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今日は、帰省していた娘を都内まで送り届けたのですがお正月休み最後とあってUターンラッシュは避けられません。そこでどうせ渋滞にはまるのであれば「EFFICIENCYモード」で走ってみよう。
「EFFICIENCYモード」は燃費重視のプログラムになっているとの事。
アウディドライブセレクトからEFFICIENCY（効率）を選択。
まず、ギヤの変速プログラムにDレンジとSレンジの他にEレンジというのがあることがわかりました。
Eレンジにすると、アクセルを踏み込んだときのレスポンスがかなりダルになります。
いくら踏んでも加速しない感じです。
タコメータをみると、1200rpmぐらいでシフトアップし、すぐにE7（7速）に達し800~1000 rpm を維持します。800 rpmだとほとんどアイドリングの回転数と変わらないレベルですし、十分なトルクが出る前にシフトアップする感じで、踏めども加速せずといった感触です。DレンジではSレンジのような加速ではないものの、踏めばそれなりに踏んだ分だけ加速しますが、Eレンジでは踏み始めは加速せずに踏み込まないと加速してくれないといった感じです。高速での追い越しはちょっと怖い感じすらします。
　その代わり燃費はかなり良くなる感じでした。渋滞でストップ＆ゴーを繰り返しながらも、止まってしまう場合はアイドリングストップが働くので燃料は消費されませんし、コンピューターでの平均燃費は、10 km/l 以上はいっているようでしたから、たしかに効率的といえそうです。
　「コンフォート」モードや「ダイナミック」モードでは走りのフィーリングに違いはあれど、いずれのモードも運転して気持ちがいいと感じますが、「EFFICIENCY」モードではパワー不足の普通の車を運転してるような感じです。逆をいえばどのようなアクセルワークで運転しても効率よく燃費を稼ぐことが出来るようにプログラムされているともいえます。渋滞では燃費は悪くなるのが普通ですから、10 km/l 以上というのはかなり効率的といえると思います。渋滞にはまった時だけ使うのがいいかもしれません。
　少しでも流れている道では、ストレスになると思いました。