に現在の形になったと言われています。
松前城を堪能した後、午前9時半過ぎに次の目的地「勝山館跡」へ向けて出発!
途中、松前城の近くにある松前駅跡に立ち寄りました。
松前線の終着駅として1988年まで駅として利用されていたそうです。
今は当時の石碑と観光案内所跡が残るのみになっていました。
地元のおばあさんが草取りをされていました。
海岸線を北に走り、午前10時40分、勝山館跡に到着。
この城は15世紀後半に築かれ、150年ほどにわたって北方交易の一大拠点として栄えたと言われています。
夷王山の中腹に階段状に築かれた館跡から海と港を臨む絶景が広がっています。
かつての城主がここに城を築きたくなった気持ちがわかりますね。
空が晴れ渡っていればさらに素晴らしい景色を楽しめたと思います。
お昼は夷王山麓の道の駅「上ノ国 もんじゅ」の2階にあるレストランで。
「てっくいかにラーメン」を頂きました。
#「てっくい」はヒラメの事だそうです。
昼食後は幕末マニアの連れ合いの提案で「えさし 海の駅」にある「開陽丸記念館」へ。
このあたりから雲が厚くなりポツポツ雨も降りだしました。
#ついに「北海道初クローズ走行」に・・・
開陽丸は徳川幕府により建造され、大政奉還後に榎本武揚ら旧幕臣により新政府を樹立すべく蝦夷地に到着した後、江差の沖合で嵐に遭い座礁・沈没した悲運の軍艦です。
この記念館は開陽丸を実物大に復元したもので、内部には沈没した開陽丸から引き揚げられた大量の砲弾などの遺品や艦砲のレプリカなどが展示されていました。なかなか見応えがありました。来て良かったです!
午後2時過ぎに開陽丸を出発。日本海から内浦湾へ渡島半島を横切るルートで道央自動車道の八雲ICを目指します。
内浦湾に出ると天気が回復!「噴火湾パノラマパーク」で休憩し、内浦湾を望む雄大な風景を満喫しました。
午後4時。道央自動車を北へ。
このまま旭川に直接向かうつもりでしたが、連れの「小樽に行こう!」の提案に乗って黒松内JCTで道央自動車をはずれ、一般道で小樽に向かうことに。
午後6時半、小樽に到着。小樽運河近くの駐車場にコペンを停めて運河の周りを散策しました。
小樽運河の景色、絵になりますね。
近くには歴史的建造物や昔ながらの路地裏が数多く残っていて、歩いていて飽きないです。
夕暮れから薄暮に空の色が移ろい行く一番いい時間帯の小樽を楽しめました。
夕食は北海道で是非とも食べたかった海鮮丼!
それも小樽で食べられるとは!小樽に引っ張ってきてくれた連れ合いに感謝です♪
この日の観光はここまで。午後8時前に小樽を発ち、予報どおり降り出した雨の中、旭川のホテルに向かいました。
(続く)
Posted at 2018/08/05 14:19:09 | |
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