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かめい堂のブログ一覧

2006年05月25日 イイね!

Rambling MINI ... 十和田湖へ

Rambling MINI ... 十和田湖へ十和田ICにて東北道と別れを告げ国道103号線に入った
僕らは、十和田湖へと先を急ぐ。
およそ、三万年前(20万年前という説もある)に始まる火山活動の結果、造形されたとされる青森県と秋田県に跨る二重のカルデラ湖までは、25Km ほどの道のりだ。
ほとんど信号のない直線路を気持ちよく走っていると
いきなり立ちはだかる、山道。
いよいよ外輪山へ至る、峠道。
コーナリングマシーン MINI の、本領発揮である。

シフトノブをSDモードに切り替え、9時15分に両手を合わせる。
右手の親指を押し、2速へとシフトダウンした MINI は、轟音と共にコーナーへ吸い込まれていく。
正確無比なステアリングを路面が促す方向へ傾け、頭に描いた軌跡をなぞるように頂点を通過する。
人差し指を引き、3速にシフトアップした MINI は、コーナー出口へ向けて腹の底から加速する。
生き生きと反応するこの瞬間こそ、駆け抜ける歓び、だったのか。
願わくば、この瞬間が連続してほしい。

視界が開けた先にはバスがいた。
そうだ、この道は。
地元の方々が日常的に使う生活路でもあり、国立公園へ旅行客を運ぶ観光路でもあったのだ。
吸い付くように制動するブレーキを踏み、黒煙を吐くバスの後に続く。
まぁ、よい。
ほんの一瞬であっても MINI の峠魂を感じ取れたのだから。

外輪山の頂点である初荷峠にて、脇でウズウズしている妻と運転を交代する。
ここから先は樹海ライン。
湖を左手に眺めながらの素晴らしいドライビングロードが控えているのだが、その前に。
右に左にとくねる峠道を下らなくてはいけない。

鬼嫁運転、初の峠責めである げっそり
Posted at 2006/05/25 15:45:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 温泉紀行 | 旅行/地域
2006年05月25日 イイね!

Rambling MINI ... さらに北へ

Rambling MINI ... さらに北へ5月19日
夕刻より雨という予報が信じられぬほどに強い日差しを背に受けた僕らは、さらに北を目指した。
行く先には十和田湖が、奥入瀬渓流が、
そして、秘湯の会が推薦する名湯が、ある。
逸る気持ちと一緒に走る東北道。
ではあったのだが ...
ステアリングを握る鬼嫁の様子がおかしい。
心なしか、MINI の挙動も変である。

なんか、フラついてない?

やっぱしぃーーー
さっきから真っ直ぐ走んないの


んっ、ついにきたか?
信頼のBMWが設計したクルマとはいえ、組み立てたのは旧ローバー社のライン。
今の今に至るまでトラブルらしいトラブルがなかったのは、単なる幸運だったのか。
にしても、こんなところで操舵系の不具合とは。
急遽、パーキングに入り運転交代した僕は本線上で、その訳を理解した。

これは、ワダチだ

ワダチって、高速道路なのに?

あるのだ。
首都高にだって、関越にだって、道路上に掘られた車輪の跡は存在する。
ただここは、その深さが違う。
100Kmで走る車窓から肉眼でもはっきりとわかるほどに、くぼんでいるではないか。
冬の厳しい自然がそうさせるのか、盛岡以北の東北道は荒れていたのだ。

小刻みに揺れるステアリングを握りながら僕の頭の中には。
かつてこの同じ道を、矢のように走ったシトローエンの記憶が蘇ってきた。
同じ 205mm 幅のタイヤでもあのクルマは、この轍をないもの、として走ったはずだ。
MINI の履く、45% というロープロファイルな輪郭のせいだろうか。
それとも、MINI は。

曲がることが好きなクルマだから、なのだろうか。
Posted at 2006/05/25 15:37:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | 温泉紀行 | 旅行/地域
2006年05月24日 イイね!

Rambling MINI ... 八幡平温泉郷へ

Rambling MINI ... 八幡平温泉郷へ盛岡に暮らす叔父が持つ別荘は
奥羽山脈の最高峰、岩手山の山麓に広がる
八幡平温泉郷の中に建つ。
南部富士とも呼ばれ、
雄大にして美しい山姿を誇る岩手山。
ではあるけれど、この温泉郷は。
その美しい山の別の面が見える裏側に点在する。
白樺の原生林の中にそびえ立つ荒々しい姿に
かつては活火山であったことがうかがい知れる。

PH4.4、強酸性とも思えるが成分上は弱酸性の単純硫黄温泉は、この別荘に標準装備である。
つまり、24時間いつでも自由に入れる源泉掛け流しの温泉が、自宅にあるようなものだ。
叔父のこだわりで作られた総檜の浴槽は、ここが温泉宿でもあるかのような香りを放つ。
ほんのりと硫黄の匂いを漂わせながら湯船に注がれる湯は、45℃と少し熱い。
でも。
加水するなんて、もったいないじゃないか。
浴室の窓を開ければ山頂から吹き降ろす風が、熱い湯を自然に冷ましてくれる。
なんと贅沢なことか!

この温泉付き分譲地は70坪で500万以下、という。
上屋を入れても1,000万円で温泉ライフを始めることができる、という。
安いような、気がする。
いいぞぉ、と叔父も言う。

マンションのローンを払い終わったらネ がまん顔

そんな妻の一言で現実に舞い戻った夜でした。
Posted at 2006/05/24 17:35:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 温泉紀行 | 旅行/地域
2006年05月24日 イイね!

Rambling MINI ... 盛岡へ

Rambling MINI ... 盛岡へ5月18日
鶯宿温泉から、盛岡市街へ。
叔父の家へ顔を出し鍵を借りるためでもあるけど、
盛岡冷麺を食するのが一番の目的。
数ある冷麺屋から今回は、市内中心部の食堂園を選ぶ。
おぉ、このコシ。
麺を噛む下顎に力が入る。
牛骨から丹念に煮出したスープはほんのり甘く、
大根キムチが醸し出す辛味と程よく絡み合う。
絶品なり!
生卵で頂く極上のカルビも単なる焼肉とは思えぬ味わい。
素晴らしきかな、盛岡焼肉事情 ほっとした顔

満腹となった僕らは、叔父のクルマで八幡平へと向かうこととなった。
自炊が基本の別荘では僕らが食事の用意をするのも大変だし、
そもそも、こんな小さなクルマじゃ買ってある食材を積めないじゃないか、と。
なるほど、それも一理あり。

結局、叔父の家にMINIを置き八幡平へ向かうわけだが、後にこれを後悔するとは思わなかった。
なぜなら、八幡平周辺は絶好のドライビングロードばかりであったから、だ。
Posted at 2006/05/24 17:26:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 温泉紀行 | 旅行/地域
2006年05月24日 イイね!

Rambling MINI ... 鶯宿温泉へ

Rambling MINI ... 鶯宿温泉へ一羽の鶯が傷を癒したとされることから
名付けられた鶯宿温泉は、開湯450年の伝統を誇る
盛岡の奥座敷。
美しい山間に開けた温泉地ではあるのだけど。
ひなびた風情が、ちょっと痛々しい。
そう、哀しいほどに寂れているのだ。
観光地であることにあぐらをかいて
人々の望む温泉街とは違う方向へ行ってしまった
熱海のように、閑散としているのである。
そんな寒々しい温泉街の中にあって、唯一、頑張っているのが
僕らが泊まったこの、長栄館である。

分あたり1,000Lを超える豊富な湧出量を武器に、
無加水、無加温、無ろ過、無循環のまま贅沢にも源泉をそのまま掛け流す、
PH8.3、弱アルカリ性単純硫化水素泉の湯は、肌を包み込むようにとても柔らかい。
そのお湯を楽しむ風呂は露天を含めて男女別に3つ(の計6)。
特に檜の香りが漂う浴槽においては、踊る湯の華の白さと使い込まれた檜の黒さのコントラストが美しい。

湯の華が舞うお湯
これだけで、この宿へ来た甲斐がある。
おまけに部屋は広く清潔で、料理も素晴らしい。
仲居さんはもちろんのこと、フロント、駐車場係り、掃除夫に至るまで、
働く人におもてなしの心が感じられる。
これで、1泊1万円弱とは安いではないか

惜しむべきは、この温泉街。
長栄館が一軒宿であったなら...、そう思わせる旅館であった。
Posted at 2006/05/24 17:14:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | 温泉紀行 | 旅行/地域

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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